CNBLUE、防弾少年団、U-KISSといった日本でも高い人気を誇る韓国トップクラスのアイドル達が出演し、日本初上陸となる『SHOW CHAMPION』Special KMF2015が、9月13日(日)横浜アリーナで開催された。
この公演は韓国人気音楽番組『SHOW CHAMPION』Special版と毎年9月、K-POPを通じ分かち合いのチャリティーを行ってきているGoodwillコンサート“KMF”が合体し、日韓国交正常化50周年記念&GFSCチャリティーキャンペーンの一環として行われたもの。
このチャリティーに賛同した、CNBLUE、防弾少年団、U-KISS、HOMME、NU’EST 、MR.MR、LABOUM、MADTOWNという超豪華な8組のアーティストに加え、KARAのハラとヨンジも公式MCとして華を添えた。
本公演前には、ハイタッチ会やリハーサル見学ツアー、韓国語教室まで行われ、K-POPファンが1日中楽しめるプログラムとなった。
カバーダンスで華やかに幕を開けると、いよいよMCのハラ&ヨンジ(KARA)が登場!
『SHOW CHAMPION』Special KMF2015のスタートが宣言されると、早速1組目のMADTOWNのステージへ。
『드루와(NEW WORLD)』を歌うと、「Welcome to MADTOWN!初めましてMADTOWNです!」と元気に挨拶。
自己紹介に続き、デビュー曲、『YOLO』でアクロバティックなステージを見せた。
2組目に登場したのは、日本初ステージのLABOUM(ラブーム)。おとぎ話から飛び出して来たようなキュートな6人がメルヘンチックなステージを見せた。
『두근두근(ドキドキ)』を歌うと、「パネボリョッソ(惚れちゃった)!こんにちは私たちはLABOUMです!」と挨拶。
日本語での個性的な自己紹介に続き、『슈가슈가(Sugar Sugar)』では大きなクマのぬいぐるみも登場し、ステージはLABOUMの甘い世界で満たされた。
再びハラとヨンジが登場し、次に紹介されたのはMR.MR。
先ほどまでの甘いステージから一気に力強いステージに。
『Out』のセクシーなダンスで魅せると、『It’s you』ではテイの呼びかけで会場が左右に大きく手を振り、会場一体となった。
「こんにちは、男の中の男、MR.MRです!」といつもの決めゼリフに続き、1人1人日本語で挨拶すると、日本デビュー曲の『Do you feel me(日本語ver.)』を披露。
マイクスタンドを使い、6人のスタイルの良さが際立つダンスで会場を魅了した。
ここでハラとヨンジから『SHOW CHAMPION』についての説明があると、U-KISSのリーダー、スヒョンのソロステージヘ。「1人でちょっと寂しい。」と言いながらも、自身が大好きだという玉置浩二の『Melody』を熱唱した。
続いても、U-KISSからフン、LABOUMからソヨンという先輩後輩コンビでのスペシャルステージ。
韓国ドラマ『応答せよ1997』のOSTから『All For You』を歌い、途中手をつないだり、肩を抱き寄せたり、腕を組んだりと、ラブラブなステージでファンの視線を釘付けにした。
続いてはNU’ESTが登場。
『Action』の情熱的なステージでは炎も上がり、ダンサーと共に激しいダンスを見せた。
そして、『여보세요(ヨボセヨ)』では、ロマンチックな映像をバックにしっとりと歌い、会場からは掛け声も掛かっていた。
「SHOW TIME!NU’EST TIME!こんばんは、Urban Electro Band NU’ESTです!」と挨拶すると、それぞれ自己紹介。さらに「このような意義深いステージに立てて光栄です。」と伝えると、日本でのファーストアルバム発売といううれしいお知らせに続き、『NA.NA.NA.涙』で傘を使ったパフォーマンスを見せ、ステージを後にした。
ひと際大きな歓声が巻き起こったかと思うと、客席に防弾少年団が登場!スペシャルMCとして、HOMMEを紹介すると、ステージにはHOMMEの2人が登場。2AMのチャンミン、8eight出身のイ・ヒョンのユニットだけに、圧倒的な歌唱力を見せつけた。
まずは、ドラマ『相続者たち』のOST『Moment』でしっとりと聴かせると、今度はアップテンポな『남자니까 웃는거야(男だから笑うのさ)』で歌い上げた。
「こんにちは、僕らはHOMMEです!」と挨拶すると、得意の日本語で「お久しぶりにみなさんにお会いできて本当にうれしいですよ!」とチャンミンが喜びを伝えると、2人でかわいく日本語で自己紹介し、イ・ヒョンは「これから日本と韓国の文化交流がもっと盛んになることを願っています。」と語った。トーク力抜群のチャンミンがさらに会場を楽しませると、「遊びましょう!」の声で、『밥만 잘 먹더라(ご飯だけはよく食べるね)』がスタート。ステージの左右ギリギリまで移動し、ファンへハイタッチや握手のサービスをしていた。
会場が揺れるほどの爆発的な歓声となったのは、防弾少年団のステージ。
1曲目の『Boy In Luv』から掛け声も掛かり、ステージには炎も上がり、激しいパフォーマンスで魅了した。『I NEED U』では一気に雰囲気が変わり、切なく歌い上げる中、会場からの掛け声もひと際大きくなった。
「バン!タン!こんにちは、防弾少年団です!」と挨拶すると、全員元気に日本語で自己紹介。
ラップモンスターの「今日は日本のスペシャルな日ですから、日本語で歌います。」という言葉で、『いいね!Pt.2~あの場所で~』と『FOR YOU』の2曲を日本語バージョンで熱唱。
『いいね!Pt.2~あの場所で~』では腰を揺らすダンスに会場から悲鳴が上がっていた。
ジミンが「(今日のステージを)期待していましたが、本当に楽しかったです!」と喜びを伝えると、ラップモンスターからはニューアルバムの発売が近いといううれしいお知らせもあり、最後の曲『DOPE』へ。一段と大きな掛け声と歓声が響き渡り、会場は熱気に包まれた。
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