2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた、愛と感動の物語『ブルー・バイユー』が、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー中です。この度、本編映像よりアリシア・ヴィキャンデル演じるキャシーが、映画タイトルにもなっている名曲「ブルー・バイユー」を歌唱するシーンの本編映像が解禁となりました。
韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された青年アントニオ。
30年以上前の書類の不備で強制送還される危機に瀕した時、彼はどうするのか?
2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた、愛と感動の物語『ブルー・バイユー』。監督・脚本・主演を務めるのは、映画『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても数々の賞を受賞している韓国系アメリカ人、ジャスティン・チョン。共演は、2015年『リリーのすべて』でアカデミー賞(R)助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された青年が、自身は知る由もない30年以上前の書類不備で、国外追放命令を受け、二度と戻れない危機に瀕したらどうするか?アメリカの移民政策で生じた法律の“すき間”に落とされてしまった彼は、愛する家族との暮らしを守れるのか。不器用な生き方しかできない男、大きな愛で支えようとする女、義父を失う不安を抱える少女。家族を襲う不幸に揺れ動く3人を美しい映像と共に力強く描いた傑作が誕生した。
アリシア・ヴィキャンデルの歌声が切なく胸に響く!猛特訓で挑んだ名曲「ブルー・バイユー」歌唱シーン
この度解禁された本編映像では、アントニオの友人でベトナム移民のパーカーに招かれたホームパーティーで、司会者に逆指名されたキャシーが「ブルー・バイユー」をリクエストして歌うシーンが切り取られている。「悩み事があって元気をなくしてた。私はいつも独りぼっち。大切な人を残してきたの。あの青い入り江(ブルー・バイユー)に」と、まるで強制送還の危機に瀕するアントニオとキャシーの気持ちを代弁するような歌詞に、思わず歌いながら目を潤ませるキャシーと、そんなキャシーの歌う姿を呆然と見つめるアントニオ。キャシーの歌声が切なく胸に響くシーンとなっている。
映画タイトルにもなっている「ブルー・バイユー」は、1963年にロイ・オービソンが発表し、リンダ・ロンシュタットのカバーで知られる名曲。今回、このシーンの為にアリシア・ヴィキャンデルはこの歌を猛特訓したらしく、現在はカラオケの新しい定番曲になっているという。映画の完成後、偶然ハワイに居合わせた夫のマイケル・ファスベンダーとジャスティン・チョン監督、アリシア・ヴィキャンデルで落ち合ってカラオケに行った際には、ジャスティンにこの曲を無理やり歌わせ、「わあ、本当に難しいね!」と言われたヴィキャンデルが「そうよ、言ったでしょ!」と言い返したというエピソードも語られている。
監督・脚本・主演:ジャスティン・チョン
出演:アリシア・ヴィキャンデル、マーク・オブライエン、リン・ダン・ファム、エモリー・コーエン
2021年/アメリカ/原題:Blue Bayou
配給:パルコ ユニバーサル映画
(C)2021 Focus Features, LLC.
TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー中