若手No.1俳優イ・ジョンソク主演最新作のファンタジック・ラブストーリー「あなたが眠っている間に」のBlu-ray&DVD SETが好評リリース中!
今回、Blu-ray&DVD SETのリリースを記念して、イ・ジョンソクのインタビューが到着!
「あなたが眠っている間に」への出演を決めた理由や撮影中のエピソードを語ってくれた。
―「あなたが眠っている間に」の台本を初めて読んだときの気持ちは?
僕は台本を読む前に出演を決めたんです。脚本のパク先生とオ監督という素晴らしい方々との企画だったので、出演を即決しました。それから台本を読みました。
パク先生とは以前もご一緒したんですが、ファンタジーの要素を含みつつリアルな作品を書かれます。
今回のドラマで僕が演じた役どころもリアルで俗物的なんですよ。それなのに正義感に燃える検事へとだんだんと変化する姿が魅力的でした。
―パク脚本家、オ監督と一緒に仕事をした感想は?
パク先生とは一緒に働きたがる俳優や監督も多いですし、人気の脚本家だと思います。
パク先生の作品は単調ではなく、複数のジャンルが混ざり合っています。台本もかなり細かいです。
そして、そんな細かくて難しい台本をきちんと演出したのはオ監督です。他の監督なら見逃してしまいそうな細かな部分まで、見逃すことなく演出されました。監督はキャスティングも素晴らしくて、こんな現場は他にないと思うほどいい現場でした。スジさんも言っていましたがリーダーシップがあり、叱りつけなくてもついて来させることができるリーダーです。監督のキャスティングですてきな現場になり、幸せでした。
―パク脚本家の作品に出演した感想は?
パク先生の作品は台本の下に脚注があって、本人の表現したいことや説明の必要な部分が細かく書いてあるんです。台本に詳しく書いてあるので演技をする時にとても助かるんですよ。僕はアドリブが苦手だと自分で思っているんですが、台本のおかげで無理なく演じることができました。先生の作品は情に満ちています。
一方で童話のような物語も書かれます。優しい方なので尊敬しています。
―印象的だったセリフは?
たくさんあります。法廷のシーンに出てきた「正義が川のようにこの法廷にも流れますように 願っています」というセリフや、スジさんと海辺にいる時のナレーション「この瞬間 この海が安らぎになってほしい ときめく1日になりますように」も印象的でした。
ナレーションが全体的によかったですね。ドラマの中で実際に俳優が口にすると大げさに聞こえそうですが、ナレーションだからよかったんだと思います。すてきな映像にも合っていました。
―ファンタジー要素が強い作品の出演が多い理由は?
ファンタジーは好きです。ファンタジーというジャンルに別のジャンルの要素を加えると物語の幅が広がりますし、台本も面白く感じます。
―出演作を決めるときに大事にしていることは?
台本を読んで面白いと感じれば出演します。ドラマの中にもキャラクターを重視している作品と物語を重視している作品があります。ファンタジーに多く出演しましたがどの作品もそれぞれ違います。同じなのは僕です(笑)。イ・ジョンソクだけが同じで物語の構造や流れは全く違う、それが面白いんです。
―撮影のときに緊張したシーンは?
すべての場面でいつも緊張していました。中でも緊張したのは法廷でのシーンですね。
セリフも多かったし、感情を入れつつもセリフをきちんと伝える必要があり、そういった面から緊張していましたね。
―映像美が印象的だったシーンは?
僕は桜のキスシーンがきれいだと思いましたね。桜が満開で本当にきれいでした。
そのロケ地に到着した時、美しさに驚いてまず写真撮影をしたんですよ。
―おすすめのシーンは?
ジェチャンが血を流しながら倒れてしまうシーンです。意識を失いながらホンジュ(ペ・スジ)が幼い頃に会った“クリ坊”だと気付くのですが、ホンジュがジェチャンの回復を祈る姿も必見ですし、「クリ坊だったんだな」と心の声が流れてジェチャンの心拍が戻るんですよ。「死ねない どうしても謝りたい」と。
そのセリフや場面が僕は好きですね。
―共演者のおすすめシーンは?
皆さんのキャラクター別にそれぞれ必見シーンがありますが、中でも係長役を演じたキム・ウォネさんです。
登場するすべてのシーンにアドリブを準備していたんです。割り当てられたシーンを理解したうえでのアドリブであって、その場の思いつきではないんです。台本を読み込んで、そのシーンを研究したことが分かるアドリブです。
周辺にある物もよく利用してましたね。ウォネさんの登場シーンはコメディー調で面白いんですが、軽いとは思いませんでした。とにかく素晴らしい先輩だと思います。それからイ・サンヨプさん(弁護士イ・ユボム役)は表情の演技がうまいです。そして毎回演技が変わるんですよ。それは簡単な事ではありません。だからNGもよく出すんですけど(笑)。
―事前に準備したことは?
役のために特別に準備したことはありません。パク先生が事前に十分な調査をしてくださり、必要なことは台本に全部書いてあったので僕は準備しなくて済みました。台本に書いてあるセリフに感情を込めて伝えることに集中しました。
―家ではラフなジェチャンですが、ジョンソクさんは?
家にいる時ってみんな大体同じでは?(笑)家にいる時は髪を洗わないこともあるし、気楽に過ごしています。
―撮影現場の雰囲気は?
楽しい現場でした。検事役の中ではイ・ギヨンさん(部長検事パク・デヨン役)がよく話してくださいました。
撮影の時は先輩としていろんなアドバイスをくださいましたね。
―日本の皆さんへメッセージ
映像がとても美しいドラマだと思います。それが見どころですし、重いテーマを扱う時もただ重いだけじゃありません。パク先生は真面目すぎるのを嫌うのでラブコメの要素も含まれているし、ときめきもスリルも味わえる、さまざまな要素を含んだドラマです。また名匠オ監督が演出しています。
とても面白いドラマなのでご覧ください。