ここで、もうすぐバレンタインということで、小さなプレゼントを準備したというチャンウク。“ROMANTIC PRESENT FOR YOU”というタイトル映像が流されると、チャンウクに関するTMIクイズがスタート。最後まで残ったファンにはチョコレートのプレゼントもあるということで、期待が高まる会場。ゲームの説明中にチョコレートのつまみ食いをするお茶目な一面も披露すると、1問目の「手をつなぐ時/○カップルつなぎをする ×そのままつなぐ」では、「×」と回答。
その後も「パジャマの色はホワイトだ」「僕は愛嬌よりもセクシーな方だ」などの質問に○×で回答していくと、「靴を履く時、右から履く」の質問では、実際に靴を右から履いて、正解は○。
続く「運動王チャンウクはゴルフでホールインワンを3回中2回成功できる」という質問では、おもちゃのゴルフセットがステージに登場し、ホールインワンに挑戦することに。会場のファンは先に答えを出し、「×」の回答が多い中、その期待に応えてか、2連続で失敗していた(笑)。
さらに「チュッパチャプスを10秒以内に袋から出せる」という質問が続き、多少苦戦しながらも、ここでは成功し、○が正解という結果に。
かなり正解者が減ってしまった中、「サインにかかる時間は3秒以内だ」の質問では、3秒以内にサインを書き終えたチャンウク。
最後の質問「チャンウクはたい焼きを尻尾から食べる」では、その場でたい焼きを尻尾から食べ、最後まで残った30名のファンにチョコレートが贈られた。
続いては、チャンウクが「小さなプレゼントを差し上げたいと思って準備しました」という、“あなたが願いを言えば HAPPY NEW YEAR”のコーナーへ。事前にホームページで募集したお願いから抽選で選び、当選者は願いをかなえてもらい、チャンウクが直接準備したというプレゼント(タンブラー、フォトカード、サイン色紙)ももらえるという、うれしいコーナーになった。
1人目の当選者は、手術を控えているというファンで、励ましの言葉を掛けてほしいという願い。「僕がいつも健康を祈っています。がんばってください」と温かい言葉を掛け、ファンも胸いっぱいの様子だった。
2人目は、コンビニで働いているというファンが当選し、ドラマ『コンビニのセッピョル』でチャンウクが演じたデヒョン店長のように声を掛け、名前を呼んで退勤してほしいという願い。名前を呼び「お疲れさま、ありがとう」とさわやかに声を掛けてくれた。
3人目は、少し前に骨折をしてしまったが、ファンミーティングに来るために「気合で骨をくっつけてきた」というファンの「お疲れ様、愛してる」と言ってほしいという願い。これを聞いたチャンウクは、その熱い気持ちに喜びの表情で、「とっても愛しています。本当に最高です」と感謝の気持ちを伝えてくれた。
ここで再び歌のステージへ。「2023年は、みなさんにとって一日一日が魔法のような素敵な日になってほしい」という願いを込めて準備したと話すと、『あなたは魔法を信じますか?(당신 마술을 믿습니까?)』(ドラマ『アンナラスマナラ -魔法の旋律-』OST)を、雰囲気たっぷりに歌い上げ、ステージを後にした。
スクリーンでは、歌の練習シーンや雑誌の取材の様子などのビハインド映像が流されると、衣装チェンジしたチャンウクがステージへ戻り、2部がスタート。
ユリサンジャの『こんな僕はどうですか?(이런 난 어떠니)』(ドラマ『都会の男女の恋愛法』OST)、自身が好きだというユン・ダンダンの『君に会いたい夜(니가 보고싶은 밤)』を歌い、さわやかな歌声を響かせた。
2部のタイトルは“ロマンチックホリディ”ということで、MCなしで、チャンウクとファンだけで、イベントが進められることに。「僕がみなさんに向けた気持ちをたくさん込めたい」という思いから、告白の歌だけを選曲したというチャンウク。先ほど披露した2曲で、ファンには十分にその気持ちが伝わっていたようだが、日本に来る前まで、ノワール作品を撮影していたというチャンウクは、「何だかぎこちない」と、そのギャップに戸惑いも見せていた。
ここでいつもステージを共にしているというバンドも紹介すると、韓国で流行っているという“人生4カット(인생네컷)”をファンと一緒にやってみることに。“人生4カット”は、仲の良い友達と撮る写真だということで、タメ口でフレンドリーな雰囲気を出しながら撮影がスタート。スクリーンに当選者とチャンウクの2ショットが映し出されると、指定された4つのポーズで撮影が進められた。撮影が終わると、「さっき一緒に写真を撮った友達は、必ず忘れないで、写真を持って行かないとダメだよ。忘れたら僕が追いかけていくからね」と最後までフレンドリーに話すと、選ばれなかったファンのために、もう一度全員にフォトタイムをプレゼントしてくれた。
再び普通の話し方に戻ったチャンウクは、1曲目とは別の“告白”というタイトルの曲を歌ってくれることに。チャン・ボムジュンの『Go Back(고백)』を力強く歌い上げると、続けて『KISSING YOU』(ドラマ『ファーストキスだけ7回目』OST)をステージを動き回りながら歌い、シャボン玉も飛ばし、会場を盛り上げた。
今回、まだマスクをしていて、ファンの顔をしっかりと見ることができなかったことを残念がっていたチャンウクは、「僕たちがマスクを取ってお互い顔を向け合うことができるようになる日が一日も早く来ることを期待しています」と伝えると、「最後の曲になりました」という残念なお知らせも。
そして、「いつも僕のことを応援してくださって、遠くにいるにもかかわらず、僕のことを支持してくださって、力をくださるみなさんを見ると、本当に大きなエネルギーを持ち帰れそうです。今回は僕にとって新しいスタートだなと思わせてくれた気がします。これからもみなさん、僕のことをよろしくお願いします」と締めくくった。
ファンをバックに記念撮影もすると、みなさんに聞いていただきたいと思っていること、話したいと思っていることを書いたという日本語の手紙を読み上げるチャンウク。「愛するあなたへ」という言葉で始まった手紙は、ファンへの思いがたくさん詰まった内容で、会場からは、大きな拍手が起こっていた。
そのまま、日本のファンのために準備してくれた最後の曲、米津玄師の『Lemon』へ。チャンウクの日本のファンへの思いに、会場からは自然と手拍子が起こり、会場一体となっていた。
すぐにアンコールに応え、ステージに戻ったチャンウクは、優しい歌声で語り掛けるように『君を好きな101の理由(네가 좋은 백 한가지 이유)』(ドラマ『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』OST)を歌ってくれた。
そして、大阪に続き、横浜でもファンに会えたことに感謝の気持ちと「幸せです」と喜びを伝えると、今年は日本でいろいろな活動を計画していることを明かし、「たくさん期待していてください」といううれしい言葉に会場からは大きな拍手と喜びの声が。さらに日本語で「横浜、最高です。忘れられません」と伝えると、最後の曲『守ってあげる(지켜줄게)』(ドラマ『ヒーラー~最高の恋人~』OST)で、その熱い気持ちを存分に伝えると、まだまだ伝え足りないとばかりに、客席へ。うれしいサプライズに、熱気が高まる中、ステージに戻ったチャンウクは、「ありがとうございます。また会いましょう!」と日本語で挨拶し、深々とお辞儀をして、ステージを後にした。
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このイベントの模様は、4月30日(日)午後8:30~CS放送局「衛星劇場」にて放送される。