10月30日(土)『第34回東京国際映画祭(TIFF)』が開幕した。
今年は六本木地区から映画の街である日比谷・有楽町・銀座エリアへと場所を移し、オープニングを飾るレッドカーペットイベントは東京国際フォーラムにて行われ、昨年の『第33回東京国際映画祭』でキム・ボラ監督と「アジア交流ラウンジ」で語り合った、フェスティバル・アンバサダーの橋本愛らが登壇した。
東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場では、大型ビジョンが設置され、無料の上映会が行われており、映画ファンが集っていた。
街の中も、フラッグやパネルなどでラッピングされ、映画祭のムードが高まっていた。
新型コロナウイルスの影響で、今年も韓国からの来日は叶わなかったが、オンラインを通じて、韓国からはコンペティション部門に出品されている『オマージュ』のシン・スウォン監督が「TIFFトークサロン」に、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」に登壇する。
来日が叶わない外国映画の監督たちをオンラインでつなぎ、鑑賞者からの質問を受け付けるトークです。従来は上映後に監督や俳優をお迎えして行っていたQ&Aを、オンライン上で実施していきます。今年は誰でも参加できる形でYouTubeでの生配信となります(アーカイブ視聴も可能です)。
■「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」
11月7日(日)14:00~15:30
登壇者:ポン・ジュノ、細田守
モデレーター:荒木啓子
詳細:https://2021.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3420ASL08a
昨年に引き続き国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭の共催事業により、アジアを含む世界各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人が語り合うトークシリーズです。東京ミッドタウン日比谷の映画祭会場から毎日ライブ配信していき、現場での観覧も可能になりました。ライブ配信では、ZoomのシステムのQ&A機能を使用して世界中からの質問も受け付けます。
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開催期間:2021年11月1日(月)~11月3日(水・祝)
会場:オンライン
公式サイト:www.tiffcom.jp