27歳の目標を聞かれると、「子供がいて大人がいて。その中間ってないですよね。ある瞬間から大人になりなさい、となる。でも大人の責任感を持ちながらもいつまでも子供のような純粋さ、夢を忘れない、そんな子供のような大人になりたいです」と、深いコメントをしつつ、通訳さんが言い間違えると「オナカスイタ?ペコペコ?」とまさに子供のようなかわいさも見せていました。「ケグムもそういった役だったんです。大人のような、子供のようなキャラクターだったんです。だから、日本の子供たちのように今日は半ズボンを履いてきました!(笑)」とも。
もうひとつのプレゼントとして、タワーレコードに展示されていたファンからのメッセージボードが手渡され、一生懸命、日本語で書かれたメッセージを読み上げたシユン。そしてメッセージをもらったことと、自分のために韓国語を勉強してくれていることに「ありがとう」と言っていました。
そしてファンが携帯で写真を撮れる、写メタイムに続き、何と急きょ歌を披露してくれることになりました。
がしかし…「歌詞を忘れる病にかかってしまっているんです。。。」と前置きした通り、曲の途中で歌詞を忘れてしまい、一旦中止に。これじゃプレゼントにならないから、ということで、カンニングしながら歌うことに…と思ったらまた「チョットマッテクダサイ、飛行機に乗って来たからのどが渇いて」と、水を飲んでさあ…と思ったらまた「あー、スミマセン!マイクの位置が…」としっかり笑いをとることも忘れない、なかなかのエンターテイナーっぷりを発揮です。
1番の歌詞は韓国語、2番は日本語で、独特のハスキーボイスで本ドラマのOST『付き合いたい(사귀고 싶어)』を歌ってくれました。
今回は飛行機のせいで歌詞を忘れる病を発症してしまったけれど、また今度挽回する機会をくださいということで、12月7日に行われるファンミーティングの告知もしっかりしていました。
「僕は本を読むのが好きなんです。本当に素晴らしい本というのは、1ページごとに違った考えを与えてくれます。みなさんと一緒に幸せな時間を過ごす時、その中でたくさんの良い意味を込められたらな、と思っています。今まで話したことがなかったような話をしながら、色んなことについて考える機会を持てたらと思います。僕は、好きな人には、自分の好きな物を教えてあげたいと思うので、ファンミーティングではそのような、自分が好きな物事を教え、みなさんと分かち合いたいです。そして、みなさんも大切な人を連れてきてほしいです」と言い、ファンミーティングの時に行う秘密のサインも決めて、その予行練習もファンと一緒に楽しくしていました。
最後にサイン入りグッズの抽選会と、集まったファンひとりずつの握手会が行われ、盛りだくさんのイベントが終了しました。
子供のようなあどけない顔で、会場に集まったファンひとりひとりに興味があるように見渡して、ファンの声援に応えたり、笑わせたり、司会者や通訳さんと戯れたり、ドラマの役そのままな感じで、楽しく明るいシユンでしたが、彼の放つ言葉には自身の経験に基づいた説得力のある誠実な言葉だったり、彼なりの深い考えが反映されているもので、とても好感が持てました。
【公演情報】
日程:12月7日(土)
詳細は、ユン・シユン日本オフィシャルファンクラブへ