OH MY GIRL初のZeppツアー『OH MY GIRL Zepp LIVE TOUR 2019~starlight~』が、10月24日(木)大阪、10月25日(金)福岡、10月27日(日)東京の3都市で開催された。
今回、体調を崩して不参加となったジホを除く6人での開催となったが、前回よりもさらにパワーアップして洗練された姿を見せてくれた。
この東京公演の模様をお届けします!
今回のツアータイトル“starlight(星の光)”にちなみ、星座と共にメンバーの名前がスクリーンに映し出されると、会場からは名前をコールする声が。
そして真っ白な衣装に身を包んだ6人が登場すると、早速『五番目の季節 Japanese ver.』へ。澄んだ星空のように透明感のある声で歌い上げると、『一歩二歩 Japanese ver.』では会場から元気な掛け声の応援。
ここで「見つけた!OH MY GIRLです!」と全員で挨拶。
会場をぎっしりと埋めたMIRACLE(ミラクル=OH MY GIRLのファン)を見て、「すごくたくさん来てくれましたよね」と興奮気味に話すミミ。
「東京のミラクルのみなさん、会いたかったです」というスンヒに続き、“末っ子”アリン、ビニ、“キャンディ”ヒョジョン、“さくらんぼ”ユア、“ラッパークマ”ミミの順に、いつも通り丁寧な日本語で自己紹介。
本日がZeppツアー最終日ということで、口々に「名残惜しい」と話すメンバーたち。
するとビニが、ツアータイトル“starlight”に触れ、「星の光ですよね。すごくキラキラするじゃないですか。今日は最後だから、もっとキラキラ輝く、そんないいステージを作るために全力を出すから、ファンのみなさんも一緒に全力を出して楽しんでください」と素敵にコメント。
さらに「今日初めてお届けする新曲もあるから、みなさん最後までお楽しみに」と人差し指を立ててかわいくポーズをキメると、続いての曲へ。
大きな歓声を受け、一段と気合が入ったメンバーたち。
『WINDY DAY Japanese ver.』では、ミミが「みなさん、行きましょうか!」と声を上げ、会場も大きな掛け声で大盛り上がり。
続く『CUPID Japanese ver.』でも、ミミが迫力のラップで魅せ、トークになると、「雰囲気、超いいですね!めっちゃ今日元気ですよ、みなさん!」と満面の笑み。
さらに「今日の大声、ちょっと聞いてみてもいいですか?」と言って会場を煽ると、「ワーーー!!!」という大歓声に、ビニも「素晴らしい!素晴らしい!」と大喜び。
そして続いての曲が、初の日本オリジナル曲『抱きしめるの』と『Touch My Heart』であることを紹介すると、ここでヒョジョンが「メンバーたちの“もしもし”を聞きたいです」とリクエスト。
これは、『Touch My Heart』の冒頭部分でアリンが「もしもし? …本当に?」と言う台詞のことで、アリンらしいかわいさが出ていて、メンバーたちの間でも評判になっている部分。
かわいいのが苦手なミミは「ダメです。アリンちゃんに失礼だと思います」と最初は逃げ腰だったが、始まってみると、ノリノリでシチュエーションを設定し始め、他のメンバーたちが被害に(笑)。
まずはアリンがお手本を見せると、続くミミはラップバージョンで、眉を寄せながらちょっと強めに「もしもし?」。
ユアは、あるお家のお姫様のような末っ子がお母さんからの電話を受けたという設定で、難なくクリア。
ビニはロックバージョンで、バンドの練習が急にキャンセルになった時という難しい設定。「もしもしーーーー!本当にぃーーーーーーー!今から私がメインボーカルだ!」とハイトーンボイスで見事にロックを表現していた。
スンヒは赤ちゃんバージョンで、歩き始めたばかりの赤ちゃんが、昨日「もしもし?」を勉強したという設定。よちよちと歩きながら、たどたどしく「もしもし?ほんとうに?」と完璧な出来栄え。
言い出しっぺのヒョジョンは最後にされてしまい、いつも成績1位の頭が良い天才高校生が授業がなくなったことを知った時という難易度MAXな設定。メガネを動かすような素振りを見せながら、クールに「もしもし?」と天才高校生を演じ切り、メンバーも大爆笑。スンヒとビニがものまねまでし始めるほどツボだったようだ。
今すぐにでも女優として活躍できそうなメンバーたちの演技力と即興力に、会場からは大きな拍手が起こっていた。
この明るい雰囲気の中、ファンへの想いを歌った『抱きしめるの』でほっこりすると、ライブでファンと一緒に盛り上がるための曲『Touch My Heart』では、MIRACLEも「hey!hey!」と大きな声で応え、会場全体がテンションアップ。メンバーたちもスカートをひらひらさせたり、じゃれ合って楽しみ、
「“♪タッタ タッタッタ Touch my heart”のところが、一緒に歌えて本当に楽しかったです」とヒョジョン。ビニも「みんな一緒に作っていくステージなんですよね」としみじみしていた。
そして「次の曲のヒントを」と言われ、「妖精な感じで、夢みたいに、私たちが1位を初めて獲った…」とバレバレのヒントを出したヒョジョンが、「何でヒントなのに全部教えますか」とミミにツッコまれたところで、妖精感あふれる『Secret Garden Japanese ver.』、キレがありながらもしなやかな『CLOSER Japanese ver.』の2曲を披露した。
ここでメンバーが一旦ステージを後にすると、スクリーンには何とも楽しい映像が。
OH MY GIRLの“面白い想像”と題された映像で、メンバーがひとりずつ、質問に対する想像をしていくというもので、トップバッターのミミは“メンバーを電化製品に例えると?”という質問。「ヒョジョンはトースター」「ビニはタイマー」などと回答していた。
ジホには“ロボットを作るなら、メンバーのどの部分を入れる?”という質問で、「スンヒのユーモアセンス」、「ミミのベーキング能力」などと回答。
ユアには“宝くじに当たったら、メンバーにあげたいプレゼントは?”という質問で、「OH MY GIRLのための会社を作って、代表は私」と回答し、メンバーたちは大盛り上がり。
ビニには“メンバーと2人きりで出かけるなら?”という質問で、「ヒョジョンと山登り」「ジボとお肉を食べる」などと回答。
ヒョジョンには“芸能人になっていなかったらどんな仕事についているか?”という質問で、「ビニは生態系調査員」「アリンは広告会社で働く学生」などと回答。
スンヒには“メンバーの前世は?”という質問で、「ビニは世宗大王が使った紙」「アリンは靴の片方」など、ストーリー性のある奇想天外な回答で爆笑をさらった。
アリンには“メンバーが映画の登場人物だとしたら?”という質問で、「スンヒはミニオン」「ミミは青い(きかんしゃ)トーマス」などと回答、自分は「眠れる森の美女」だと小声でささやいていた。
(つづく)→次頁へ