今週4月10日(水)にJapan Debut Mini Album『BANG!』で日本デビューしたTEMPEST(テンペスト)。2022年3月の韓国デビュー後、数々の新人賞を受賞すると、2023年9月に韓国でリリースした『Vroom Vroom』では音楽番組で2冠を獲得、同年8月には日本初単独コンサートも開催するなど、日本でも着々とファンを増やしている彼ら。
そんなTEMPESTが、来週の日本デビュー目前の4月3日(水)東京・羽田のZepp Haneda (TOKYO)にて『TEMPEST JAPAN SHOWCASE “BANG!”』を昼夜2公演で開催した。
オープニング映像に続きメンバーが登場すると、iE(アイ:TEMPESTのファン)の熱狂的な歓声の中、早速日本デビューアルバムのタイトル曲『BANG!』のステージがスタート。ぴったりと息の合ったダイナミックなパフォーマンスで魅せると、「みんな、久しぶり!もっともっと叫べ!」と日本語でiEに声を掛けるルー。ヒョンソプも流ちょうな日本語で「今披露した曲は、僕たちの日本デビュー曲『BANG!』でしたが、いかがでしたか?」とiEに尋ねて大歓声を受けると、「今からが、もっともっと重要ですよ!もっともっと盛り上がっていきましょう!」というルーの言葉で『Dangerous-Japanese ver.-』へ。日本デビューアルバムにも収録される人気楽曲の日本語バージョンということで、会場からは熱い掛け声が起こると、そのままの熱気で3月にリリースされたばかりの韓国最新アルバムより『LIGHTHOUSE』へ。春らしい清涼感あふれるパフォーマンスで、会場にさわやかな風を運んでくれた。
ここで準備のためにメンバーたちが一旦ステージを後にすると、入れ替わりで本日のMC古家正亨が登場。そして準備のできたメンバーからステージに戻り、全員がそろったところで「It’s WE!こんにちは、TEMPESTです!」と日本語で挨拶すると、ひとりずつ自己紹介へ。
ウンチャン「こんにちは、TEMPESTのウンチャンです!」
ヒョク「こんにちは、TEMPESTの小犬、ヒョクです!」
ルー「こんにちは、TEMPESTのリーダー、ルーです!」
ハンビン「こんにちは、TEMPESTのひまわり、ハンビンです!」
ヒョンソプ「みなさんこんにちは、僕はTEMPESTのウサギ、ヒョンソプです!」
テレ「こんにちは、TEMPESTの末っ子、かわいいテレです」
と、それぞれが日本語で挨拶し、会場からは熱い反応が返っていた。
少し緊張気味ながら、1部公演も「やっぱり楽しかった」というルーは、この2部で東京でのショーケースは最後ということで、「2部はもっともっと盛り上がれるんじゃないでしょうか?ですよね!?」とiEにハッパをかける。
そして来週いよいよ日本デビューということで、お祝いの言葉をかけられたメンバーたちは大喜び。その日本デビューアルバムについて聞かれたヒョクが「TEMPESTのパワフルで強烈なエネルギーが込められたアルバム」と解説すると、ハンビンからは一緒に踊れるダンスのポイントも。簡単に覚えられるダンスとして、「パワーポーズ」「パンチポーズ」「ピストルポーズ」の3つを挙げ、実際に踊ってくれたのだが、予想以上に激しく、戸惑うiEたち(笑)。ハンビンは、そんなiEのために「僕の愛を」と言って、ハートポーズにアレンジしたバージョンも踊り、iEを喜ばせていた。
日本デビューも果たし、今後日本でやってみたい活動を聞かれたヒョンソプは、「紅白歌合戦に出演することが目標」と即答。テレは日本のファンとやってみたいことを「一緒に美味しいものを食べること」と回答し、食べたいものに「団子」「ラーメン」「お肉」「すき焼き」を挙げていた。
最近覚えた日本語を聞かれたウンチャンは「めっちゃ大好き♡」と回答。ほかのメンバーも、ヒョクは「なるほど」、ルーは「鬼かわいい」と言って猫耳ピース、ハンビンは「ごはん」、テレは「どうなるんだろう?」とそれぞれ回答する中、日本語が得意なヒョンソプは「偶数と奇数」と回答。古家からはどこで使うのかと尋ねられ、「いつか使える機会があるんじゃないかと思っています」と、これまた流ちょうな日本語で返答すると、「奇数」を「キス」と聞き間違えたヒョクには韓国語で「(ホルス)」と解説してあげる丁寧なヒョンソプだった。
そしてここからは、イスに座って“TEMPESTのタレコミトーク!”のコーナーがスタート。事前にメンバーに行ったアンケートの中から、意外な事実?!が明かされた。
まずは「いい香りがするあのメンバーの秘密を暴露!」ということで、ヒョンソプがヒョクの香りについて暴露することに。ヒョンソプ曰く、いつもココナッツのようないい匂いがするというヒョク。ヒョンソプはシャワーの後にいいヘアエッセンスを使用しているのではないかと予想していたが、ヒョクは「自然に発している匂い」だと、あくまでも自分自身がいい香りだと主張。香水もつけてはおらず、実際に匂いを確認した古家は「やさしくて強い」と表現していた。
この件に関しては、ハンビンから「ヒョクさんはシャワーで本当によく長く洗います。1時間半シャワーを浴びています。それが本当にいい香りがする理由です」という追加のタレコミも。「嘘つきです」と否定していたヒョクだったが、ほかのメンバーからも同様の証言が出ていた(笑)。
続いての「メンバー提供の衝撃スクープ写真!」では、ヒョクがヒョンソプの写真を提供。『KCON HONG KONG 2024』でかわいいキャラクターのタオルを羽織るヒョンソプ、レコーディング室でコートをフードまで被ってスマートフォンを見ているヒョンソプの写真が映されると、iEも大喜びしていた。
続いて「自称きれい好きが2人!?真実はどっちだ!」では、事前にアンケートできれい好きのメンバーを聞いたところ、2人が自分だと答えていたことが判明。そのメンバーはルーとテレで、ルーは以前マネージャーから教わった「楽屋はアーティストの顔だ」という言葉に感銘を受け、楽屋を常に整理整頓しているとのこと。対する末っ子テレは、「お兄さんたちが全然整理整頓してくれないので、僕が一生懸命掃除をして帰ります」と証言。メンバーの中では、テレが優勢だったが、優しいヒョンソプはルーに投票し、仲良くどちらもきれい好きということになった。
続いて今度は「メンバー提供の衝撃スクープ写真!」でヒョンソプがヒョクの写真を提供。夏に撮った写真で、右の袖だけをまくり上げているヒョクが映っていたのだが、ヒョンソプは日ごろから、ヒョクがなぜいつも右袖だけまくり上げるのかが気になっていたのだそう。ヒョクは「両方の袖を上げると気になってしまうので、右利きなので、右だけ上げている」とその理由を明かし、さらに「左腕より右腕に自信がある」とも。その自慢の右腕をiEにも披露すると、ルーは触って確認し、iEも喜んでいた。
続いては「あの人のかばんは四次元ポケット!?不思議アイテムの真相に迫る!!」というウンチャンからの情報提供で、ハンビンのかばんの中身が明らかに。ウンチャンは「お菓子が多くて、いつもお菓子を食べている」「鏡がたくさん入っている」と証言していたが、ハンビンからは「重い理由はカメラです」という新事実も。一眼レフにフィルムカメラ、レンズが入っているそうで、お菓子は時々ゼリーが入っている程度だというハンビン。実は鏡もひとつしか入っていないとのことだった。
最後は「あいつが親指を口に当てる時には気をつけろ!」というハンビンからのテレについての情報提供。いつもカッコつけている時に親指を口に当ててポーズを取るそうで、テレだけではなくウンチャンもそのポーズが多いとの証言も。テレは普段ふざけてそのポーズを取っているということだったが、ここでメンバー全員による“親指選手権”がスタート。
それぞれ思い思いの親指を口に当てるポーズを披露し、会場のiEの判定により、テレが優勝となった。
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