メンバーたちがステージを後にすると、すぐにアンコールを求める「THE BOYZ サランヘ(愛してる)」コールが巻き起こる。THE Bの愛で会場が満たされると、『Back 2 U』が流れる中、会場のTHE Bが持っている、クスっと笑えるセンスのあるボードがスクリーンに映されていく。どのボードにも、THE BOYZへの愛があふれていて、さらに会場がTHE Bの愛で会場が満たされると、今度はスクリーンに、冬から春へと移り変わる季節に、THE Bへの愛のメッセージをつづるメンバーたちの映像が映し出される。そしてTHE BOYZの愛でも会場が満たされると、ツイードの白いジャケットに着替えた11人が登場し、『Spring Snow』で優しい歌声を響かせる。中盤、センターステージへ移動すると、紙吹雪も舞い、幻想的な雰囲気に。続く『FLAG』では、2番のサビから日本語の歌詞「♪ボクの還る場所は キミだけさ~」の部分を韓国語に訳した“내가 돌아갈 곳은 너뿐이야”というスローガンを掲げながら合唱するイベントが行われ、会場は感動的な空気に包まれた。
歌い終えると、「びっくりした」「感動した」と口々に話し、スローガンの文字を確認するメンバーたち。イヤモニをしていて、最初はTHE Bの歌声がよく聞こえず、聞き間違いかと思ったというキューは、「みなさんが一緒に歌っていて、とっても感動しました」と、胸いっぱいの様子。ジュヨンも「心が温かくなりました」と伝えると、エリックも「THE Bのみなさん、頭ぽんぽん」と頭をぽんぽんする素振りを見せる。
そしてメインステージに移動し、ひとりずつ最後の挨拶へ。
喉のコンディションが良くないというニューは、上手くコメントできず、「失礼にならなければ、代わりにメンバーが読んでもらえる?」とお願いし、ジュヨンが「僕が読んであげるから口パクしてね」と、ニューのコメントを代読することに。ジュヨンが「こうして大きな会場で、みなさんに会えて、本当に幸せな1日でした。いい思い出を作ってくれて、本当にありがとうございます。僕たちの音楽がみなさんにいい影響になっていることを願っています。本当に本当に愛してます。遅くならないうちに戻ってきます」とニュー風に読み上げると、腹話術のように口パクしていたニューは、「愛してま~す♡」だけ自分の声で伝えてくれた。
ジェイコブは、「本当に時間が早くて、本当に悲しいですけど、THE Bのおかげで、本当にいい思い出を作りました。近くでもTHE Bに会って、本当にうれしかったです。全員は見えなかったから、悲しいけど、明日もあるから、心配しないでください。今日、来てくださって、THE Bのみなさん、本当に大切だよ。THE Bのことを大好きすぎるジェイコブでした。気を付けて帰ってね、僕の姫たち」と、メンバーもひっくりするほどきれいな日本語で伝えた。
ハンニョンは、「長い間THE BOYZを待ってくれて、本当にありがとうございました。ほかの国で、僕たちの国の掛け声を聞いて、僕たちの歌を聴いてくれるのが、すごく感動でした。これからもっと日本に、たっくさん来ます。約束します。そして、次に来るまで、健康でいること、約束お願いします」と言って、指ではんこを押すと、「約束を守る。またね」と締めくくった。
キューは、「さいたまが今回の日本ツアーの最後ですが、とっても幸せでした。THE Bたちに、感謝しています。たくさんの愛をくれて、心から、ありがとうございました。僕たち、また会いましょう。今日、気分が幸せです。ホント。信じられますか?本当にみなさんのおかげで笑いました。みんな、今日、愛してる♡あ、“毎日”愛してる?」と照れ笑い。
ヒョンジェは「今日すごくすごく、楽しかったです。今回ツアーをしながら、THE Bの愛がすごく大きくて、深いということをたくさん感じて、すごく感動で、いい時間でした。これからも僕たち、がんばりましょう。最後の君のいちばん好きな子になってあげる」と、ポーカーフェイスで甘い言葉を放つと、THE Bからは大歓声。
ヨンフンは「今日本当に楽しかったです。THE Bも楽しかったですか?」という問いに大きな声で応えたTHE Bに「よしよし」と返すと、「さいたまで初めて公演をしたんですけど、本当にとっても楽しくて、幸せな時間でした。またTHE Bにひんぱんに会いに来る時間が持てればうれしいです。あなたは僕のいちばんだよ」まで話すと、準備したという「全ての瞬間が、君と一緒ならすごく特別だった。これからも僕たち一緒にお互いを守り合って、頼りながら、進もう。愛してる~♡」と、甘いセリフで締めくくった。
ジュヨンは「僕にとって、今回の日本ツアーはとても意味がありました。みなさんの目を見ていると、いろんな気持ちが伝わってきました。今まで応援してくれて、本当にありがとうございます。僕たちはこれからもTHE BOYZの活動をたくさんする予定だから、応援してください。今日本当に幸せでした」と流ちょうな日本語で気持ちを伝える。
ソヌはここでもアニメ風に「好きだよ。君、今日お疲れ。生意気な男です(笑)」とひと笑い取ると、「今日は来てくれてありがとうございました。みなさん、今日コンサートが終わって、君の家で会いましょう。全部終わって、早く帰ります。待ってね」と、最後までスタイルを崩さない。
サンヨンは「さいたまスーパーアリーナは初めてです。すごく来たかったです。そしてみなさんに会いたかったです。THE Bになってくれて、ありがとうございます。僕にとってみなさんに出会えたことは、幸運です。いつもみなさんのために歌います。本当に本当に愛してる。ありがとうございます♡」と、リーダーらしい包容力のある笑顔で包み込む。
ケビン「今日は僕にとって、永遠に胸の中にとどめておきたい、そんな思い出になりました。僕たちの日本ツアーのフィナーレまで、一緒にいてくれて、ありがとうございました。夢を現実にしてくれたみなさん、一人ひとりすごく大切で、ありがたいです。僕たちは、舞台の裏側でたくさんのことを準備して、たくさん考えていますが、舞台に上がって、みなさんの前に立っている瞬間ほど幸せなことはないです。みなさんも、今日が一生忘れられない思い出になったならうれしいです。ありがとうございます。また会いましょう」とピースサインと投げキッスをプレゼント。
エリックは「みなさんの恋人エリックです。ごめんなさい(笑)。今日もみなさんのおかげで本当に幸せでした。みなさんは幸せでしたか?」と問いかけ、THE Bのかわいい反応に「ヤバーい」とひと言。そしてステージが始まる前にサンヨンが今日の公演について、「時間がなくて、残念ながら来ることができなかった人、THE BOYZを知らなくて、まだTHE Bじゃないので、僕たちのコンサートに来なかった人たちが、観なかったことを後悔して、残念に思うような公演にしよう」と言っていたことを明かし、「そのために今日は11人で本当にベストを尽くしたんですが、みなさんどうでしたか?そう感じましたか?これからどうしたらいいと思いますか?THE BOYZがコンサートをしたら来なきゃいけないですか?来ちゃいけないですか?」と詰め寄りながらも、「さいたま(スーパーアリーナ)は公演をするのが容易ではない、大きな会場じゃないですか。このように会場をびっしりにしてくれたTHE Bたち、頭ぽんぽん。今日はありがとうございました。あなたは僕のもの。愛してま~す」と、末っ子らしい愛らしさで締めくくった。
ここで、8月にこのさいたまスーパーアリーナの公演がWOWOWで放送されるといううれしいお知らせも伝えられると、今日の思い出に、THE Bをバックに記念撮影。
そしてラスト2曲は日本だけの特別な曲『SKATEBOARD』とTHE Bとの合唱になった『Timeless』。ヨンフンのネタバレ通り、再びメンバーはトロッコに乗り込み、会場を一周してからセンターステージへ。最後は、全員で手をつなぎ、マイクを外して生声で「以上、THE BOYZでした~!ありがとうございます!」と叫びながら礼をし、花道を隅々まで練り歩きながら、じっくりと別れを惜しむと、何度もTHE Bのほうを振り返りながら、スクリーンの奥へと去っていった。
最後にスクリーンには、メンバー全員の日本語の手書きメッセージが映し出され、本日の公演は終了となった。
前回のツアーよりも、一段とレベルアップした11人が魅せてくれた『THE BOYZ 2ND JAPAN TOUR: ZENERATION』。毎回、これ以上はないのではないか、と思わせるほどのステージを見せてくれる彼らだが、まだまだこの現状には満足していないという、強い覇気がビリビリと伝わってくる公演だった。次回はどんな場所でその姿を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。
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収録曲: ※全形態共通
1.Delicious
2.SKATEBOARD
3.Lip Sync
4.EYES ON ME
5.Door
6.Here is
7.Take Me Back
8.Talk About Us
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2023年4月26日(水)発売
Blu-ray:UCXS-1001 ¥7,150(税込)
DVD:UCBS-1011 ¥6,050(税込)
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