CJ ENMはK-POP音楽授賞式「MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARD)」を近年中にポップスの本拠地であり、世界最大の音楽市場でもあるアメリカで開催すると発表しました。
12月11日に開催される“2021 MAMA”の開催に先駆けて、本日グローバルオンライン記者懇親会を行い、MAMAの過去12年にわたる成果と共に今後のビジョンについて共有しました。CJ ENM音楽コンテンツ事業部本部長のキム・ヒョンスは、「MAMAはこれまで香港、日本、シンガポール、韓国などアジアの地域を中心に開催してきたが、K-POPの影響力の拡大に伴い、開催地もアジア隣国の市場に拡大するとし、近年中に世界1位の音楽市場であるアメリカに進出する計画です」とコメントしました。今年と来年は世界最大級のK-POP音楽授賞式としての影響力を拡大し、グローバル授賞式としての地位を固めるため、漸進的な改編が行われます。
キム・ヒョンス本部長は「今年の“2021 MAMA”はアジアでのグローバルK-POP音楽授賞式として位置づけられる重要な年です。
K-POPのグローバルな位置づけを反映したグローバル指標の追加、審査及び投票システムの改編を通して、MAMAを最高水準のグローバル授賞式へと仲間入りさせたいと考えています」との抱負を述べました。
グローバルK-POPトレンドを反映すべく、世界167の地域で音源サービスを行っているApple Musicとパートナーシップを結び、Apple Musicのデータを審査に追加します。Apple MusicのGlobal Creative DirectorであるZane Lowe氏は「K-POPは革新的かつ創意的なメロディーで世界中を魅了し、ポップス音楽の発展に寄与しています」とし、「過去12年にわたるMAMAの規模感と信頼度は、K-POP産業のパイオニアとしての歴史を刻んでいます。そんなMAMAと共にできることにとても興奮しています」と明かしました。
専門性、大衆性、公正性を均等に反映し、審査及び投票システムの進化も図ります。“2021 MAMA”からは大賞4つのうち、3つに当たる“今年の歌手・楽曲・アルバム賞“と本賞の一部を音源・音盤販売量など客観的指標にK-POP専門審査員の点数を加え、最終受賞者を決定します。また、もう1つの大賞である“Worldwide Icon of the Year”をはじめとした一部の受賞部門については、100%グローバルファンの声援だけを反映し、受賞者を選定します。この全ての投票システムの構築及び投票・審査における全ての過程において、アカデミー賞授賞式の投票・審査管理などを90年以上に渡って行ってきた“サムイルPwC”が参加し公正性を高める計画です。
キム・ヒョンス本部長は「“MAMA”はK-POP授賞式史上初の海外開催、初のアジア3地域同時開催など、限界のない挑戦を通して長期間にわたり偏見をやぶる新しさを見せてくれると共に“K-POP”という単語を世界中に広めるために一役買ってきました」とし、「今後もK-POPを中心としたグローバルカルチャートレンドを牽引し、名実ともに世界最大級の音楽授賞式を目指します」と明かしました。
“2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(2021 MAMA)”は来たる12月11日午後6時から、日本ではCS放送Mnetおよび動画配信サービスMnet Smartにて生中継・生配信予定です。
■MAMAとは■
「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」はCJ ENM主催のアジア最大級のK-POP音楽授賞式です。
Mnet Asian Music Awardsは1999年に「Mnet映像音楽大賞」からスタートし、2004年からの「Mnet KM Music Video Festival」、2006年からの「Mnet KM Music Festival」を経て、2009年に「Mnet Asian Music Awards」にアジアの音楽授賞式として生まれ変わりました。
その後は2010年のマカオでの開催を皮切りに、2011年にシンガポール、2012年~2016年は香港、2017年にはベトナム・日本・香港、2018年は韓国・日本・香港と様々な地域で開催。
世界中の音楽ファンたちが楽しむことのできる、アジア最高の音楽祭として成長し続けています。2019年は韓国と日本で開催。2020年は新型コロナウイルスの影響で韓国にて無観客でイベントを行いました。
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