メラメラとした炎の中で鋭い眼差しを見せるメンバーたちの映像に続いて、ロックテイストな黒い衣装に着替えたメンバーたちが再びステージへ。『REVEAL』でカリスマあふれるステージを見せると、『The Stealer』では、THE Bの掛け声の中、サンヨンが上着をはだけさせたり、ケビンがメロンパン(腹筋)をのぞかせたりと、THE Bも大興奮。そのままの勢いで『WATCH IT』のイントロがスタートし、センターステージへと移動すると、エリックの「みなさん、最後の曲です!叫べ~!」の声とともに曲がスタート。エリックの言葉通り、大きな声で掛け声がかかる中、途中花道でもパフォーマンスしてメインステージに戻り、20名を超えるダンサーと共に圧巻の群舞を披露。ジェイコブのハイトーンボイスも冴えわたり、大興奮の渦の中、コンサートの本編が幕を閉じた。
すぐに会場のTHE Bからアンコールを求める「THE BOYZ、サランヘ」コールが始まると、会場の面白い応援ボードがスクリーンに映し出される恒例のコーナーが『Dancing Till We Drop』に乗せてスタート。このコーナーのために作ってきているのでは?と思うほど、秀逸な作品だらけで、会場の歓声が鳴りやまなかった。
サイバーチックなジングルを挟み、いよいよ日本最新アルバムのタイトル曲『Gibberish』の初披露へ。赤と黒を基調とした衣装に身を包んだメンバーたちの悪ガキ感いっぱいのステージに、THE Bの掛け声が加わり、会場が一体に。続く『Bite Back』は未発表の楽曲で、もちろん日本では初披露。アフリカンミュージックを感じさせるようなクセになるビートと、噛みつくようなセクシーなダンスで、会場を引き込んでいた。
そしてTシャツとデニムパンツというカジュアルなスタイルに着替えたメンバーたちは本日2回目のトロッコでの登場。『Nectar』では、THE Bも掛け声でメンバーたちのファンサービスに応え、続く『Fire Eyes』では、曲の途中でセンターステージへ到着したかと思うと、客席へ下りていく大サービス。そして曲が終わったかと思うと、ハンニョンの「雰囲気がいいね。雰囲気がいいでしょ?」という何かを匂わせるような言葉で空気を察したTHE Bからは「ハンボンド(もう一回)!」コール。これを受けてジュヨンから「みなさん、もう一回ほしい?」と尋ねられたTHE Bが大きな声で返事をしたものの、「ちょっと声がちっちゃい」というハンニョンの指摘で、エリックも「そんなにほしくないみたい」と同意し、「愛嬌を見せてくれなきゃダメです」とも。そしてソヌが「教えてあげる、にっこにっこにー」とお手本を見せると、THE Bもこれに続いて「にっこにっこにー」と愛嬌をして、再び曲がスタート。サビを再び歌い終えると、ハンニョンのあおりで再びの「ハンボンド(もう一回)!」コールが起こるも、ソヌの「悪いことばっかり覚えてしまったんですね」の言葉で惜しくも曲は終了に。
トークタイムになり、ソヌが「『Gibberish』はどうでしたか?」と質問すると、THE Bの熱い反応に、「直接観るのが初めてのみなさんじゃないですか。おめでとうございます」とソヌ。ジュヨンも「みなさん掛け声した?」と尋ねると、こちらも熱い反応だったが、「すみません、イヤホンを両耳にしていたので、よく聞こえませんでした。見せてください」と伝えると、THE Bが掛け声を始め、メンバーたちも合わせて歌うという胸熱な光景が。メンバーたちも「すごい」とTHE Bに感心し、特にソヌは「すごいです…」と感動の表情を見せていた。
そんな中、ジュヨンから「みなさん、何と終わりの時間が近づいてきました」という残念なお知らせがあり、一人ずつ今日の感想を伝えることに。
エリック「これからはもっと早く、もっと頻繁にみなさんに会いに来ます。大好きだよ。愛してるよ。“エ・も”。THE Bのみなさんは、エリックのもの、“エ・も”。」
ケビン「THE B一人ひとりできるだけ目を合わせようとしたけど、残念です。全員は見れなくても、みなさんにとっていい思い出になったらうれしいです。」
サンヨン「前回東京で『愛の不時着』のミュージカルをひとりでやったけど、今日はメンバーたちがいるから、頼もしいです。愛してる~♡」
ソヌ「THE Bのみなさん一人ひとりを見たんですけど、ホンマに付き合ってほしい。僕と付き合ってください!僕が選びます!あなた!(と言って指した先にヨンフン)」
ヒョンジェ「めっちゃ、会いたかったです。愛してるよ。いつもTHE BOYZが来るたびに、席をいっぱいにしてくださって本当に感謝しています」
ヨンフン「一昨日は僕の誕生日でした。THE Bのみなさんがお祝いしてくださったので、僕もプレゼントを準備しました。♪会いたかった 会いたかった会いたかった Yes!~」
ジュヨン「ひとりずつ目を見ながらすごく幸せになりました。俺もみなさんのそんな存在になりたいです。“今日みなさん、照れてる姿もかわいいやん”。
ヨンフン「ジュヨンさん、キモいです(笑)」
ハンニョン「前回、僕だけいなかったから悲しかったけど、今回は気分がいいですね。近くに行って、ひとりずつ目を見て、何で自分が歌手をしているのかをもう一度感じることができました。みなさんは私にとってそんな存在です。」
キュー「今日大きく応援してくれてありがとうございます。幸せな時間でした。THE Bは僕がずっと守るよ」
ジェイコブ「今回もTHE Bの目が愛でいっぱいなのがとっても感じることができて、ずっと幸せでした。早いうちにまた会いましょうね。(小指を出して)約束だね」
ニュー「今日僕の唇、かわいくないですか?全部JILL STUARTのおかげです。本当に本当に大好きJILL STUARTとTHE B♡」
ここで会場のTHE Bと一緒に記念撮影すると、サンヨンの掛け声で「以上、THE BOYZでした!ありがとうございま~す!」と全員で挨拶し、最後の曲『B.O.Y (Bet On You)』へ。最後の最後までTHE B一人ひとりと目を合わせるようにステージや花道を動き回り、声も掛けながらメインステージに集合すると、恒例となった生声での挨拶へ。この日はハンニョンが「以上!」の掛け声をかけ、「THE BOYZでした!ありがとうございま~す!」と挨拶したのだが、ハンニョンの声が枯れてしまい、メンバーから総ツッコミも(笑)。最後はヨンフンのキメゼリフ「好きだバ~カ」も飛び出し、THE Bの拍手とともに楽しい雰囲気で公演は終了となった。
今回は“ZENERATION II”ということで、“ZENERATION”をアップデートした新たな見せ場いっぱいの公演で、まるで炭酸水に飛び込んだような刺激的で清涼感あふれる夏ならではの魅力もたくさん感じられた。9月の公演でも、また新たな発見があるのでは、と期待してしまう。ぜひこの清涼感を直に体験してほしい。
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【リリース情報】
■THE BOYZ JAPAN New Full Album
2024年7月19日(金)発売
詳細・購入はこちら:https://IST-THEBOYZ.lnk.to/GibberishPR
通常ver.(CD):UCCS-1379 ¥3,300(税込)
初回限定ver.(CD):UCCS-9065 ¥3,850(税込)
FC限定ver.(CD+Blu-ray):PROC-2410 ¥12,100(税込)[SOLD OUT]
UNIVERSAL MUSIC STORE限定ver.(CD+Blu-ray):PDCC-1011 ¥9,900(税込)
※FC限定ver.は、THE BOYZ JAPAN OFFICIAL FANCLUB「THE B JAPAN MOBILE」または「THE B JAPAN」の会員様のみご購入可能な商品です。
※UNIVERSAL MUSIC STORE限定ver.はUNIVERSAL MUSIC STOREでのみご購入可能な商品です。
《収録曲》 ※全形態共通
1.Gibberish
2.Criss Cross
3.Unbreakable Sign
4.SKIN
5.Forever you
6.Shout it out
7.Square one
8.Nothing Without You