最初のコーナー“あなたに聞きたいBTOB”は、事前にファンクラブサイトで募集した、メンバーに聞きたいこと、伝えたいことを厳選し、選ばれたファンは会場で直接メンバーに思いをぶつけることができるというもの。
ウングァンには、昨年の夏に出演したミュージカル『ハムレット』の中から、「『내 맘속 깊은 곳까지(ネ マムソゲ キップンゴカジ)』を歌ってほしい」というリクエスト。
しかしながら、ソンジェが「今、ウングァンさん歌忘れちゃった。(覚えてるのが)3秒くらいだから、3秒で泣いて。」と暴露。何とか思い出したウングァンが、「これは愛する人と部屋に入っていくシーンです。」と言うと、ヒョンシクがスーっと現れ、ヒョンシクを相手に歌うことに。手にキスまでされたヒョンシクは、ファンの真似をして「感動しました。」と答えていた。
イルフンには、イルフンが世界で一番カッコ良いと思っているファンから、「イルフンが一番カッコ良いと思うBTOBのメンバーは誰か?」という質問。
イルフンは「このアルバム(『THIS IS US』)で考えて、ヒョンシクがカッコ良かったと思いますよね。」と即答。
ヒョンシンクは先ほどのファンの真似のまま、「ありがとう。感動しました。」と答え、さらに、「いつもチームのために作曲をして、いい曲かきますからね。」と褒められると、「ぼくはイルくんが一番。」とお返し。
最後はイルフンが「ヒョンシクさんはイケメン。僕よりは少し、ヴー(劣ります)」とオチをつけていた。
ソンジェには「ソンジェさんのことが大好きで大好きでしょうがないです。どうしたらいいですか?」というストレートな質問。
ソンジェは、「まず、愛してくれてありがとうだし、これからも僕を見るために、一生懸命がんばってね。お仕事がんばって、お金もたくさん稼いで、コンサートとかアルバムとか、これからも会えるチャンスがあったら大丈夫ね。あざっす。これからもずっと会おうね。バイバイ。」とこちらもストレートな答え(笑)。
チャンソプへは「夏の暑さを吹き飛ばすようなクールなひと言と、歌声が聴きたい」というリクエスト。
チャンソプは、「君の全ての心配をこの歌で全部消してあげるよ」とクールに言い放ち、ハイトーンボイスでシャウトする芸達者ぶりを発揮。
隣にいたソンジェは耳をふさいで「終わった?終わった?」と聞くと、「ソンジェ、耳から血が出てる、大丈夫?」とミニョク。この息の合ったやりとりに会場も爆笑していた。
イルフン曰く“フードファイター”のヒョンシクへは、韓国へ行くといつもサムギョプサルやタッカンマリなど、同じものばかり食べてしまうというファンから、「何かお勧めの食べ物を教えてほしい」という質問。
ヒョンシクは「僕も好きだから、サムギョプサルとかタッカンマリとか・・・」と言って悩んだ末に、「コンビジ(おからスープ)」と回答。
“コンビジ”がよくわからないというプニエル以外のメンバーはみんな好きな料理なのだそう。
アメリカ出身のプニエルへは、「ソンジェと一緒に英会話教室をお願いします。」というリクエスト。
プニエルが先生、ソンジェと質問者が生徒ということで、「なんで僕と一緒にしますか?」と少し納得がいかない様子のソンジェ。
「今日教えてほしいことはありますか?」とやさしくファンに尋ね、「どこに行っても大事なのはトイレをさがすこと」だからと言って、「Where is the bathroom?」という言葉を教えてくれた。
3人でのフリートークでは「Do you know プルコギ?」「Do you know トッポギ?」と言い出したソンジェ。プニエルは、プルコギがどんな食べ物なのか、日本語と韓国語交じりの英語で説明し、「Understandヘッソヨですか?A class good student!」と、最後までやさしい先生だった。
BTOBの中でも特に日本語が得意なミニョクには、韓国語を勉強中のファンから、「何かいい勉強方法があったら教えてください。」という質問。
ミニョクは「超ロマンチックな質問。好きなことを探して、そこから勉強するのが良いと思います。例えば、ドラマとか映画とか好きなことがあれば、それを見ながら勉強したり、自分が食べ物が好きだったら、その食べ物がどういう言葉か調べながら、それが一番の勉強方法だと思います。」と真剣に回答。
実際韓国語で会話することになり、ミニョクが「最近関心があることは何ですか?」と尋ねると、「ミニョクです。」とファン。これにはうれしそうにファンに近づいて行って、「僕に興味がありますか?勉強して、頭から」と声を掛けていた。
公演終了後のMeet&Greetの抽選会を挟み、再び歌のステージへ。
「楽しく遊びましたので、またいい雰囲気を作りたいと思います。」というウングァンの言葉を後押しするように、古家が「夏といえば、ひと夏の恋、なんていうのがありますよね。出会いはまあいいでしょう。しかし、別れは辛いですよね。ただそんな数々の別れを繰り返し、そうです、人は強くなれるんです。『さよならを繰り返して』、BTOB!」と演歌のような曲紹介をして曲がスタート。
続く『LUV』でも歓声が上がり、いい雰囲気になっていた。