元超新星のソンモが、2年2か月ぶりの来日公演となる『SUNGMO Billboard 1st Live ‘ADAMAS’』を、神奈川・横浜のBillboard Live YOKOHAMAにて、4月17日(日)、18日(月)の2日間に渡り、昼夜2公演で開催した。
ソンモは2019年に本格的にソロ活動を開始してから、日本で精力的に活動してきたが、2020年2月の公演を最後にコロナ禍の影響を受け、来日できない日々が続いていた。
それでもオンラインイベントなどでファンとの絆を保ち、ようやく日本公演が実現した。
久々のファンとの再会に加え、由緒あるBillboard Liveという会場で、ソロ初となる生バンドの演奏でのライブということで、ソンモも終始幸せオーラを振りまいていた。
この公演の4月17日(日)1部公演の模様をレポと動画でお届けします!
公演がスタートすると、サプライズで客席のドアから登場したソンモは『Butterfly』(⇒動画をチェック)を歌い終えると、「今日みなさんのところに飛んできました。まずはただいま」と挨拶。(⇒動画をチェック)
会場には、久々のソンモとの再会に泣いてしまったJuliet(ジュリエット:ソンモのファン)もいたようで、ソンモも「みなさんのファンライトと顔を見てから、僕も泣きそうな感じにすぐなったんですけど、泣いちゃったら歌えないから、すごく我慢して」と心の内を明かした。
そして本当ならばJulietと一緒に歌いたかったという曲『DMJ』へ。今日の公演では、客席では大きな声を出せないので、「みなさん一緒に歌ってくれるという気持ちを持って、僕もがんばって歌います」と言って歌い始めると、最後は「Julietありがとう」と感謝の言葉を贈った。(⇒動画をチェック)
続いても、「みなさんと一緒に歌わないと10倍くらい寂しくなる曲」「みなさんと大事な思い出がある曲」と、本来なら一緒に歌いたかったであろう楽曲『A STEP』へ。時折客席にマイクを向け、一緒に歌っている雰囲気を醸し出していた。(⇒動画をチェック)
ここからは、しばしトークタイムへ。
まずは初めてのリアルバンドの演奏について、Julietに尋ねると、「みなさん聴く時はどっちがいいんですか?絶対バンドのみなさんの前で音源がいいですって言えないでしょ?(笑)」と早速ソンモ節。
日本に着いてからは、すぐに映画の撮影があったそうで、今回のライブの練習時間は2日間くらいしかなかったことを明かし、さらに空港での入国の際の「こんなに日本に来るのが大変だったの?」と思ったというエピソードも披露。
書類などのほかに、検査のために壁に貼ってある“レモン”と“梅干し”のポスターを見て、唾液を集めたそうで、これにはJulietも爆笑。一生懸命唾液を集めて、口が乾いてしまい、2年前にドン・キホーテで買い物をした時に残っていた220円ですぐに飲み物を買ったというソンモ。「いつも僕が韓国から来たら、絶対飲むものがあるんです。それを飲みながら、やっと日本に着いたという幸せな感じを感じられました。ちなみに僕は自動販売機が大好きなんです」と話すと、その自動販売機についての、感動エピソードも明かしてくれた。
小学生の頃、下関の親戚の家に行ったソンモは、まだ日本語を話すことができなかったため、コンビニにも怖くて行けず、お小遣いもまだ少なかったので、唯一できたことが自動販売機で飲み物を買うことだったそう。「自動販売機は、何も僕に質問を投げない。100円だけ入れたら応えてくれるから。100円の幸せ。韓国では絶対に飲めないものをくれたのは、自動販売機だから、自動販売機、やっぱり大好きだな」と、しみじみと話し、会場をほっこりさせていた。
続いて『Hello&Goodbye』(⇒動画をチェック)をバンドバージョンで披露すると、ソンモはイントロのピアノのアレンジが美しいと絶賛。Julietにも「もう1回聴きたいですか?」と尋ね、バンドのメンバーもその部分を弾いてくれたのだが、すぐに「はい、そこまでです」と演奏を止めて、笑いを誘う場面も(笑)。
そんなピアノのメンバーだけを残してバンドが一旦退場すると、ソンモも帰ろうとするお約束も交えつつ(笑)(⇒動画をチェック)、ピアノの伴奏のみで『I’m lovin’ you』を感情たっぷりに歌い、会場を酔わせた。(⇒動画をチェック)
(つづく)→次頁へ