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2019年5月8日09時04分 水曜日 【レポ】若手実力派俳優ヨ・ジング2年半ぶりの来日ファンミーティング『YEO JIN GOO JAPAN FANMEETING 2019 -Brilliant Spring Day-』~ウサ耳ダンスや動く絵文字も披露!「一生、僕たち一緒にいましょう」(1/2)

8歳から子役としてキャリアをスタートし、数々の映画やドラマに出演、初主演映画『ファイ:悪魔に育てられた少年』では、韓国国内の映画祭の新人賞を総なめにした韓国の若手実力派俳優ヨ・ジング。
ドラマ『サークル:繋がった二つの世界』『ひと夏の奇跡』などで主役を演じるまでに成長し、今年3月まで主演を務めた『王になった男』でも、その演技力を余すところなく見せ、話題をさらった。
そのヨ・ジングが日本では約2年半ぶりとなるファンミーティング『YEO JIN GOO JAPAN FANMEETING 2019 -Brilliant Spring Day-』を4月13日(土)横浜・LANDMARK HALLにて開催し、日本のファンとの久々の再会を楽しんだ。

【レポ】『YEO JIN GOO JAPAN FANMEETING 2019 -Brilliant Spring Day-』 at LANDMARK HALL(1/2)

“きらめく太陽に 心がほぐれ そよ風に笑顔がこぼれる 眩しくきらめく春の日 一緒にいるから幸せな 僕たちだけの時間♡ そんな特別なデートのスタートです”という文字がスクリーンに映し出されると、胸を押さえながら緊張している様子のジングが登場。
『王になった男』の映像とともに、ソン・シギョンのOST曲『If I Could Be by Your Side(니 곁이라면)』を心地よい低音ボイスで歌い上げ、歌い終えると緊張がほぐれたのか、笑顔で「ありがとうございます」とひと言。

MCのYumiも登場すると、日本語で「こんばんは、ヨ・ジングです。お久しぶりです、みなさん。お元気ですか?」と挨拶。
会場はその歌声に聴き惚れていたが、「本当に緊張し過ぎてしまいました。本当だったらもう少し上手く歌えるところだったんですけど、今でもまだ心臓が鳴っている感じです。本当に申し訳なかったです。さらに一生懸命準備して、またいい歌をみなさんに聴いていただきたいと思います」と申し訳なさそうにしているジング。

そんなジングの低音ボイスに悶絶していたYumiは、今回ジングと7年ぶりの再会を果たしたそうで、当時のジングは14歳。しかしながら「通訳の根本さんは8歳の時にお会いしてるんですって」と言われ、会場も本人もびっくりしていた。
8歳当時は『サッド・ムービー』という作品で、初めて日本に来たそうで、お台場の観覧車を見たことや、共演したチョン・ウソンに抱っこされて写真撮影をしたことを覚えており、当時かわいがってくれた共演者に会うと、「自分でも無意識のうちに子供の頃に戻ったような気持ちになります」と無邪気な顔を覗かせた。

最初のコーナー“1st I AM<スキャントーク>”では、ジングをスキャンして色々なことを聞いていくというコンセプトのもと、“過去、現在、未来”をテーマにした2択のQ&Aがスタート。
「考える時間は3秒」と言われると「怖いです」と怯えていたジングは、やはりなかなか決められず、悩みこんでしまう場面も。

まずは“過去”をテーマにした質問から。
Q.より緊張したのは?(A.初めてのオーディション/B.初めてのファンミーティング)
  ⇒B
Q.より大変だったのは?(A.アクション/B.時代劇)
  ⇒B
Q.よりプレッシャーなのは?(A.原作のリメイク作品/B.子役のイメージ)
  ⇒A
Q.より幸せだった瞬間は?(A.俳優デビュー/B.青龍映画祭)
  ⇒「ひどいですよこれ」と言いながらA
Q.大変だった初シーンは?(A.キスシーン/B.アクションシーン)
⇒(頭を抱えながら)A

日本での初ファンミーティングに立ち会っていたYumiから「そんなに緊張しているように見えなかったですけど」と言われると、「初めてのオーディションの時は、まだ子役だったので、詳しい記憶はないんですけど、あまり緊張しなかったように覚えています。周りに同じぐらいの年齢の子もいましたし、どれくらい重要なオーディションかも分からないまま臨んでいたので。でもファンミーティングは、どういうものか知っていましたし、これからファンのみなさんに会うんだと思うと、すごく緊張しました」と当時を振り返るジング。

初めてのキスシーンは、韓国の歳で17歳だったそうで、Yumiから「すごい歯磨きしたとか?」と言われると、ジングは照れながら「はい」と答え、「あの時は本当に緊張しました。この表現が正しいかわからないんですけど、一生懸命がんばりました」とまだまだ初々しさの残る表情を見せた。

続いては“現在”をテーマにした質問。
Q.自分だけのリラックス方法は?(A.寝る/B.趣味を楽しむ)
⇒A
Q.習慣のようによくやることは?(A.鏡を見る/B.ネットの書き込みを見る)
  ⇒B
Q.聞くとうれしくなる言葉は?(A.カワイイ/B.セクシー)
  ⇒両方
Q.ジングオッパ以外に呼ばれてみたいのは?(A.メロの達人/B.信じて見られる俳優)
  ⇒B
Q.日本で必ず食べたいものは?(A.焼肉/B.お寿司)
⇒A

リラックス方法は寝ることだと答えたジングに、昨日の睡眠時間を聞いてみると、「昨日は今日のファンミーティングに備えて、十分に寝ようと思って、11時か12時くらいには寝ました。十分に寝て、9時ぐらいに起きました。たっぷり寝ました。よく寝ます」と普段からたくさん寝ている様子。

“カワイイ”と“セクシー”はひとつに決められなかったジング。『王になった男』ではそのセクシーさが評判になっていた、と言われると、「この作品では本当に準備することがたくさんありました。イ・ホンという役は、健康な、カッコいい体というよりは、あまり筋肉はなくて、小さな筋肉はちょっとあるという体だったんです。なので、食事制限をして、しっかりと体を管理して、シャープな顎のラインを作ったりしました」と細かな部分へのこだわりも示し、最後は「みなさん、たくさん寝ないと体も痩せませんし、健康な体を作れないですよ」と、さすが芸歴14年と思わせるアドバイスも。

最後は“未来”をテーマにした質問。
Q.習ってみたいのは?(A.ダンス/B.楽器)
  ⇒B
Q.20年後に開けるタイムカプセルに入れたいものは?(A.ファンミーティングの写真/B.ファンレター)
  ⇒両方
Q.出てみたいCMは?(A.ビール/B.自動車)
  ⇒A
Q.俳優以外に挑戦してみたい分野は?(A.ラジオDJ/B.ミュージカル)
  ⇒B
Q.ファンの皆さんと一緒に行ってみたいイベントは?(A.キャンプ/B.運動会)
  ⇒A

「ダンスはとても下手です」というジング。楽器は得意なようで、「あまり上手くはないんですけど」と謙遜しながらも、ギター、ドラム、ピアノは習ったことがあるそう。「楽器にはとても関心が高いので、もし習えるとしたらたくさん習いたいです。機会があれば、次にギターやピアノ以外のものを何かお見せできればいいなと思っています」と意欲を見せていた。

続いては“2nd I AM<心理テスト>”。
ジング自身も「(心理テスト)好きです。おもしろいです」と前のめりに。
答えは絵で描く、ということで、まずはジングが描いたという絵を見ながら、実力を確認していくことに。
『王になった男』の現場で描いたというチョ内官の絵はなかなかの実力だったが、ソウンを演じたイ・セヨンを描いた絵が出てくると、本人も「すみません」(笑)と困った顔に。

そして1問目の“自分がどんな人に惹かれるのかがわかる”という心理テストでは、“靴”を描き、
「自分のセクシーな魅力に興味があるタイプ。いつも人の視線を意識するあなた。誰かがあなたのそんな美的センスとファッション感覚について褒めてくれたら、それをきっかけに恋に落ちてしまうでしょう」という結果に本人も爆笑。

2問目では海辺の砂浜と波の絵に「描き加えるなら何?」というのを選択肢の中から選び、“カモメ”と“遠くに見える島”を描いたジング。
“遠くに見える島”は「見た目より正直」「自己主張が強い」、“カモメ”「思ったより本音で話せる相手がいない」「その場で感情を表に出さない」という結果に。

そして“Final I AM<FAN Q&A>”では、事前にファンから送ってもらった質問に答えることに。
「韓国でお勧めの飲食店を教えて」という質問には、悩んでソウル市内にある“居酒屋”をお勧め。それ以外は思いつかなかったようで、「普段美味しいものを食べるのも好きなんですけど、どちらかと言うと、自分で買い物して、料理をするのが好きなので、ちょっと今なかなか思いつかないです」と意外なコメント。ちなみに、よく作るものは、パスタやステーキ、おかずとのことだった。

「日本のドラマや映画に出るとしたらどんな役を演じてみたいか」という質問では、質問者に『君の名は。』の主人公が似合うのではないかとお勧めされ、「君の名は?」と台詞を言ってくれる場面も。
日本の作品は普段からよく観ているというジングは、是枝裕和監督や犬童一心監督の作品が好きだそうで、「日本の作品は、平凡ながらも平凡な中の心理を描くというのがいいと思いますし、とても居心地が良い気楽なところが長所ではないかと思うので、そういう作品に出てみたいです」と役者ヨ・ジングならではの目線で答えていた。

(つづく)→次頁

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