【レポ】『ニコル CONCERT 2019～Summer Wave～』 at 渋谷WWW（2部）（2/2）

ここでまたニコルが一旦ステージを後にすると、『Promise』のMV撮影時のメイキング映像が流された。
そして、『Promise』を生で披露すると、MVについて、「どこで撮ったの」とファンから質問され、「渋谷と東京タワーの横」と答えたニコルは、撮影時の秘話も披露。
映画館のシーンでは、悲しい犬の映画を観て、泣くシーンを撮影したそう。昔ドラマの撮影時にも泣くシーンがあり、監督に「ニコル、もう1回泣けない？」と言われた時に「はい、泣けないです。私、演技は特技じゃないです」ときっぱり断ったというエピソードまで披露し、笑いを誘った。

『Promise』という曲は、最初もっと悲しい曲になると思っていたそうだが、“結婚式”を連想させる曲に仕上がったというニコル。
「これから誰かに告白する時に使ってほしいな。みなさんが、いい相手ができる時に、この曲使ってください、キーはちょっとだけ下げて（笑）」とお茶目な表情で話し、さらに「今回の新曲は、ダンス曲じゃなくて、バラードを選びました。3年ぶりだから、みなさんに3年間、私がどうやって成長してきたか、結果をすごく認めてもらいたかったというか、ほめられたかったっていうか、驚かせたかったんです」と心の内を明かす。
今後も「ちゃんとできたものを見せたいので、ちょっと時間かけるかもしれないけど、ちょっと待っててください。いつも良いものを見せたいだけですよ、みなさんに」とブレないニコルを宣言した。

続いての曲もバラード曲の『Memories』。
ニコルの曲の中でも、いちばん長い曲だそうで、練習の際にダンスチームが休憩している間に練習していると、ダンスチームが休憩を終えて戻ってきてもまだ歌っているので、みんな「長っ！」と思っている、という面白話も披露。
「みなさんに愛されている曲だし、スタッフもすごく好きになっちゃって。これからもずっと歌います」と話し、『Memories』をじっくりとファンに歌いかけた。

ここで、コンサートは残り3曲。
「えー、どうしよう、終わりだよ。。。」と悲しむニコル。
コンサートの準備をしている間のことを振り返りながら、「3年ぶりだから、どうすればみなさんが喜んでくれるんだろう、とか、セットリストとかグッズのデザインまで全体的にいっぱい考えましたよ。体力的にもすごく心配でした。今回のダンスパフォーマンスをする時も、泣いちゃいました、プレッシャーが高すぎて。がっかりさせたくないから、色々ありましたけど、結局みなさんがすごく笑ってくれて、すごくうれしいです」と明かし、さらに「みなさんが、ニコルのファンです、っていうのがプライド、自慢になるために、みなさんのアーティストとしてがんばりますよ。今回のコンサートがまた始まりの意味として、みなさんにもすごくいい思い出になってほしいよ。これからもがんばりますのでよろしくお願いします」と改めて感謝の気持ちを伝えた。

そして、『Something Special』『Need A Love』『HAPPY』の3曲を立て続けに披露。
息つく暇もない怒涛のラストスパートで会場を存分に盛り上げると、最後はダンスチームのメンバーを紹介して、全員で手をつなぎながら礼。
「サランヘヨ」「大好きだよ」とファンに声を掛けてステージを後にした。

会場からは「チョ・ニコル」コールが起こり、その大きな歓声に導かれ、ニコルが再び登場。
ファンがイベントで準備した“ニコル♥あいしてる”というスローガンを掲げると、「大好きだよ、私もー！！」とニコル。

ここで『ハワイファンツアー』が行われることが発表されると、意外にもハワイには行ったことがないというニコル。
「ハワイに行ったことある人が来たら、何があるか、先に私に教えたりすることはダメです！」と釘をさしながらも、「私と一緒にハワイに行って、一緒に遊んだり、動物園か水族館かわかんないですが、私はそういうの好き。それと夜にはお酒ですよ」と言うと、ファンも大盛り上がり。

そして最後に「今日もすごく楽しかったし、今度のイベント、何をやるかわからないんですけど、楽しみですよね。いっぱい準備して、みなさんが楽しめるようにするから、今後もよろしくお願いします。本当に来てくれてありがとうございます。がんばりますよ」と笑顔全開で挨拶し、ステージを後にした。
スクリーンには「今日来てくれてありがとうございます」という直筆のメッセージも映し出され、ニコルの気持ちを十分に受け取ったファンたちは、素敵な笑顔を見せていた。

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