韓国の人気ドラマ『太陽を抱く月』がKNTVで日本初放送されることを記念し、主演俳優のキム・スヒョンが7月4日(水)東京・韓国文化院のハンマダンホールで会見を行った。
『太陽を抱く月』は韓国で最高視聴率46.1%(AGBニールセンメディアリサーチ首都圏エリア)記録した時代劇。
スヒョンは会見で、時代劇を選んだ理由として、「イ・フォンと言う役に惚れ込み、挑戦したかった。王として政治をしながら部下に命令を出したり、叶わない恋に落ちるなど、宿題の多い役だったが、だからこそ誘惑された。部下に命令する経験などもなかったので…」。
エピソードとして、「韓国の歳で25才だが、今までいちばん寒い経験をしたことが記憶に残る。寒さと空腹感、眠気やストレスと戦いながら、他の俳優らと息を合わせたことで、俳優とスタッフの結束力を感じ、それがこの作品をけん引したと思う」「ウォルがヨヌだったというシーンで涙を流すのだが、そのシーンを観てスタッフも涙を流してくれたこと、その時の気持ちを視聴者の方にも感じてもらえたらうれしい」と話した。
今まで、一途な愛する役を演じているが、スヒョン自身はどうかという質問には、「無から有は、作れない。無からではなく、自分というものをその役においてから役作りをしてきたので、そういった一途な恋愛ができるのではないかと思う」と照れ笑いをしながら語った。
そして、「この作品は、さまざまな愛のカラーが出てくるので、自分に合った好みのカラーを見つけて欲しい」と作品に対する素敵なコメントも。
スヒョンはペ・ヨンジュンがプロデュースしたことで話題を集めたドラマ『ドリームハイ』に主演し、注目を集め、この『太陽を抱く月』はトップスターとして確固たるものを得た作品となった。
『太陽を抱く月』は、KNTVで7月8日(日)に第1回、2回を先行放送した後、8月18日(土)より本格的な放送がスタートする。
記者会見の前に行われた、特別試写会に当選して参加した方にインタビューすると、「私が今年観た韓国ドラマの中では断トツでイチオシの『太陽を抱く月』、久々に第1話のダイジェストを観たけど、改めて子役が、めちゃ上手い(特にフォンの子供時代のヨ・ジングくんの演技は抜群)と思いました。舞台挨拶をしたスヒョンくんはお肌ツルツル、目がキラキラしていて、インタビューに答える態度は誠実で真面目、頭の良さを感じさせ、品性がありました。そして旬のスターの持つオーラを漂わせていて、これからの活躍がますます楽しみです。(この番組で日本でも人気が大ブレイクしちゃうとうれしいような、寂しいような、ですが」と語ってくれました。
特別試写会に参加した方も語ってくれたように、スヒョンくん、会見のコメントも本当に感心させられるほどしっかりしていて頭の良さを感じました。そして誠実な対応で一生懸命答えてくれている姿勢は、記者の間でも好感度抜群でした。
会見で笑顔を何度も見せてくれて、これまたとてもかわいいスマイルでした。
本当に好青年で、こういった人がトップスターになる資質を持ち合わせているんだと思った次第でした。