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2019年9月20日01時19分 金曜日 【オフィシャルレポ】日本デビュー記念「ONEUS JAPAN 1ST SINGLE ~Twilight~ SHOWCASE」を開催!

2019年8月7日。この日は日本デビューシングルの発売日ということもあり、平日にも関わらず約2,000人ものファンが会場を埋め尽くした。令和最初の夏、暑さもピークの中迎えたショーケース。ONEUSが登場する前からファンの熱気に包まれる会場。メンバーの緊張と、ファンの期待が入り混じっているようだ。

照明が落ち映像が流れ、徐々に会場はONEUSがこの日まで作り上げてきた、ONEUSだけの特別な世界へ引き込まれていく。1曲目の前奏が始まり、照明の中浮き上がるメンバーの姿。切り絵のようなステージセットとモノトーンのフォーマルな衣装で高級感のある演出の中に、チョーカーやハーネス、フィンガーグローブでセクシーさがプラスされている。
1曲目は日本デビューシングル収録曲『Valkyrie-Japanese ver.-』。この曲は韓国でリリースされた時から世界中で愛されている楽曲で、ファンの掛け声はぴったりと揃う。応えるように一糸乱れぬパフォーマンスを披露するONEUS。身振りの一挙一動が揃い、日本デビューに対する熱い想いやファンへの感謝の気持を全身で表現しているようだ。ラストサビ前のアクションでファンの熱気は最高潮に。1曲目からONEUSの実力を存分に発揮した。

「こんばんは!僕たちはONEUSです!」挨拶もぴったり揃え、パフォーマンス中の大人っぽい表情から一転し、爽やかな笑顔でトークを展開した。MCの「皆可愛い雰囲気だけど、初めてパフォーマンス見たらめちゃくちゃカッコよかった!」という言葉にファンも頷く。最初のトークでは、ソホが次の楽曲を「練習生の時に『デビューします』というプログラムで披露した曲です。爽やかな雰囲気が魅力の『English Girl』、聞いて下さい。」と紹介し、アカペラで歌うソホに続けてファンの歌声も会場に響き渡った。3曲目をファンウンが「『ZigZag』は中毒性があって面白い振り付けが特徴です。」と紹介し、ポイントダンスを披露した。一体感のあるライブにするため、メンバーがポイントダンスをするパートでファンは首を左右に傾げてリズムをとりながら一緒に楽曲を完成させることに。練習として、アカペラに合わせファンがリズムをとるとメンバーから「可愛い!!」という声が上がった。

2曲目『English Girl』が始まり、前奏ではメンバーの手から紙吹雪が舞ってまるでおとぎ話の中から飛び出した王子様のよう。夏にぴったりのヒップホップを取り入れたトロピカルハウスのサウンドで、会場に爽やかな風が吹く。レイブンのハイトーンラップで、軽快なリズムが刻まれ、ファンも思わず体を揺らす。1曲目の『Valkyrie-Japanese ver.-』とはまた違った一面を見せてくれた。

3曲目の『ZigZag』ではトーク中に考えたポイントダンスパートでの振りをファンが実践。その姿を見て幸せそうにパフォーマンスするメンバーの表情が印象的だった。どんなに軽快で爽やかな楽曲も、イドの声が加わることによって一気にアーティスティックになる。メンバーが楽曲制作に携わっているという点も踏まえてONEUSが“アイドル”という枠だけでは語りきれない才能と実力を兼ね備えていることを、テイストの違った楽曲を熟すことで証明した。

2回目のトークでは「日本活動でやってみたいことや挑戦したいことは?」というMCからの問いかけに対し、「今日も沢山の方が来て下さっていますが、これからもっと日本の舞台に立って皆さんと幸せな時間を過ごしたいです。一緒にラーメンを食べたいです!」とコンヒが元気よく答え、会場を湧かせた。
コンヒの影響もあってか、ONEUSが選ぶ好きな日本の食べ物ベスト3では3位味噌カツ、2位お好み焼き、1位がラーメンという結果に。この日のショーケース終わりにラーメンを食べに行ったファンも少なくないだろう。トーク中、ファンウンが「沢山のお客さんの前で公演するのはいつもドキドキしますが楽しいです!」と伝え、成熟したパフォーマンスからは想像できない、初々しい心の内を明かした。次の曲紹介を担当したのはシオン。「『Red Thread』は初のバラード曲で、見えない赤い糸で繋がっているという中国の説話をモチーフにした楽曲です。」と紹介し、「タイトルがすごく胸に刺さりますよね。」とコンヒが続けた。

『Red Thread』が始まると赤い布を持ったメンバーの姿が。6人がその場に佇みながらしっとりと始まるバラード曲で幻想的な雰囲気にファンも息を飲む。ソホの透き通る歌声でサビを迎え、微動だにせず聞き惚れる会場。サビ終わりで一気に開放され、フューチャーベースに合わせて振り付けが入る。赤い布で更に躍動感が加わり、曲の世界観を表現する演出と共に『Red Thread』のステージを完成させていた。
切ない音運びが耳に残る印象的なステージだった。

曲終わりのトークではレイブンが「僕たちの気持ちが伝わりましたか?『Red Thread』は初めて聞いた時、一日中聴いていたくらい良い曲です。」と想いを伝えた。
その後はメンバーの特技披露のコーナーに。2チームに分かれてチームごとに披露し、拍手の多かったチームが勝ち、負けたチームは罰ゲームとして可愛い台詞を言わなければならないというルール。
チーム分けは衣装のベースが黒のメンバーと白のメンバーに分かれ、黒チームがレイブン、ファンウン、コンヒ、白チームがソホ、イド、シオンとなった。
シオンは末っ子らしく愛嬌を披露。レイブンは日本のCMソングの替え歌をダンス付きで披露。イドは韓国のバラード曲を歌い、普段とのギャップを見せた。コンヒは日本のアーティストの楽曲を伸びのある歌声で披露。ソホは日本の映画主題歌をしっとりと歌い上げ、ファンも体を揺らした。
歌を披露したメンバーはアカペラで歌ったため、普段インスト付きで聴いているのとはまた違って、繊細な息遣いから感情の込め方、語尾のまとめ方まで聴き取ることができ、個々の才能を感じられた。
ファンウンは日本の楽曲をオリジナルダンスで披露し、メロディーラインに合わせた振付と、歌詞の意味に合った振付で世界観を見事に表現した。
会場の拍手の結果、黒チームが勝利し、白チームは罰ゲームとして「お姉さんにすごく会いたくてお化けの夢見ちゃった…。」という台詞を披露。ソホ、イドは照れつつも何とかクリアし、シオンは末っ子の余裕を見せ難なくクリア。メンバーもファンも楽しめた特技披露のコーナーを終え、次の曲紹介に。「次の曲は日が暮れる頃、向こうから近づいてくる人と狼を見間違える曲で、曲中に印象的な部分が多いので注目して下さい。」とイドが紹介。

『BingBing』は口笛の音が印象的で、イドの重厚感のあるラップからレイブンの軽快なラップへの切り替えが魅力的。サビ前に入る台詞と、メンバーのセクシーな表情が印象に残る。夕暮れを連想させる照明と、神秘的なバックスクリーンの映像で、現実と幻想の間まで導いてくれる、そんなパフォーマンスと演出であった。

最後のトークは今日の感想。
「ONEUSが遂に日本でデビューすることになりました。皆さんお忙しい中わざわざ足を運んで下さって、祝って下さってありがとうございます。これから韓国でも日本でも皆さんが幸な気持ちになれるよう頑張っていきます。」(シオン)
「今日は日本デビュー日ですね。沢山の方が来て下さって本当に感謝しています。これからも素晴らしいパフォーマンスをお見せできるよう頑張ります。」(レイブン)
「韓国でもデビューしましたが、こうして日本デビュー日を迎えて、デビューする度に緊張するんだなあと感じます。いつも傍に居てくれて本当にありがとうございます。」(ソホ)
「去年の今頃、初めて日本でイベントをしましたが、遂に正式に日本でデビューすることになってとても嬉しいです。こうして声援を送って、応援して下さる皆さんに感謝しています。愛しています。」(ファンウン)
「韓国に続いて日本でもデビューすることになりましたが、こんなにも多くの方に来て頂いて、デビューできたことに感謝して、これからも皆さんにハッピーを届けられるよう頑張りますので、一緒にハッピーになりましょう!」(コンヒ)
「日本でデビューすることになり、こうして沢山の方が来て下さって緊張しています。日本でもデビューしたわけですが、これからも頑張りますので応援宜しくお願い致します。」(イド)

ここでMCから、「日本デビューシングルが初登場オリコン3位です!!」と発表があり、「鳥肌が立ちました!」「333位じゃないですよね!?」「皆さん愛してるー!!」とメンバーたちも興奮を隠しきれない様子だった。最後の曲を前にし、「本当に沢山準備しました。これからもONEUSに期待して下さい。」と言うコンヒに続けて、「これからも沢山の応援と関心をお願いします!」とファンウンが締め括った。「最後の曲なので一緒に楽しんで下さい!以上、ONEUSでした!」。
最後は日本デビューシングル収録曲『Twilight-Japanese ver.-』を披露。バックスクリーンに映し出されたのはミュージックビデオで使用された建物で、まるでミュージックビデオを見ているかのような完成度であった。コンヒが「沢山準備した」と言っていただけに、一つ一つの振りに力がこもっていてキレのあるパフォーマンスが見られた。疲れを感じさせないパワフルなステージに、照明が“Twilight”を更に演出。ファンの掛け声に後押しされるように、ラストサビで照明が一気に明るくなり、圧巻のパフォーマンスで幕を閉じた。ONEUS Japan 1st Single『Twilight』は、オリコンデイリー3位、オリコンウィークリー4位、Billboard Top Singles Sales 3位、タワーレコード全店総合シングル1位を獲得し、まだまだ勢いは止まらない。

「ONEUS JAPAN 1ST SINGLE ~Twilight~ SHOWCASE」
日時:2019年8月7日(水)開演 19:00/開場 18:00
会場:豊洲PIT
□ONEUS JAPAN OFFICIAL SITE:https://oneus.jp
□ONEUS JAPAN Official Twitter:https://twitter.com/ONEUS_JPN

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