続いてのコーナーは“JKY劇場”。ギヨンがこれまで演じてきたキャラクターをフィーチャーしたコーナーで、まずはギヨンが選んだいちばん記憶に残っているキャラクター ベスト3が発表された。
『ゴー・バック夫婦』のチョン・ナムギル役、『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』のイ・グァンイル役、『ソムナム』のソン・ギジェ役の3つを挙げたギヨンは、それぞれ選んだ理由も本人が解説。
『ゴー・バック夫婦』のチョン・ナムギル役については「この作品は、俳優チャン・ギヨンに非常に大きな力をくれたとても大切な作品。大好きだからこそ彼女の元を離れるという選択をし、それを淡々と話している彼の気持ちがとても悲しく思いました」と話すと、そのシーンの映像が流され、ギヨンも泣いているようなふりをして、悲しみをアピール。
『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』については「僕を演技的にみなさんに認めていただいた作品」と話し、IUとのシーンが映像で流された。複雑な感情が入り混じったシーンで、ギヨンの心にも深く残っているようだ。
『ソムナム』では、ギヨン演じるギジェとチェ・ウシク演じるパク・ギュテのコミカルなシーンの映像が流され、会場は大爆笑。
ギヨン自身も「今まで僕が出演した中で、いちばん気楽に、そして楽しく撮影できた作品」と話し、「チェ・ウシクお兄さんと撮影したシーンは、全てが楽しくて笑えました。NGを20回ぐらい出してしまって、笑って撮影が出来なかったんです」との裏話も。
そしてここからは、ファンが選んだ名シーンを観ていく“ファンアンケート チャン・ギヨンと再現してみたいドラマ名場面”のコーナーへ。
3位に選ばれたのは『検索ワードを入力してください:WWW(原題)』でイム・スジョン演じるタミの背中にくっついてバックハグのような姿勢で「消毒」と言うシーン。
自分がくっついて、消毒してあげてるんだよ、というウイットに富んだ甘~いシーンなのだが、「このシーンを僕自身が消化して演じるというのは、慶尚道の男なので、なかなか難しいことではありました(笑)」と顔をほころばせるギヨンだった。
2位に選ばれたのは、『ゴー・バック夫婦』で坂道を駆け下りてくるチャン・ナラ演じるジンジュをがっちり受け止めるシーン。
撮影中は暑くて大変だったそうだが、放送されたものを観たら、とても美しく仕上がっていて、ビックリしたのだそう。
そして1位は『ここに来て抱きしめて』のベッドに寝そべるチン・ギジュ演じるナグォンの耳に手を当てて「俺だけ見て俺の声を聞いて」と言うシーン。
このシーンは会場から抽選で1名を選び、シーン再現されることになったのだが、なんと選ばれたのは小さいお子さま。
お母さんとおばあさんと3世代で観に来ていたそうで、代わりにおばあさんがチャレンジすることに。
「緊張していた」というギヨンだったが、素敵に演じ、ファンも3世代で大喜びだった。
ここでギヨンが一旦退場すると、『検索ワードを入力してください:WWW(原題)』の撮影現場で、今回のファンミーティングで何の曲を披露しようかを考えているギヨンの映像が。
そしてギヨンが再び登場すると、先ほどの映像で歌うことに決めたユン・ジョンシンの『遠いあの日(오래전 그날)』を披露。
再びYumiも合流すると、第2部がスタート、早速最初のコーナー“ファッションアンケートOPEN The Closet”へ。
俳優だけでなく、モデルとしても活躍しているギヨンの雑誌のグラビア、ドラマの中の衣装、髪型のスタイルの中から、それぞれファンが好きなスタイルを事前のアンケートで決定し、この場で確認していくことに。
実際にグラビアのポーズも再現し、会場を沸かせたギヨン。
結果はセクシーなグラビア、『ここに来て抱きしめて』の制服姿、ラフなオフの日スタイルの髪型がファンからは人気だった。
“FAN Q&A YES or NO”のコーナーでは手のひらを置いて計測する嘘発見器が登場。
試しにやらされたYumiは嘘をついたということで、電流を受けてしまったが、ギヨンは余裕の表情で3つの質問にパスし、正直者であることを証明した。
最後のコーナー“Love Goal In”は、ファンへのプレゼントをかけたYes Noゲーム。
スクリーンにはYes Noチャートが表示され、質問の部分はYesかNoで回答、MISSIONの部分は与えられたミッションに成功すればYesに進むというルールで、最後のプレゼントを目指していくことに。
「ロマンスよりコメディをやりたい」⇒No、「写真は撮られるより撮る方が好きだ」⇒Noと答えたところで、最初のミッション。
“箱の中身を当てろ”という定番のゲームだったが、ものすごく怯えたギヨンは、なかなか手を入れることができず、少し触ると「本当にいます、動いてます」とさらに怯え、触るくらいなら、と自ら罰ゲームの腕立て伏せをして終了。試しに「ウサギ?」と答えていたが、正解はリモコンで動くクモのおもちゃで、スタッフがギヨンが手を入れるたびに動かしていたのだった。
このミッションではNoに進み、「一番好きな日本語は“愛してる”だ」⇒Yesと回答、「一番多く持っているファッションアイテムは帽子だ」⇒Noと進むと、またまたミッション。
このミッションがまさかの“ランダムダンス”で、「思い出したんですけど、僕の家には帽子が一番たくさんある気がします。いっそのことカマキリを触ります」とダンスを回避しようとしたギヨンだったが、音楽がスタート、恥ずかしそうにしながらも踊り、Yesへと進んで、見事プレゼントをゲットした。
このプレゼント、当初はスタッフが当選者に渡しに行く予定だったが、ギヨンが「直接お渡したい」ということで、1回1回客席まで下りて直接渡し、ハグもプレゼントしてくれた。
そしてここでファンからもギヨンにサプライズプレゼント。
8月7日が誕生日のギヨンに「センイルチュッカヘ(お誕生日おめでとう)」と言いながら“생일 축하해 태어나줘서 고마워♡”(お誕生日おめでとう 生まれてきてくれて ありがとう)というスローガンを一斉に掲げると、さらに『ハッピーバースデートゥーユー』の歌も。
これにはちょっとウルウルしながら「胸に込み上げるものがありました。こういう風に祝っていただくのは初めてだったので、本当にうれしいです。本当にありがとうございます。愛してます。そして忘れられない思い出になります」と感動のコメント。
そして記念撮影もすると、そろそろお別れの時間ということで、最後の挨拶へ。
「僕の人生で2回目のファンミーティングでしたが、だんだんと良くなっていく、うれしくなっていくようです。1回目もすごく不思議で気分が良かったんですが、2回目もさらにうれしい気持ちでいっぱいです。大勢の方が、僕という俳優を愛してくださって、わざわざ来てくださって、そしてこの空間の中で一緒に短い時間を過ごし、一緒に笑って、一緒に騒いで、歌もお届けしました。みなさんの存在が、僕にとって本当に大きな力になっています。韓国に戻ったら、このワクワクしている気持ち、うれしい気持ち、感謝の気持ちを忘れずに、俳優としてがんばっていきたいと思います。これからも応援をして、僕のことを忘れないでください。」と丁寧に話すと、最後の曲『楽園の木』(『ここに来て抱きしめて』OST)へ。
最後は手でハートを作り、ステージを後にすると、スクリーンにはギヨンからの直筆メッセージが。「では、また会える日まで」と締めくくられていたが、また素敵な姿で会えることに期待したい。
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