8月20日(月)Zepp TokyoでHOTSHOTのメンバー、ノ・テヒョンの自身初となるソロファンミーティング『ノ・テヒョン1st FANMEETING IN JAPAN』が行われた。
ノ・テヒョンは2014年に韓国デビュー、2016年に日本デビューを果たした6人組ボーイズグループHOTSHOTのメンバーとして活動中の2017年春、韓国はもちろん、日本、アジアで大きな話題となったサバイバルプログラム『PRODUCE 101 シーズン2』に出演。番組終盤で惜しくも脱落したメンバーの中から、ファンの熱い思いを受け誕生したグループJBJのリーダーとして2017年10月から2018年4月まで7か月間の活動後、初のソロ活動として今回のイベントを開催した。
ノ・テヒョンと言えば、ダンス。ダンスといえばノ・テヒョンと言われるほどのダンスの実力の持ち主だけあって、今までのダンスヒストリーを3パートに分けてメドレー披露するコーナーでは、ハイレベルのダンスを次々に披露し、会場に駆け付けたファンから1曲ごとに大きな歓声が上がった。
【Dance History PART1】は、HOTSHOTのメドレーで『Take a Shot』、『Watch Out』、『I’m a HOTSHOT』、『Step by Step』とHOTSHOTファンにはお馴染みの曲をひとりで踊り続ける。
【Dance History PART2】では、『PRODUCE 101シーズン2』(以下プデュ2)で披露したパフォーマンス曲、事務所別評価でハ・ソンウンと一緒に披露した『Make It Bun Dem』を披露。ノ・テヒョンのダンスの中でも特に得意とするジャンル、クランプ(KRUMP)は秀逸。生で見ると、圧倒的なダンス表現力に魅了される。そして『10 out of 10』、『Center of You』(shape of You/Ed Sheeran)、『Show Time』と続く。特に『shape of You』は、ノ・テヒョンが振り付けをして、プデュ2でノ・テヒョンという存在を印象付けた曲でもある。
プデュ2の出演で新たなファンを増やし、【Dance History PART3】へと続く。プデュ2出演後、HOTSHOTとしてのカムバ曲『Jelly』、そして、プデュ2からファンが作ったグループJBJの曲から『Fantasy』、『My Flower』、『Call Your Name』、ノ・テヒョンがJBJで活動していた時、最後のコンサートでキム・サンギュンと一緒に披露し話題になった『HandClap』。見所満載のダンスパフォーマンスに、ファンがそれぞれ見たかったダンスが詰まった宝箱を開けたような贅沢なメドレーだったに違いない。
ダンスのイメージが強いが歌の実力もなかなかなものと唸らせたのは、バラード曲『帰ってくる道』(原曲:ソ・イングク)を歌った時。会場にいるファンは、しっとりと歌い上げるノ・テヒョンにグイグイと吸い込まれていき、歌い終わると大歓声が会場に響き渡った。
さらに、日本のファンの皆さんのためにと日本の名バラード『Rainy Blue』を披露。その伸びやかで甘く優しい歌声にZepp Tokyoに集まった多くのファンが酔いしれた。
ダンス、歌に加え、トーク、ファンへのプレゼント付きのクイズコーナーまで、ほぼ日本語で受け答えをし、さらに進化した日本語能力にも驚かされる時間となった。公演中、何度も、長く待ってくれているファンに感謝の気持ちを伝えていたノ・テヒョンの真心が詰まった『1st FANMEETING IN JAPAN』は、8月22日(水)15:00開演、19:00開演の大阪Zepp Nambaでの2公演を残すのみ。ぜひ、生の会場で映像より何倍も魅力的なノ・テヒョンのダンス、歌声。そして人間性に触れてほしい。
※写真は、東京公演(Zepp Tokyo)1部の写真となります。