日本でも不動の人気を誇る俳優ソ・ジソブが約1年ぶりとなる来日イベント「2018 ソ・ジソブ イベント 『AGAIN, IN JAPAN』」を開催した。2月12日(月・祝)には神戸、15日(木)、16日(金)には川崎と、2都市4公演の開催となった本公演。
このイベントの16日(金)カルッツかわさきにて行われた公演の模様をお届けします。
VTRが始まると、会場からは手拍子が起こり、ファンもジソブを迎える準備万端。
すると、ステージ2階部分の奈落から、黒いパンツにグレーのジャケット、サングラスという出で立ちのジソブが飛び出し、まずは『いてくれればいい』を歌い挨拶。
MCの椎名由紀が合流したところで、改めて「お会いできてうれしいです。ソ・ジソブです。」と挨拶すると、ジソブの声が掻き消されんばかりの歓声に笑顔を見せ、本日は旧正月ということで、「明けましておめでとうございます。みなさんがお元気で幸せでありますように。」と新年の挨拶も。
さらに新年をファンと共に迎えられて、「楽しくて、幸せで、エネルギーが溢れてきます!」とうれしそうに話すと、ファンからも拍手が起こり、ここからはしばしトークタイムへ。
今日が公演最終日ということで、「残っているエネルギーを全部使い切りたいと思います。」と気合いも十分のジソブ。
今回のイベントのタイトル『AGAIN, IN JAPAN』は、初めて日本のファンに会った2006年の韓国ドラマ『ごめん、愛してる』プレミアムイベントから11年の歳月が経ち、新しいスタートを切るという意味も込めてつけたのだそう。10年経っても変わらぬ愛を注いでくれるファンに改めて感謝の気持ちを伝えると、話題は日本でも昨年リメイクされた『ごめん、愛してる』へ。会場には2006年のイベントに来たというファンもたくさんいたようで、「みなさんの年齢は秘密ってことにします。やはりドラマを観て好きになったという方が多いようですね。」と冗談交じりにコメントしていた。
ここで、特別な映像が披露されることに。4月に発売される予定の『SOJISUB in Sapporo ~フォトパッケージ』のメイキング映像で、札幌でのお茶目なジソブ満載。深く積もった雪の中をぴょんぴょん飛びながら移動する姿や、いちご大福を見て、「あっかんベーをしているみたい」と何とも可愛らしいコメントをする姿など、ドラマでのクールな役柄とは打って変わっての姿に、ファンもほっこり。
そして再び歌を披露すると、今度は写真集の撮影のために訪れた札幌での写真を見ながらトークをすることに。
まずは札幌に到着した瞬間、「街全体が白い雪に覆われていて、童話のようで美しいと思う一方で、雪を片付ける方は大変だろうなと思った」というジソブ。
今回の写真集は“自然”をテーマにしているとのことで、何気ない橋の上だったり、札幌ならではの街中、もちろん大自然の中でのショットもあり、衣装もジソブ自身が普段着ているものを使用していたりと、カリスマ溢れる眼差しの中にもどこか親しみを持てるような、そんな仕上がりになっている。
紹介された写真は、路面電車に乗っているものや、某バーガーショップや居酒屋の前で撮ったものなど、目を引くものが多数。
路面電車の中で撮影した時は、一般の乗客も乗っていたそうで、車内はパニックにならなかったのか?という質問に「誰も関心がありませんでした。」と答え、会場の笑いを誘っていた。
また、某バーガーショップ前での写真では、ハンバーガーが大好きだというジソブは、「ここのエビバーガーが美味しかったです。でも思ったよりも小さかったです。」とコメント。
さらに“北のかっぱ”という名前の居酒屋の前で撮った写真が紹介されると、「かわいいと思って撮りました。」とコメント。その写真を見たファンからは、すぐに居酒屋の電話番号が「“5151”になってる!」という驚きの声が。“51”はジソブが大好きな数字で自身の事務所の名前にもしている意味のある数字。電話番号が“5151”だから写真を撮ったのか?と聞かれると、「知りませんでした。」と奇跡的な偶然?だったことを明かした。“かっぱ”については初めて聞きいた、というジソブだったが、“日本の妖怪”と説明されると、「僕日本で妖怪の映画を撮りましたからね。」と笑顔で答えていた。
どの写真からも内面の美しさが感じられるが、そのために努力はしているのか?という問いには「特別に何かをしているわけではないですが、努力はしています。演技をする時にその努力が映し出されて、演技を見ているファンの方々が幸せになるのではないのかな、と思って、努力はしているんですが、あまりうまくはいっていません。」とファンへの愛が感じられる言葉で答えていた。
撮影場所はあえて「みなさんが行きやすい場所で撮影をしました。」と言っていたジソブの言葉を受けて、ファンは聖地巡礼に向かうに違いない。
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