元KARAのニコルが約3年ぶりとなるコンサート『ニコル CONCERT 2019~Summer Wave~』を6月7日(金)大阪、6月10日(月)東京の計4公演で開催した。
ソロとなってから度々日本での活動を行ってきたニコルだが、2019年は本格的に日本での活動を再開し、3月には『関西コレクションS/S』に出演、6月には初の写真集『hana』の刊行、そして新曲『Promise』のリリースと大忙し。
今回のコンサート『ニコル CONCERT 2019~Summer Wave~』は、約3年ぶりの開催ということで、全て日本語曲で構成、MCも通訳なしで、時にファンから教えてもらいながらも、全編を日本語でやり切るという気合の入りよう。ファンも熱い応援でニコルを支えた。
このコンサートの6月10日(月)に東京・渋谷WWWで行われた2部の模様をお届けします!
まずは『DON’T STOP』『Precious Time』の2曲を披露すると、大歓声の中「こんばんは、超元気ですね。今盛り上がってますよ、イェー!」と挨拶。
超満員の会場は初っぱなから大盛り上がりで、ニコルも「すごく熱いですよね。1部もすごく暑かったですけど、2部は(舞台の)後ろ(にいる時)から、(歓声が)全部聞こえました。うれしいよ。ありがとうございます」とその熱気に大喜び。
今回のコンサートのペンライトは「曲に合わせて変わったらキレイだと思って」、色の種類が豊富なものを選んだそう。曲ごとにニコルのカラーイメージがあるそうで、新曲の『Promise』はピンク、『Something Special』は紫、と色を指定していくニコル。
また、グッズもかなり気合いを入れて作ったようで、特にサンダルとタンブラーがお気に入りのよう。
グッズのサンダルは黒だが、ニコルだけ特別仕様のピンクであることも明かした。
こんな話をする間も、ファンから声を掛けられると、普通に会話をするニコル。長年の息の合ったファンとの関係を感じさせた。
「次の曲は『wonderful baby』」と曲を紹介するタイミングでも、ファンから「色を教えてください」と声を掛けられ、「オレンジですよ」と答え、『wonderful baby』へ。
明るく夏らしい曲で魅せたかと思うと、今度はしっとりなバラード曲『recall』へ。
曲が終わると「『recall』でした。ニコル、リコール」とダジャレまで。
そして話題が6月7日に発売した写真集『hana』になると、「去年、一昨年から準備しました。1年以上かけてできましたね」と長い時間をかけてじっくりと制作した作品であることを明かす。
中でもボヘミアンファッションのスタイルが気に入っているそうで、次に作るなら、「他の好きなファッションがパリジャンファッションでしょう。(髪が)ピンクになる前に、いっぱい赤いリップを使ってたじゃないですか。そういうシックな感じがすごく好きで、もしチャンスができたら、そういうものを入れようかな」と次回作にも意欲を見せた。
そしてここで特別な歌のプレゼントが。
昔から好きな曲だったという宇多田ヒカルの『First Love』を準備してきたとのことで、コンサートで披露するにあたり、まずはカラオケで友達の前で歌ってみて、その反応を確認したのだそう。
友達の反応はイマイチだったようだが(笑)、やると決めたニコル、練習中に“カラオケの魔法”はすごい、と思うくらい苦労したようで、「今回のコンサートの中でいちばんプレッシャーになっている曲」と言うほど。新曲の『Promise』は、「ちゃんと食べたらいける」が、『First Love』は「昔の思い出がある曲なので、絶対ファンのみなさんも自分の思い出とかある曲だと思って、ちゃんと歌わないと、というプレッシャーもあったし、すごく愛されている曲なので、プレッシャーになっちゃいます。だけどみなさんのためにがんばります」と言って水をひと口。
会場もペンライトを白にして準備万端というところで、『First Love』へ。ニコルらしい『First Love』を披露した。
一旦ニコルがステージを後にすると、『Promise』のMVが流され、ニコルが再び登場。
先ほどまでのフワフワしたかわいらしいワンピースからスポーティなパンツスタイルにチェンジし、『Body Party+Boom』のダンスパフォーマンスを披露。
そして、『FANTASY』『LUNAR』を歌うと、『MAMA』へ。会場からは掛け声も起こり、男性ダンサーとのセクシーなパフォーマンスも披露した。
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