スクリーンでは、オープニングの映像に続く、ATEEZの世界観にあふれた映像が流され、会場もどっぷりとATEEZワールドに漬かると、パンキッシュな衣装にチェンジした8人が登場し『Cyberpunk』へ。イスも使い、近未来的な世界観で魅了すると、再びトークタイムへ。日本で初めて披露した『Cyberpunk』へのATINYの反応はもちろん拍手1回。ソンファも『MOVEMENT』の中でいちばん好きな曲だそうで、「ATEEZのストーリーをよくあらわした曲」と話していた。
さらにユンホは、今回のコンサートのタイトル『[THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL]』に絡め、「本当にいろんな意味の壁がありますが、僕自身にとって、チームにとって、そしてみなさんにとって、今回のコンサートが、もう一度限界を乗り越えるきっかけになればと思います」と勇気の出る言葉を贈ると、サンも「僕たちは今、体力の壁も越えて続けてますよね。前のステージもそうでしたが、次のステージも思いっきり、盛り上がっていきましょう」と続き、次のステージへ。
『Fireworks(불놀이야) (I’m The One)』は、元のバージョンよりもさらにダークさが増したHeat Topping verで炎も上がり、説得力のある歌唱で会場を圧倒。ATINYもメンバーの動きに合わせて会場一体となってペンライトを振る中、メンバーたちはセンターステージへ。そしてホンジュンとミンギの熱いラップで『ROCKY (Boxers Ver.)』がスタートすると、ボクシングリングの映像をバックに、たまったマグマを爆発させるように激しく踊るメンバーたち。メインステージに戻ると、『WONDERLAND』でさらに体力の壁を越えたパフォーマンス。一時も目を離すことができないような圧巻のステージだった。
ずっと上がり続けている熱気の中、ソンファも「ATEEZも本当に熱いですけど、ATINYも本当に熱い」とうれしそうに話すと、ホンジュンも「本当に楽しかったです。本当にうれし~!」とご機嫌。ヨサンも「3曲続けて披露しましたが、全然大丈夫です。全然疲れてないし、すごく楽しくて、これがまさにATEEZですよね」とドーベルマンらしさ見せていたが、「そして、悲しいメント…次は最後の曲」とホンジュンから悲しいお知らせ。
ホンジュンは、「今回のコンサートでは、聞き慣れた曲なのに、何か新しい感じがする新鮮なATEEZの姿をみなさんにお見せしたかったんです」と思いを伝えると、ソンファからはお辞儀と共に感謝の気持ちが伝えられ、「一緒に新しい歴史を刻んでいこうって言いましたが、その目標が実現できました。そんな私たちにお互いに拍手を贈りましょう」とお互いを称え合うATEEZとATINY。
そして最後の曲にいく前に、サンが「ホンジュンさん、その前に水飲んでください。ホンジュンさんの渇きが本当に強いですから」と急に声を掛けると、「やさしい、ありがとう」と素の表情を見せるホンジュン。実はサンのマイクの調子が悪かったようで、マイクを直すために一旦ステージを後にしたため、ウヨンが個人技の『クレヨンしんちゃん』のモノマネを披露してくれることに。「예쁜 누나다(イェップン ヌナダ:きれいなお姉さんだ)」としんちゃん独特の声を再現すると、ソンファもモノマネ合戦に参戦。練習中だと前置きして『SPY×FAMILY』のアーニャで「ワクワク」と話すと、ウヨンも「ワクワク」、さらにソンファが「父、ワクワク」、続けてウヨンが「イェップン ヌナダ」を絶妙なタイミングで繰り出してくる。ホンジュンからは、「ウヨンは、チャング(しんちゃん)は同じ、全部が同じ」と辛口コメントも飛び出したが、ウヨンは踊りながら「イェップン ヌナダ」と、全く動じていない様子だった(笑)。
最後の曲では、ホンジュンが杖を持って『Guerrilla』のパフォーマンス。花火も上がり、壁をぶち壊すような勢いで歌い踊ると、ステージを後にした。
アンコールの拍手が起こる中、スクリーンではHALATEEZ(ハラティーズ:別世界のATEEZ)と呼ばれる帽子の男が見た先の楽園のような世界でくつろぐ8人の姿が描かれたた映像がスタート。映像は「君として生まれたことをおめでとう!」という意味深なメッセージで締めくくられた。
これに続きステージに、ツアーTシャツを着た8人が戻ると、横一列に並び、『夜間飛行 야간비행 (Turbulence) (Japanese Ver.)』をしっかりと歌い上げる。そんな8人を真っ直ぐに見つめるATINYは、サプライズイベントで『이게 내 길이라면 내 손을 꼭 잡아줘(これが私の道なら 私の手を必ず握って)』という『MIST(안개)』の歌詞を引用したスローガンを掲げ、サンも「本当に感動しました」と、メンバーたちの心にもその言葉がしっかりと届いたようだった。
トークでは、サンが「1年にワールドツアーが2回もできるグループになったというのが、本当に不思議でもあり、ありがたく思います。でも、その分いろんな感情が湧いてきます」と、ワールドツアーに対する思いを伝えると、ソンファからは、「ATINYのおかげで『PARADIGM』オリコン週間チャート、週間総合アルバム1位になりました。僕たちに大きなプレゼントをくれて、ありがとうございます」と、11月30日にリリースしたばかりのJAPAN 3RD MINI ALBUMについての感謝の言葉も。
さらにユンホは、Netflixで配信されている韓国アニメ『外見至上主義』のOST『Like That』について触れ、「ATINY、聴きましたか?」と反応をうかがったりと活動の話題が尽きないATEEZ。ホンジュンからは「僕の考えでは、ATINYが最高!みなさんが僕たちをここまで育ててくれました。これからも僕たちはみなさんを信じで堂々と自信を持って、突き進んでもいいですよね?」と、ATINYへの感謝と信頼の気持ちが伝えられた。
そして、ミンギの「ATINYが僕たちに会いに来てくれたから、今度は僕たちがATINYのもっと近くに行く番です」、ソンファの「僕たちが行くので、安心してちょっと待ってくださいね」という言葉に沸き上がる会場。
メンバーたちは、左右に分かれて2台のトロッコに乗り込むと『Celebrate』を歌いながら、客席へ。じっくりとATINYの顔を見ながら手を振ったり、ハートを贈ったりすると、中間地点では、トロッコが連結され、しばし停車。ATINYに声を掛けると、左右のメンバーが入れ替わり、ミンギが「僕たちのいちばん最高な歌ですよね」と紹介して、ATEEZ がまだKQ Fellazだった時の曲『From』のスタートと共に再びトロッコが動き出す。歌が終わり、メインステージに到着すると、「やっぱり本当にATINYだよ」(サン)、「ATINYのおかげで本当に幸せです。愛してるよATINY」(ユンホ)、「ATINYが最高」(ホンジュン)と、自然と言葉があふれ出すメンバーたち。
そして記念撮影をすると、ひとりずつ日本語で最後のコメントへ。
ミンギ「本当に心が熱いよね。みなさん、顔がきれいです。(韓国語で)今はこれが頭に思い浮かんだコメントです」
ウヨン「イェップン ヌナダ」(会場爆笑)
ミンギ「7月にコンサートをしたんですが、ようやくまたコンサートをできて、とっても幸せで、意味深いことだと感じています。そして、今回のコンサートをしながら、決心したことがあります。僕がATINYを今日よりもっと、明日が幸せになるようにしてあげるよ」
ジョンホ「今日はATEEZとして、こんなに大きな舞台に立つことができて、本当に光栄に思います。さっき僕たちがアンコール舞台の時、後ろにいるATINYの方々と、コミュニケーションしたくて、会場をぐるっと回ってみたんですが、一つ目はATINYの方々と楽しく遊べて、すごく良かったです。二つ目は会場がこんなに大きかったなあと改めて自覚しました。ATINYのおかげでここまで来れたと思います。ありがとうございます。僕たち来年もATINYにいい姿で、活発的に活動していくと思いますので、たくさん応援してくださったらうれしいです。みなさん、いつも健康に気を付けて、来年もお過ごしください。またすぐ会いましょう。ATINY愛してま~す♡」
ウヨン「ATINY、今日のコンサートはどうでしたか?僕は今日ATINYと一緒に過ごした日を忘れられないと思います。会場がどんどん大きくなる分、次日本に来た時は、もっと多くのATINYと一緒にいられたらいいなと思います。(日本語が)難し~!今日は本当に本当にありがとうございました。バイバ~イ」
ホンジュン「今日は楽しい時間を共にしてくれて、ありがとうございます。この会場は僕たちにとって、日本ですごく意味のある会場ですが、こうして僕たちがステージでみなさんとここで息を合わせることができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今年に入って、日本にいらっしゃるATINYの方々と、いい思い出をたくさん作ったので、すごく幸せです。そして、多くの関心と愛で、良いお知らせをたくさんプレゼントしてくださって、ありがとうございます。こうして日本でみなさんと築くこの歩みが果てしなく続くことを願っています。僕がもっとがんばります。ATINY、ありがとうございました♡」
ヨサン「ATINY、公演は楽しかったですか?日本のATINYと一緒に楽しい時間を過ごせて、本当に良かったです。日本でコンサートをするたびに、こんなにたくさんの方々が来てくださって、本当にびっくりしています。ありがとうございます。ATINYがATEEZに大きな愛をくれた分、僕もATINYにいつもいい音楽と舞台で恩返しします。ATINY、愛してるよ」
サン「今日も来てくださって、本当にありがとうございます。すごかったですよね?すごかった(と思う方は)は、拍手ください。楽しい時間を過ごすと時間があっという間に過ぎるって言うじゃないですか。みなさんと一緒にいると、時間が過ぎるのは、本当に早いですよ。この瞬間が永遠になってほしいです。みなさんは僕の宝物であり、僕のロマンです。そして、みなさんのそばにいつも僕たちがいることを約束します。最高のアーティストになります!もう一度、もう一度、今日も来てくださって、ありがとうございました」
ソンファ「みなさんといつも一緒にするこのステージは、僕にとって本当に大きな光栄です。ATINYのみなさんがたくさんの愛をくださって、僕はいつも生きていることを感じ、毎日もっといい人になる、と努力しています。僕がいちばん言いたいことは、僕がみなさんを愛してるだけ、みなさんも自分自身を大切にして、愛してください。僕の宇宙でいちばん輝く星はATINYです。愛してるよ♡」
ユンホ「今日の公演は楽しかったですか?僕も楽しかったです。ATINYと一緒にできて、とても幸せでした。日本でデビューして活動したのが、もう3年が過ぎましたね。僕もATINYのおかげで、すごく成長したと思います。だから、今、この会場も信じられません。そう考えてみると、時間が経つのが早すぎると感じます。今まで日本で応援して待ってくださって、本当にありがとうございま~す。ATINY、愛してるよ♡」
そしてサンも「本当に悲しいですよ」と悲しむ中、最後の曲へ。「最後の曲は、本当にエネルギーがいっぱい」と話し始めたホンジュンに、「見せてください、キャプテンのエネルギー」とサンがすかさず切り込むと、メンバーからも「見せて」コール。ホンジュンは何かを思いっきり投げるポーズでいっぱいのエネルギーを表現していた。そしてスタッフ、会場に来てくれたATINYに感謝の気持ちを伝え、「以上、ATEEZでした!」と締めくくると、「8MAKES 1TEAM!ありがとうございました!」と全員で挨拶し、最後の曲『The Real(멋) (흥:興 Ver.)』がスタート。メンバーのアドリブソロダンスも見られたり、お祭りムード満点のこの曲、途中ホンジュンが「また会いましょう!」と叫び、ダンサーチームも紹介し、センターステージで大暴れ。
最後は再度ホンジュンがスタッフへの感謝の気持ちと共に「ATINY、ありがとうございました~!愛してます。今までATEEZでした!」と伝え、「8MAKES 1TEAM!」でステージを締めくくった。
ATEEZにしかできない怒涛のパフォーマンスで走り抜けた3時間は、サンが「楽しい時間を過ごすと時間があっという間に過ぎる」と言っていた言葉通りに、あっという間に過ぎてしまった。昨年末の12月30日にはすでに韓国でカムバックも果たし、ツアー後も休むことなく走り続けているATEEZが、2023年はどんな姿を見せてくれるのか、期待が膨らむ。
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