ソ・ガンジュン:実際ですか?私は友情を選ぶと思います。実際ならば。
ソ・ガンジュン:相手がヨニ姉さんだったら話が変わりますね(笑)本当ならば友情を選ぶと思います。しかし、三角関係ってケースバイケースですからね。もしも私が好きな相手の女性が私の友達にその気がなければ積極的になりますけど、反対にその気があるとしたら友達に譲ると思います。
キム・ジェウォン:何だか良いキャラは全部独り占めしたいみたいです。(笑)
ハン・ジュワン:もし、ヨニだったら悩むと思います。私はもともと感情的になるタイプなので。
イ・ヨニ:まさに劇中のイヌと同じ性格ね。でしょう?
ハン・ジュワン:実際似てる部分はあります。でも、友情を大事にしないという意味ではありません。ただ、もしも相手がヨニのような人ならなおさら混乱すると思います。
キム・ジェウォン:私は彼らのロマンスにぜんぜん興味ありません(笑) 私は政治をどう行うべきなのかだけに興味がありますので。
ハン・ジュワン:誰を応援したいですか?カン・イヌとホン・ジュウォンの中で。
キム・ジェウォン:こう言うとダメだけど・・・・。
イ・ヨニ:じゃ、言わないでください(笑)
ハン・ジュワン:そうです。言わないでください。
キム・ジェウォン:そう?言わないほうが良い? わかった。やめる。二人ともうまくいくと良いですね。
ハン・ジュワン:でも、そこでカン・イヌだと言ってもらわないと!
キム・ジェウォン:わかった。わかった(笑) イヌです!
ハン・ジュワン:それまでは政治的な野望や気質がまだ彼には生まれる前だったと思います。そして、ジュウォンがどんな人なのかをイヌは子供のごろからずっと見ながら育ったんです。イヌは世の中がどう回ってるのか全然興味がない反面、親友のホン・ジュウォンは自分の価値観と時代的哲学を持って当時の不条理な社会を見抜く見解がありました。そんな中、イヌは自分の父親であるカン・ジュソンのいわゆるマフィアのような、合理的じゃない、不条理な、暗い面を知っていたので、友達を守ろうとしたと思います。
ハン・ジュワン:貞明公主が火器都監の一員として仕事を続けるんですが…。(ネタバレになってしまうので)どこまで話せばよいかわかりませんが。頭のところだけ話しましょうか。
簡単に言いますと、好きな女性が他の男と付き合ってる姿がどうも気に入らないし、納得行かないから、自分が一度ちゃんとこの女性を見守ってみせる、その他の男よりもずっと出来る男だと高慢で利己的な心が先走ってやってはいけない行動をしてしまうんです。
キム・ジェウォン:最初セット場で撮影をしていますが、私の相手はチプジュルム(現代の不動産仲介業者)とのシーンが多く、メイクルームで共演者の皆さんと挨拶をしましたが、私だけが違うドラマに出演してるような気がしました。独りぼっちになったような(笑) 挨拶はしたものの、私はずっといつも不動産の話や斧を持って組織の話ばかりしたり、何だか一人だけ違う現場だなと思いましたよ。でも、今は宮殿に入って皆と共に撮影ができています!
キム・ジェウォン:私が演じる綾陽君(後の仁祖)は幼い頃から王になりたい欲求や野望が大きく、それを父親である定遠君(チョンウォングン)に話します。しかし、父親をはじめ、周りの人たちは弟の綾昌大君(ヌンチャンデグン)が王になる人材だと思い、綾陽君が心に抱いていた意志を無視します。その後、光海によって家はメチャクチャにされ、父親と弟も死に至り、実際野人のような時期を送った人物です。周りから誰一人、彼のことを思ってくれたり、世話をしてくれたり、期待などしなかったので、自ら主動的に生きる道は王になることで、その透徹な目的だけが彼を動かせる原動力となるんです。王になろうとする目的意識の中で、回りの人々が彼のキングメーカーとして一人ずつ集まるようになります。でも、劇中で光海が綾陽君に対して「お前は何者でもない」と話すシーンがありますが、まさにその通りの人物でした。誰一人、彼が王になるとは注目しませんでしたから。王としてのカリスマや力がなかったんです。でも、自らの意地や執念、「私は王だ。王になれる」とずっと思い続けてる間、彼をサポートする人々が現れます。結局、仁祖反正を通じて王になります。でも、個人の欲求や欲望だけによって得たものは、副作用が生じます。望むものを手にすることで、反対に他人はそれを失ったり、被害を受けたり、それによって起きるハプニングもあると思います。
キム・ジェウォン:最初、仁祖になる前、綾陽君の頃は本当に何者でもない、存在感のない人物を演じたかったです。誰が見ても「あれ何者?どうしたの?」 「あれが王になるの?まさか」と思わせるため。そんな彼に周りの人物が一人ずつくっつくんです。それで、彼の思いや欲求、興奮する心をしっかり捕まえるんです。キム・ジャジョムとカン・ジュソンがその主な人物で、「落ち着いてください。抑えてください」と話しますね。だんだん王としての姿へと変貌していきます。しかし、民から愛され、尊敬される王へと変貌というよりも、個人の欲求、野望から始まった王への執着だったので、周りの人々のたくさん被害を与えるようになります。
キム・ジェウォン:ドラマ『華政』は仁祖が出演する前の光海の時代は民をとても大事にし、愛する聖君として光海の姿が描かれたとしたら、その後の仁祖の時代は個人の欲望で王位を奪い、民をとても愛する貞明公主とのイデオロギーの対立が新しく披露されるシーズン2だと思います。とても面白い展開になると思います。たくさんのご関心、愛情をお願いします。
イ・ヨニ:二人の男性から愛される貞明公主ですが、彼女自身が選択すべき、本当に心で思うホン・ジュウォンがその相手ではなく、政治的にはカン・イヌを選ぶしかない部分があります。そのような葛藤や三角関係をご覧ください。
ハン・ジュワン:すでに光海の時代が終わる前にも貞明が光海が大事にする火器都監の人たちを救うために心ならずも、カン・イヌと婚約せざるを得ない話がありました。これからシーズン2、後半ではより本格的にそのような部分が熾烈に描かれるのではないかと思います。
4名:KNTVでの日本初放送にご期待ください!今日はありがとうございました。
(完)←前頁へ