読者のKNさんより9月に幕張で行われたキムヒョンジュンの詳細レポのつづきをお届けします~!
リダから「今日は皆さんに紹介したいゲストがいます。ゲストじゃないかな。誰だと思いますか?」と突然のフリが。
昨日ここ幕張メッセで行われた“Korean Entertainment 10th Anniversary Awards in Japan”ではリダの事務所の社長でもあるヨン様ことペ・ヨンジュンと世紀の2ショットを見せてくれただけに、会場からは「ヨン様~」の声が多く上がった。
リダの答えは「ヨン様?とっても忙しい先輩だからここに来るわけないでしょ。トンチンカンなことを言って。」とちょっと連れない感じ。
そして「皆さん左手を上げてそのまま左に向かって指さして。」と言うと、指さした先にいたのは————— そう、まさにヨン様、ペ・ヨンジュン本人だった。
うっすら期待していたとは言え、生ヨン様の登場に会場は大興奮。
ステージ向かって左側のバルコニーのようなところにいたヨン様。リダのペンライトを振って会場の大歓声に応えると、さらに会場はヒートアップ。なかなか興奮冷めやらぬ会場に、「とっても繊細な方で、歌もとっても上手なんです。皆さん歌っているのを聞いたことないでしょ?僕はあるんです、カラオケで。」とうれしそうに語るリダ。
この雰囲気のまま、次の曲『DO YOU LIKE THAT』へ。サングラスをかけ色男スタイルになると、女性ダンサーも登場し、ステージは一気に華やかに。『DO YOU LIKE THAT』~『LUCKY GUY』への流れでは、否が応でも盛り上がるが、リダが花道まで出てきてさらに会場をあおると、盛り上がりはMAXに。
そんなファンに少し休憩をと、次のVTRはストレッチ。指導してくれるのは、おなじみのキャラクター“U:ZOOSIN(宇宙神)”。仲間のキャラクターまで登場し、みんなでストレッチ。案外ちゃんとしたストレッチで、ついていくのがやっと。こんなところでもリダのスパルタぶりが垣間見えた。
ストレッチが終わり、「そんなあなたがいるから幸せです。」という意味深な言葉が映し出されると、やはり次の曲は『U』。
白いTシャツに着替えたリダ。花道にしゃがみ込んで、客席をじっくり覗き込むしぐさを見せると、会場には興奮の渦が。続く『KISS KISS』も花道にイスが出てきてパフォーマンス。
またしてもライブの日に雨が降ってしまい、「チャッ(舌打ち)。室内体質が本当に嫌だ。」とすねた表情を見せつつも、少し興奮気味に、「今朝7時30分ごろにホテルの屋上でストレッチをしていて初雪を見た。」という話題へ。確かに今日は急に冷え込んで雨も降っていたが、10月に雪?ということで、会場からは嘘でしょの「えーー?」が。その反応に「初雪をファンと一緒に迎えて、感動を分け合えると思ったのに。」とショックな様子。さらっとロマンチックなことを言ってくれたと思いきや、「皆さん純粋な気持ちを失ってしまって、見ていて残念。皆さんに純粋な気持ちを取り戻してもらえるように、歌いたいと思います。」と、またしてもリダ節を発揮しつつ『웃어요(SMILE)』へ。
客席に向かって尻文字のようなパフォーマンスをしてステージを去ると、スクリーンには『UNBREAKABLE』のメイキングVTRが流れ、次の曲『I’m Yours』に突入。女性ダンサーと帽子を使った可愛いダンスを見せると、ちょっと笑いながら、「ダンスのポイントは恋人同士。皆さんじゃなくて残念(笑)。」といたずら発言。
ドラマのために短く切った髪については、「自分でも短い髪がぎこちない。日本のファンにスラムダンクの主人公“桜木花道”みたいだと言われた。」というエピソードも披露してくれた。
「次の歌は確実に童心を取り戻せるはず。取り戻せなかったらたぶん悪魔です。」と言うと、次の曲『나는 네 남자야』の最後にファンが歌う部分、「나는 네 여자야~(ナヌン ニ ヨジャヤ~)」の練習をすることに。会場のファンがあまりにも下手くそ?だったため、リダから「あなたは悪魔です!!」と鬼のツッコミが。もう一度練習して満足したリダ、やっと歌へ。「皆さんの過去にはこだわりませんが、初恋の人に歌うような気持ちで歌いました。皆さん初恋は経験済みでしょ?」と言うリダに、「初恋はリダ~」というファンが多かったため、「うそつき!」と嬉しそうに返すリダ。
「次の曲は、皆さんが好きな歌。今日のために編曲しました。」と歌う準備を始めたところで、「ちょっと待って。」とまさかのストップ。何とリダの右足がつるというハプニングが。右手をグーパーさせながら回復を待つ間、「毎年毎年何かが変わっています。皆さんがどれだけ大変か(笑)。倒れるまでやります。皆さんが倒れたらここで死にます。」といたずらな笑顔を見せていた。
回復したリダが歌うのは、SS501の曲『내 머리가 나빠서』。
韓国ドラマ「花より男子」のOSTでもあるこの曲をアコースティックなアレンジで聴かせてくれた。最初は座っていたリダだが、途中ステージの階段を上がり、スクリーン前に移動。すると「ここ2階から歌うと、後ろの人がよく見えます。皆さん生きてたんですね。」とふざけながらも、「(久しぶりのコンサートで)僕はうまくやっているか、頭の中に“?”マークが浮かんでいます。」とシリアスな姿を見せると、会場からは大きな声援が。
「『TONIGHT』の中でどの曲が好きですか?」というリダの質問に会場から『Cappuccino』という声が多くあがると、ちょっと不満だったらしく、「どうしてタイトル曲(『TONIGHT』)じゃないの?ダメだな。今日は歌わない。営業終了。」とすねながらも、「皆はあんまり好きじゃないみたいだけど(笑)、次の曲は愛着のある曲です。」と言って『君だけを消せなくて』へ。
しっとりした雰囲気のまま、スクリーンにはセピア色の短編映画のようなVTRが。バーでお酒を飲むリダ。「よかったあの頃に 僕たち・・・戻れないだろうか? 以前のように」という言葉が映し出されると、『예전처럼』。かなり際どい女性ダンサーとのからみに会場からは悲鳴が。
続けて『그대도 나와 같다면』を歌い終わると、先ほどの際どいダンスについて、「メリット、デメリットが多くて。何してたかわからなかったでしょ?」と自分でも戸惑っている様子。
気分を変えて、「跳ぶ準備はできてますか?」と言うと、『Let’s Party』へ突入。リダの言葉通り、皆が跳びはねて盛り上がったところで、「何曲目かわかりますか?数えてる人いないか。時計を見てください。もう2時間経ちました。早いですね。(日本語で)最後の曲です。」と言って、『Cappuccino』へ。人気の曲だけに、明るく楽しい雰囲気で本編が終了した。
リハーサル風景が映されたVTRが流れるとすぐに「キム・ヒョンジュン」コールが始まる。間もなく、赤いロックな革ベストを着たリダが登場。ステージに花火が上がり、『HEAT』がスタート。会場は大興奮。赤いベストを脱ぐと、続けざまに、本日2度目の『UNBREAKABLE』。
そして、今度は黒いTシャツまで脱ぐとまたまた本日2度目の『LUCKY GUY』。
その完璧なボディに会場の興奮はMAXに。
リダ曰く「歌っている時より、Tシャツを脱いだ時のほうが盛り上がりましたね。時間が経つにつれて皆さん純粋さが消えたんですね。」。
“キヨミ”のリクエストには「“キヨミ”は釜山の公演の時に引退しました。皆さんおかしいんじゃないですか?来年になったらどんなおかしな人になっているか期待しています。(日本語で)冗談です。」と返す一幕も。
最後は「本当にさよならです。一番後ろの人にも歌声が伝わることを願います。花火は廃棄します。その代わり、花火より爆竹より素敵なこの歌を。(日本語で)最後の曲です。」と言って、『Your Story』を日本語バージョンで歌い、心を込めた熱唱に会場が1つになると、「(日本語で)愛してる。」と言ってステージを後にした。
いつものメンバー紹介と最後の挨拶がないと思っていたら、再びステージにリダが登場。
「最後の歌を歌っていて、今日は本当に良かったと思いました。久しぶりで不安だったけど(最後の歌詞の)『離さないよ』で実感できました。いつも言っている通り、100%の真心で伝えればちゃんと伝わります。皆さんがどこにいても(日本語で)僕は皆さんを離さないよ。」という素敵な言葉で感謝を伝え、最後は出演者もファンも会場全体が「お疲れ様でした。」と挨拶し、約2時間40分にわたるライブは幕を下ろした。
お気づきの通り、今日のライブ、曲が終わるとほぼ毎回MCがあった。私が知る限り、こんなに饒舌なリダは初めて。いつも以上に感情をストレートに表すリダに、より親近感を覚えた。やはり大好きな先輩、ヨン様が見に来ていたこと、久々に変わらない声援を送ってくれるファンに会えたことがあってのことだろう。花火が中止になってしまったのは残念だったが、それ以上のものをファンの心に届けてくれたリダに感謝したい。(完)
臨場感ある詳細レポKNさんありがとうございました~。
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★キム・ヒョンジュン(リダ)「KIM HYUN JOONG Premium Live-TONIGHT」in幕張メッセレポ(最終日)(1/2)
★キム・ヒョンジュン(リダ)「KIM HYUN JOONG Premium Live-TONIGHT」in幕張メッセレポ(最終日)(2/2)