続いてのコーナーは“FEVER, WANT”と題された、ファンのウィッシュリストを実現するコーナー。
まず、「熱血に興味のあることは何ですか?」という質問には、「健康、歩くこと」と回答。
「1日に1万歩以上歩くと、体から病気がなくなる」と聞き、最近歩いているというナムギルだったが、「膝が痛いです」と言ったので、会場は大爆笑。
そして、もうひとつ興味のあることとして、愛猫のタムタムを挙げ、撮影で6カ月くらい家に帰れず、「タムタムが僕のことを透明人間扱いしています」と悲しみを吐露。
「どうやったら僕に関心をもってもらえるのか」というのが関心事のひとつなのだそう。
「ナムギルさんの幼い頃の写真が見たいです」というリクエストには、ナムギルが独自の解説を交えつつ、幼い頃の写真を披露。これには会場も湧き上がった。
「いつも持ち歩いているカバンの中身を見せてください」というリスエストでは、本物のナムギルの私物だというグレーのウェストポーチが登場。
あまり物を持ち歩かないようで、中身はパスポート、ポケットWIFI、カード財布、たばこ、ワイヤレスイヤホンだけ。あまりの少なさに、会場からは驚きの声が上がっていた。
「ナムギルの美声で目覚ましの言葉を録音してほしい」というリクエストも快諾。
何と会場の全員が「おはよう!!今日も1日がんばってください」というナムギルの言葉を録音することができた。
「愛嬌満載のセルカタイム」というリクエストでは、普段セルカは撮らないというナムギルが、花ポーズ、ハートポーズ、ウインクなどを披露。
その様子はファンの心にしっかりと刻まれた。
ここで次のステージの準備のためにナムギルが一旦ステージを後にすると、特別に準備したという映像が流された。
生バンドもスタンバイ完了し、ジャケットスタイルに着替えたナムギルが再びステージに戻ると、イベントは2部に突入。
椅子に腰かけ、まずはナムギルの日本デビュー曲であり、玉置浩二のカバーでもある『Roman』を気持ちたっぷりに力強く歌い上げると、続けてイ・ソラの『처음 느낌 그대로(チョウム ヌッキム クデロ)』をしっとりと歌いMCへ。
日本の歌である『Roman』は「発音に気を使う」と言っていたナムギルだったが、完璧に歌いこなしていた。
そして、2曲目に歌った『처음 느낌 그대로(チョウム ヌッキム クデロ)』は「初めて感じたままに愛する」というテーマが込められた曲で、「みなさんに対する僕の本心」と、ポーカーフェイスで話すナムギルに、会場からは拍手が。
「歌を選ぶ時に、どんなメッセージをみなさんにお伝えして、どんな風にみなさんと息を合わせるか」を考えるというナムギル。
「誰かに会いに来るというのは、簡単なことではないと思います。ですから僕はみなさんがいつも僕に贈ってくださる愛情に感謝しています。これからもいい俳優、いい人としてみなさんの気持ちに応えてお返ししていきたいです」と感謝の気持ちを伝えた。
次の曲、チョン・ジュニョルの『안아줘(アナジョ)』では、途中ファンから「サランへ~!(愛してる)」と声を掛けられると、「私も」と日本語で答える場面も。
続けてMateの『그리워(クリウォ)』まで歌うと、再びMCへ。
『안아줘(アナジョ)』には、「何の理由もなく抱きしめてほしい」という歌詞があり、「僕に何があっても、年老いていって病気になってもみなさんに抱きしめてほしい」という願いを込めて歌ったと話した。
そして『그리워(クリウォ)』は、力強い高音が印象的な歌で、ナムギル本人も「難しい歌ですね」と言っていたが、「いつも僕はみなさんのことが恋しい」という気持ちを込めて歌ったのだそう。
普段は男らしい印象が強いナムギルだが、どちらの曲も、ナムギルの繊細な気持ちが現れていて、新鮮だった。
「ごはんを食べていないから、お腹が空きましたね」と言って笑いを誘うと、少し照れくさそうに「1年に1度はみなさんにお会いするんですけど、みなさんとお会いすると、慣れた頃にまたお別れすることになりますよね。ですから、次に会う時にはぎこちないかなと思って会いに来るんですが、ぎこちないところが全然なくて、気持ちが楽です」とナムギル。
そして「毎回僕が来る度に、未熟な僕を愛してくださって、そして抱きしめてくださって、そして僕の味方になってくださって、どうもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えると、タイトルの通り「みなさんの側にいつもいる俳優になるという意味を込めたいです。最後の曲です」と言ってEVEの『I’ll Be There』へ。
会場はスタンディングで手拍子の大盛り上がり。
歌い終えたナムギルは左右に手を振って帰ろうとするも、拍手に押され、反町隆史の『Forever』へ。ステージを動き回りエアギターまで披露し、客席にマイクを向けると、会場は大合唱となった。
ここでナムギルはステージを後にしたが、会場の興奮は収まることを知らず、そのままの熱気で「キム・ナムギル」コール。
アンコールに応えて客席から『愛してはいけないの』を歌いながら登場したナムギルに大興奮の会場。
韓国語の曲にも関わらず、会場は大合唱で一体となった。
最後に「今日は楽しかったです、みなさん。お家に帰っておいしいご飯を召し上がってください。僕たちまた次にお会いしましょう!愛してるよ!」と叫び、ステージを後にした。
エンディングの映像では、クレジットと共にリハーサルの様子も映し出され、最後までファンを楽しませた。
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