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2023年1月14日20時24分 土曜日 【レポ】ATEEZ『ATEEZ WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBA』~体力の壁を越え続けるATEEZにしかできない怒涛のパフォーマンス!愛嬌やモノマネも!「僕の宇宙でいちばん輝く星はATINY」(1/2)

2018年10月に韓国デビュー、2019年12月には日本デビューを果たした8人組ボーイズグループATEEZ(エイティーズ)。K-POP第4世代の中でも飛び抜けた実力で、今やワールドワイドなグループの筆頭として活躍している彼らが、2022年2回目となるワールドツアーの日本公演『ATEEZ WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBA』を12月11日(日)、12日(月)に千葉・幕張メッセにて開催した。
チケットはファンクラブのみの販売でソールドアウトという人気ぶり。さらに、『KCON 2019 JAPAN』で日本でのデビューステージを飾った幕張メッセということで、メンバーにとってもATINY(エイティニー:ATEEZのファン)にとっても意味深い公演になった。

このツアーの11日(日)に行われた公演の模様をお届けします!

【レポ】ATEEZ『ATEEZ WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBA』 at 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール9~11(12月11日)(1/2)

まずは、オープニングアクトとしてATEEZが所属する事務所KQ ENTERTAINMENTの練習生グループKQ Fellaz 2の10人が登場し、『Geek』と『TRICKY HOUSE(도깨비집)』を披露した。ATEEZもKQ Fellaz(練習生)としての活動を経てデビューし、『KCON』で日本初ステージを踏んでおり、KQ Fellaz 2も10月の『KCON』で本格的にお披露目されたばかり。すでに日本でも人気が高く、今後どのようなグループに成長していくのか、期待が高まるステージだった。

そしていよいよ本格的なスタートへ向け、昨年7月に発表したアルバム『THE WORLD EP.1 : MOVEMENT』のトレーラー映像で流れていたナレーションが、会場のスクリーンの字幕と共に流されると、「Wake up, Wake up CHIBA」のアナウンスでオープニング映像へ。『THE WORLD EP.1 : MOVEMENT』の世界観を踏襲したドラマ仕立ての映像で、ローブ姿の8人がどこかへ向かうシーンで終わると、映像と同じフードをかぶったローブ姿のメンバーが、同じくローブ姿のたくさんのダンサーを従えて登場。花道からセンターステージへと移動すると、1曲目の『New World』へ。徐々にフードを脱ぎ、メンバーの表情があらわになると、メインステージへと移動。最後はローブを脱ぎ捨て、赤がポイントの黒い衣装の8人が、せり上がったステージに精悍な姿で立ち、高らかにNew Worldの始まりを告げた。
続けて『Answer (Japanese Ver.)』『Sector 1』を披露し、初っぱなからATEEZの真骨頂とも言える熱情ほとばしる力強いパフォーマンスで、会場のATINYの視線を釘付けにしていた。

ここでホンジュンの掛け声で「8MAKES 1TEAM!こんばんは、ATEEZで~す!」と全員で挨拶すると、日本語での自己紹介へ。
ユンホ「千葉、こんばんは~!ATINYに幸せをあげるユンホで~す。今日も本当によろしくお願いします」
ソンファ「日本のATINY、こんばんはソンファで~す。本当に(キメ顔で)会いたかったです」
サン「(空を見上げて)月がきれいですね。みなさん、おはようございます。僕はATINYの(力こぶを見せながら)チャンチャンマン、サンです」
ヨサン「こんにちは、ATINY!みなさんのドーベルマン、ヨサンです。愛してるよ」
ホンジュン「こんにちは、僕はATEEZのキャプテン、ホンジュンで~す。お久しぶりよ~♡」
ウヨン「お会いできてうれしいです。ATEEZのウヨンで~す」
ジョンホ「こんにちは、みなさん。ATEEZのジョンホです。よろしくお願いします」
ミンギ「会いたかった。日本にすぐに帰ってきたミンギです」
そしてホンジュンが「ATEEZの新しいワールドツアー[THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBAへようこそ!」と歓迎の言葉を伝えると、「今日のステージでATINYに会えてすごくうれしいで~す♡」とウヨン。ユンホは「あそこのATINY~!」と遠くのATINYにも声を掛け、「今度は僕がハートを贈ります」と言って、ほかのメンバーと一緒にハートを贈っていた。

そしてソンファが「『KCON』はデビューして初めて、日本デビューしたステージでしたが、もしかしてその時来てた方いらっしゃいますか?」と尋ねると、多くの手が上がり、喜びの表情を見せる。
当時「もし今度日本公演をすることになったら、このステージをATEEZのファンで埋め尽くしたい」という話をしたというサンは、「その夢がデビュー3年でかないました。僕たちの夢をかなえてくれたATINY、本当にありがとうございます」と改めて感謝の気持ちを伝えると、「さらに大きな夢をかなえられるという期待とトキメキを感じて、ATEEZの日本デビュー3周年と夢をかなえた記念に一緒に拍手をしましょうか?」とユンホ。会場からは大きな拍手が起こっていた。

今回の公演では、大きな歓声が出せないということで、ソンファからは「ステージが終わったら、大きな拍手をお願いします。僕たちにメッセージを送りたい、そんな時はこうしてください。はいって叫びたかったら、拍手1回、いいえは拍手2回」と応援方法のレクチャーも。ヨサンの呼びかけで「この数か月間、ATEEZにすごく会いたかった、1、2、3」と練習が始まると、ATINYは息の合った拍手1回で応え、メンバーたちは「おーーーー!」と大喜び。ヨサンもガッツポーズで「完璧です!」と言うと、ホンジュンからは「ATINY、天才ですか?」という言葉も漏れ出していた。
これに気をよくしたヨサンは、個人的な質問「ATEEZのカン・ヨサンにいちばん会いたかった」を聞き、拍手1回の回答に再びガッツポーズ。ミンギは「でも2回拍手がいたよ。冗談です」と笑いを誘うと、サンも「ヨサンさんがドーベルマンだ」と質問し、拍手2回という結果に「バイバイ」と帰ろうとするヨサン(笑)。

そしてホンジュンが「これはほんの始まりに過ぎません。何といっても、ATEEZはステージで証明するグループじゃないですか。なので本当にカッコいいステージをお見せしたいと思います。今日はどんな日になるのか、ソンファさん、ひと言どうぞ」というフリで、ソンファが「ATINYがATEEZのことをもっと好きになる日」と答えると、ミンギの「今日はATEEZの新しい歴史を刻みましょうか。いきましょう!」の言葉で次のパフォーマンスへ。

『The Ring』では、ミンギ、ホンジュンがラップで先導してセンターステージに移動すると、左右いっぱいに広がり、カリスマあふれるパフォーマンス。そしてATEEZのモチーフとなっている砂時計がスクリーンに映し出され、『HALA HALA (Hearts Awakened, Live Alive)』へ。途中メインステージに戻ると、人間業とは思えない特徴的な激しいダンスで曲を締めくくった。

メンバーたちの願いが込められた映像で次の冒険への扉が開かれると、白とペールブルーの衣装に着替えた8人が『Dazzling Light』でしなやかなパフォーマンス。続く『MIST(안개)』では、しっとりと聴かせ、最後の立ち姿では圧倒的な存在感を見せていた。

ここでしばしトークを挟み、ホンジュンが「次の曲は、心の準備が必要です。ちょっとうるっとくるかもしれません。僕がいつも聞きたい言葉でもあり、いつもみなさんに言ってあげたい言葉です。♪걱정 안 해도 돼(心配しなくていいよ) 잘하고 있어(よくやっているよ)~」と歌うと、「千葉のみなさん、日焼け止めを持って、『Sunrise』にいきましょうか」というユンホの言葉で『Sunrise』へ。
太陽と歌詞が映し出されたスクリーンの前に8人がせり上がっていき、美しく輝く太陽をバックにその歌詞に込めた思いをしっかりと伝えていた。
その雰囲気のまま、メインステージいっぱいに広がると、『My Way』へ。海に上る太陽を背に、すがすがしい表情で言葉ひとつひとつを丁寧に伝えていた。

真夏の太陽を浴びたような熱気の中、「今日のステージに立つのは、夢みたいと思ったんですが、実際に僕たちが昔、夢のステージだと思っていた場所に少しずつ立てるようになりました。今、この瞬間も夢のようです。毎日が本当に幸せです」とウヨンが話し始めると、ジョンホとウヨンのコントのようなやり取りがスタート。メンバーたちもクスクス笑いする中、ジョンホ「本当に夢だったらどうしますか?」、ウヨン「今が?いや、夢が現実になったわけです」、ジョンホ「ATINYと一緒にコンサートを楽しむことが僕らの夢だったじゃないですか?」、ウヨン「そうだね」と続き、最後はジョンホが「では、これは、果たして夢なんでしょうか?現実なんでしょうか?夢と現実、どっちなんだろう?」と言い放つと、ステージを勢いよく去るメンバーたち。
そして、スクリーンに星座のように砂時計が描かれると、センターステージの真ん中上空に月のオブジェが下りてきて、メインステージにせり上がった8人は『ILLUSION』を披露。途中センターステージへと移動すると、続く『WAVE』ではイントロで歓声が起き、センターステージを動き回るメンバーたち。サンが指ハートを贈ったり、ユンホがホンジュンをおんぶしたり、ジョンホがヨサンの服を引っ張ったり、ホンジュンとミンギが腕タッチしたりと、ファンにはたまらない名シーン盛りだくさんのパフォーマンスで、最後はホンジュンが「ATINY、愛してるよ」の言葉で曲を締めくくった。

「夢のようなステージで、すごく楽し~い!」と喜ぶホンジュンが、「LIGHTINY(ライティニー:ATEEZのペンライト)のライトが本当にきれいですね。一緒にこうやって振るとキラキラと輝いてて、僕たちだけの世界にいるような幸せな感じ?」と始めると、サンも「そんな感じ!」と続き、ホンジュン「幸せな」、ホンジュン&サン「感じ!」とはしゃぐ2人。
最近“LIGHTINY 2”にリニューアルされたペンライトについて、「持って来た方、いらっしゃいますか?」とソンファが尋ねると、ほとんど全員がペンライトを上げたので、「ぜ、ぜ、全部が?!」と驚愕するミンギ(笑)。メンバーからも「すごい!」の声が上がり、遠隔操作で色や光り方が変わるこのペンライトの色を変えるために、愛嬌合戦がスタート。
ホンジュンに愛嬌を求めたジョンホが、逆にお手本を見せることになり、愛嬌をするも、サンからは「(顔が)怖い」のダメ出し(笑)。続いてホンジュン、サンも愛嬌を見せると、ユンホ&ミンギはミンギがチャレンジ動画で踊っていたINFINITE Hの『Special Girl (Feat. Bumkey) 』のダンスを披露。オープニングのペンライトのカラーを再現することに成功し、満足した表情でカメラにポーズをキメながらメインステージへと戻っていった。

ホンジュンが「次の曲は、ものすごいエネルギーが必要なステージです。みんな、気合を入れて、拍手ください!」と言って、大きな拍手が起こると、次のステージがスタート。
スクリーンに船のマストが映し出され、ステージのせり上がった部分には舵輪も出現。旗を持ったホンジュンが士気を高めると、荒波を進む船の中で『WIN』のパフォーマンス。まさに海賊のような荒々しいパフォーマンスを見せると、そのまま航海は続き、『Horizon(지평선)』では、眼光鋭いソンファとウヨンの歌から始まり、ミンギのカリスマあふれるラップに、ホンジュンが舵を取ったり、ユンホはダンサーの中に飛び込んで抱え上げられたりと、怒涛の勢いが続く。そして怪しいサイレンの音から『Say My Name』のイントロが始まると会場もさらに沸き、キレッキレの圧巻のパフォーマンスを見せ、一旦ステージを後にした。

(つづく)→次頁

 

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