2曲目に入る前に、ステージで生着替え。日本に来る前に訪れたオーストラリアで焼けた背中を見せての生着替えにファンは絶叫。
「そして、この後はみなさんと楽しむための2曲で、タオルやペンライトを思いっきり振って楽しんでください。ジェジュンのライブにはじめて来ましたという方?その方は、自分なりに空気を読んで(笑)楽しんでください。教えてもしょうがない、雰囲気に乗ればいいでしょ(笑)?そうそうそう」と言い2曲目は『Luvholic』。
3曲目に入る前に、日本の流行っているものを今よくわからないけど、友達がこれやるとうけるよと教えてくれたという。
ジェケット着てるからと言って、「俺を誰だと思ってるんだ、ジェジュンさんだぞっ(トレンディエンジェルの斎藤さんのギャグ)」と素肌の上にきた青いジャケットをめくると、もう一回コールが沸き起こった。「これだけで、うけるの?日本のギャグわけわかんねぇ(笑)。」「みなさん、面白いギャグとかあったら、僕のSNSに送ってください(笑)。YOUTUBE見て習いますから。」とファンを楽しませることを忘れない。
今回、日本公演のために数曲を日本語の歌詞にして披露してくれた。
本当なら、時間があれば10曲位日本語の歌詞でやりたかったと話してくれたジェジュン。言葉が伝わって感じてくれることの大切さを知っている人ならではの気持ちだろう。「(日本語の)アルバム出して~」の声が飛ぶと、「出したいよ~。もっと活動できるといいですね。頑張ってきます。」と語ってくれた。
除隊3か月前に最初の仕事は何にしようか考えた時に、「テレビで姿を見せるよりも、直接会いに行った方がうれしいんじゃないかと思って」と今回のツアーを準備したというジェジュン。相変わらず、いつもファンファーストであり、心優しい。
「ただ、急に決めたから会場を押さえるのが大変だった。平日ばかりでスミマセン。」と謝り、「だから、追加公演が土日で良かった~」とうれしそうに話していた。
そして、Wアンコールまでやってくれたジェジュン。
「ボスを守れ」のOST曲『守ってあげる(지켜줄게)』を最後にファンと一緒に歌い、時折ウルウルとした幸せそうな表情で歌い、優しいまなざしでファンを見つめていた。そんな、ジェジュンの顔が印象的だった。そして、その優しい表情、ジェジュンならではの綺麗なのびやかな美しい歌声を聴いて、改めて戻ってきてくれたことを感じさせた。年を重ねたベテラン感、安定感も加わり、抜群の歌唱力に磨きがかかっていた。
久しぶりの日本公演、ジェジュンもファンも幸せな空間を感じた横浜公演初日だったに違いない。
これからのさらなる日本の活動に期待したい。
(完)←前頁へ