赤いランプが点いたところで、再びソンフンが登場。
そして次のゲスト、俳優のホソンを呼び込み、ここからは3人でのトークへ。
25歳だというホソンだが、年齢よりも落ち着いた雰囲気で、「初めまして、僕は『私は道で芸能人を拾った』でミル役をしたチ・ホソンです」とまずは韓国語、そして日本語でも「初めまして、僕はチ・ホソンです。よろしくお願いします」と挨拶。
その低音の甘い声を古家が絶賛すると、「カムサハムニダ(ありがとうございます)」とまた素敵な声で話すホソン。
ドラマ『私は道で芸能人を拾った(原題)』ではドラマ初出演ながら、先輩のソンフンと共演したことについて、「トップスターのソンフンさんと共演させていただき、とても光栄に思っていますし、とても楽しかったです。私にとって意味深いドラマだったと思います」というホソンの言葉に「(トップスターは)ドラマの中の話です!」と慌てるソンフン。
ホソンの演技については、「とてもがんばっていたと思います。私が最初にドラマに出た時の演技よりも、100倍いいと思いました。私の初めての演技が観たい方は『新妓生伝(原題)』というドラマがありますので、それを観ると、とんでもなく演技が下手くそな私を観ることができます(笑)。それを観た後に、『私は道で芸能人を拾った』『レベルアップ』を観ていただければ、確実に違いが分かると思います」とソンフンらしい回答。
ここで、「日本でも演技をしたいという気持ちはありますか?」と聞かれ、「はい」と即答したホソンが、日本語での演技にチャレンジ。
抽選で選ばれた客席のファンに向かって、「愛してる」と愛の告白をすることになり、素敵な低音ボイスで「ヒロコ、愛してるよ」と言うと、ソンフンは大爆笑。
そんなソンフンもチャレンジすることになると、まず相手の名前を呼んで、ため息をついて、「ミオさん、大好きよ」と先輩の底力を見せる。
ソンフン曰く「演技には高低が必要」だそうで、ホソンに演技指導すると、再びホソンが演技指導に従って、告白。
またまた大爆笑するソンフンは、「オーディションの時に監督の前でこのような演技をしたら、絶対に落ちます!」と言って笑いを誘った。
ここで次の準備のため、全員が一旦退場すると、7月26日から日本でも公開されることになったソンフンの初主演映画『ヒョンジェ~釜山港の兄弟~』のトレーラーが流された。
そしてTHE KINGとホソンが再び登場すると、BTOBのカバー曲『君なしでいられない(너 없인 안 된다)』を歌い、ソンフンにバトンタッチ。衣装チェンジしたソンフンはドラマ『私は道で芸能人を拾った(原題)』のOST『Thinking about you』を心を込めて歌い、歌い終わった後もアカペラでもう一度繰り返し、歓声を浴びていた。
ここからはホソンとTHE KINGも合流してのゲームコーナーへ。
ソンフン&ホソンチームとTHE KINGチーム対抗の“トイレットペーパーダッシュ聖火リレー”に挑戦。
トイレットペーパーを縦に積み上げ、その上下を手で押さえながら、ステージの端から端を往復して次の人にバトンタッチするというもので、トイレットペーパーの数が最初の走者は3個、次は4個、5個、6個、最後は8個と増えていき、難易度も上がる。
それぞれのチームに2名ずつファンも参加し、THE KINGチームはメンバー3名、ソンフン&ホソンチームはソンフンが2回走るということで、計5名のリレーとなった。
ファンの抽選の際には、ソンフンが引いた番号がTHE KINGのファンで、THE KINGチームになりたいと泣き出してしまうハプニングも(笑)。そんなファンにもソンフンは大らかに対応、リレーでも片手の手のひらにトイレットペーパーを8個積み上げた態勢でダッシュで走り、余裕の勝利を勝ち取った。
予定では、勝利チームのファンにだけ、写真撮影のプレゼントが贈られることになっていたが、ソンフンの粋な計らいで、両チームのファンに写真撮影のプレゼントが。先ほど泣き出してしまったファンも、ソンフンの隣で笑顔で写真に納まっていた。
抽選で外れてしまったファンにもプレゼントということで、ソンフンが客席まで下りてのフォトセッションタイムがあると、いよいよ本日のメインイベントへ。
「30分くらい前からスモークを焚いていました。みなさん、今、あんまりよく見えないと思います。それは隣の人の目を気にしないで思いっきり楽しめという意味です。これから本当に短い時間しか残っていません。みなさん心から楽しむ時間です」と客席を煽るソンフン。
動きやすい靴に履き替え、準備万端のソンフンは「靴も履き替えた。ですから切ないバラードを歌って終わらせたいと思います(笑)」と言って楽しませると、「じゃあみなさん、準備できましたか?バラードで終わらせましょうか?Are you ready?Are!you!ready!Are you ready!!!!!」と熱く叫び、『My Style(EDM.ver)』、ドラマ『高潔な君』のOST『はじめましょうか』でTHE KINGと共に白熱のパフォーマンス。
息を切らせて「お疲れ様でした。さよなら」と言って、ステージを後にすると、会場からはすぐにアンコールの拍手が。
アンコールで登場したソンフンは、まず、日本で初めてのファンミーティングからずっと照明を担当してくれていた照明監督が本日のイベントをもって退職するということで、「大きな拍手をお願いします。今まで一緒にしてくださって、とても光栄でしたし、とても楽しかったです。今日最後のDJをやりますので、好きなだけ好きなように照明をやってください。40年間のキャリアを持つ照明監督の今までの技術全てのものを持って、ここで巨匠として、みんなに照明というのはこんなもんだ、見てみやがれ、というぐらいの勢いでやってください」とソンフンらしい言葉で感謝の気持ちを示した。
今度はファンに向かって「みなさん、これが本当に最後です。残された時間はあまりありません。全て終わった後に悔いのないように、今ここを壊すぐらいの勢いでノリに乗ってください。じゃあラストタイム!Are you ready!Are!you!ready!!!!!!!!!」と叫び、DJタイムに突入!
THE KING、ホソン、スタッフまで飛び入りして、熱く熱く盛り上がった。
ファンをバックに記念撮影をすると、最後の挨拶へ。
ソンフンは、照明監督に再び感謝の言葉を贈ると、「ひとつの願いがあるとすれば、私も俳優としての最後は、このようにみなさんのいるところで、照明監督のように、何かイベントをして終わらせたいと急に思いつきました。最後に大きな拍手をお願いします」とコメント。
ドンヒョク「今日は本当に面白かったです。みなさん楽しかったでしたか?気をつけて帰ってください。また会いましょう」
ホソン「次回もまたお会いできたらうれしいです。ありがとうございます」
バウル「今日は36回目のゲスト出演でしたが、37回目もゲストとして出演したいと思います」
セジン「みなさん、愛してるよ」
スンジェ「とってもうれしかったですよ。ありがとうございます」
チェラン「いつも感謝しています。愛してるよ」
とそれぞれが思いを伝えると、最後はソンフンが、「いつも伝えていることですが、みなさんの貴重な時間とお金を投資してくださり、とても光栄に思っています。ありがとうございます。本心です。最後に“愛してる”という挨拶で終わらせたいと思います」と締めくくり、全員で「愛してるよ~」とファンに挨拶し、熱狂のイベントは終了となった。
(完)←前頁へ