9月9日（月）に日本デビュー15周年を迎える元超新星のソンモ。9月7日（土）大阪・心斎橋SUNHALLでの日本デビュー15周年イベントを皮切りに、15周年の節目として制作した5th mini album『いつつの星』のリリースや各地を回るリリースイベントが控えている。
昨年に続き、2024年も活発な俳優活動を繰り広げる中、歌手としても活躍が期待されるソンモが、忙しいさなかの8月某日にインタビューに答えてくれた。

【単独インタビュー】ソンモ（元超新星）

―日本デビュー15周年おめでとうございます。この15年を振り返って、たくさんの思い出があると思いますが、特に思い出されることはありますか？
今までは横浜アリーナに立ったときの記憶が「すごいなぁ」と残っていましたが、最近ではNHK『虎に翼』に出演させていただいたことです。光栄です。ほかの現場でも「朝ドラ観ましたよ！」と、出演シーンは多くなかったのに、すごくたくさんの方が観てくださったようで、何だか自分に起こることじゃないくらいの光栄な出来事が起きた感じです。関係者みなさんに、もう一度お礼を言いたいです。
最初、韓国で朝ドラは誰も観てないイメージで…もう朝にドラマはやってないんじゃないでしょうか。「でも日本は違うよ！」とファンのみなさんから聞いて「えー（本当かな）」と思ってたけど、「え？！（こんなにすごいんだ）」に変わりました(笑)。
そんなみなさんの反響のおかげか、また出演するシーンを作ってくださって、撮影することになりました。さらにがんばってきます！
知り合いや昔一緒にお仕事したスタッフさんなどからも「朝ドラ出てたよね？！」というメッセージをたくさんもらって…今までのどの作品に出演した時より多かったんじゃないでしょうか。

―5th mini album『いつつの星』は、これまで出会いを大切にしてきたソンモさんだから作ることができた作品だと思います。この作品に込めた思いを教えてください。
今まで結構長い時間、15年間いろいろ乗り越えながらきたと思うんですが、まだまだこれからの道が続いている、“まだまだ”の気持ちです。
僕たちはまだ一緒に歩いて行かなきゃいけない、行く場所がまだあるんだという気持ちを伝えたいたいなと思っています。「今までありがとう」というより「これからもよろしくお願いしますね！」の気持ちです。

―5th mini album『いつつの星』の曲紹介をお願いします。
―LIFE WITH MUSIC！
ロックジャンルはこれまでやったことがなくて。今は特に夏祭りとかフェスティバルが多い時期ではあるんですが、フェスにもあまり参加したことがなくて。僕のファンのみなさんと、みんなで手を上げて叫んだりで遊べるような曲になっています。

―MY OWN STORY
バラード曲は自信があるほうですが、R&Bは自信がなくて避けてました(笑)。でも今回は「できなくてもやってみよう！」とやってみました。今までと違って、大人になったからこそ歌うことができた曲でしょうか。新鮮だなと感じる曲だと思います。

―Shining star
今まで通り、自分が歌いたい、聴かせたい曲です。
僕が星というわけじゃなくて、僕にとってはみなさんがShining starなんです。みなさんが光を照らしてくれたから僕が輝いていられる、という気持ちを込めて書いた歌詞です。この曲はみなさんへの感謝の気持ちを込めて書いた曲です。

―明日への橋
タイトル曲ですね。
日本語の歌詞を書く時に、これまでは限界があったけど、今回はそれを乗り越えて、日本のプロデューサーさんと一緒に書きました。
自分がこれまでできなかっところまで表現できたし、ただ歌詞を書いてもらって自分の感情を込めて歌うというのは難しいけど、7年間携わってきてくれたプロデューサーさんと一緒に作業したからこそ、これまでの限界レベルを随分越えた作品になりました。「あ、そういう意味なんだ！」と日本のみなさんも思うような（深い）内容に仕上がったと思います。
木根尚登さんの素晴らしいメロディーで、素晴らしくできました。
MVもインタパクトのあるMVになっていますし、タイトル曲がこれでよかったなと思います。

―MV撮影時のエピソードや、撮影場所、コンセプトについて教えてください。
時間がない中、その日に撮ってしまわないといけなかったんですが、天候が悪くてスタジオで全部しなくてはいけなくなってしまったんです。そのため見どころがないんじゃないかと不安になったんですが、監督さんのアイディアで、タクシーの中での撮影もしました。僕が見てる日本の街、表情に気持ちを込めたり演技をしています。
「ソンモはこんな気分で歌ってるな、演技もしっかりしてるな」と見ていただきたいです。みなさんから早く感想を聞きたいです！(笑)

―日本デビュー15周年イベントの見どころをお願いします。
最近、時間がある時には、歌を練習し直しています。
もっと今までと違う感情や、日本語の歌詞の意味も理解して、ただ読んで歌うのとは違う感情を込めて歌いたいと思っています、楽しみにしていてくだい。

―昨年の『Dr.チョコレート』『駐在刑事SP2023』に続き、今年も『虎に翼』『新宿野戦病院』『嗤う淑女』と、俳優としても大活躍のソンモさんですが、たくさんの日本のドラマに出て、新しい発見や変化した部分、出会いなどはありましたでしょうか？
韓国の演技と日本の演技は違いますね！
『虎に翼』の撮影時くらいまでは緊張感や不慣れな感じがあったりしたんですが、撮影が終わってすぐ、同時に3作品出演というスケジュールだったので、さらに自信がなくて不安でした。でも、3作品撮影が終わってみたら「こうすればいいな」という感覚もできてきたし、慣れてきたようです(笑)。
なので、これからももっといろんな現場でいろんな役に挑戦したいです！

―2024年も半分過ぎましたが、2024年後半はどのような活動をしてく予定ですか？
前半より忙しくしたいですね！
前半よりもっとたくさんお仕事がしたいです！
前半もスケジュールをたくさんいただいて、「僕にも体力の限界があったんだなぁ～」と思ったりもしたんですが、終わってからの達成感がめちゃあったんです。
だから、もっと自分の限界をテストしてみたいです！
歌える場所、演技する場をいただけたらうれしいです！もちろんバラエティーのNGもなしです！何でもいけます！！！

―ファンのみなさんに今いちばん伝えたい言葉は何ですか？（「感謝」などシンプルな言葉でお願いします）
「笑顔」
みなさんも大変な時があると思いますので、全ての笑顔が本当の笑顔っていうのはうそだと思います。
僕は最近特に、みなさんの笑顔を見るのが本当に幸せなんです。
みなさんの笑顔にはいろんな感情があると思いますが、僕に会うことで自然に楽しい気持ちの笑顔になってくれたり、歌を歌った時にも「歌を歌ってきてよかったな」と実感するくらいみなさんが笑顔になってくれてうれしいんです。
僕もそんな笑顔をみなさんに見せたいし、みなさんの笑顔も見たいです。
体調が悪いとか、心が痛い出来事があったりもしますが、だからこそみなさんの笑顔が大切に思えます。どんな時もその素敵な笑顔を忘れないでくださいね。

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