韓流Mpost

韓流Mpost

韓流Mpost(エムポスト)は、K-POP、韓流ドラマ、韓国立ち寄り話など、最新の韓国情報をお届けします!

2013年12月4日08時05分 水曜日 チャン・ヒョク&スエ主演「FLU 運命の36時間 (原題:風邪)」いよいよ12/14日本公開!(2/2)

【プロダクションノート】
“自分の力ではどうすることもできないことが起きた時の
極限の恐怖心、 あるいは人間性の喪失、
そうにもかかわらず、人間愛とヒューマニズムを失わない人々の姿を描きたかった”
劇中の平凡な市民たちは、ある日突然、自分が住んでいた空間がウイルスに汚染し、生命を脅かされる状況に。それだけでなくウイルスの拡散を阻むために政府は都市を閉鎖し、動く間もなしに閉鎖された空間に閉じこめられた人々は、四面楚歌の状況で自分と家族を守らなければならないという使命感で徐徐に理性を失い、エゴイズムな精神へと変わっていく。映画はこんな一連の過程を登場人物たちの目でそのまま描く。キム・ソンス監督は致命的な恐怖に出くわした人々をリアルに描くためにシナリオ開発段階で ‘私に本当にこういう事件が起こったらどんなふうに対処するだろうか?’ という質問をしばしば自身に投げかけた。

実際よりもリアルで纎細につくられた映画『FLU 運命の36時間』のビジュアル
劇中、仮想のウイルス災難状況をよりリアルに表現するために製作陣が何よりも重要視したのは”リアリティー”。
呼吸しただけで瞬時に感染する風邪ウイルスによって都市一体が焦土化されて行く過程と、その中で生き残るために奮闘する人々の死闘を扱った風邪の現実感染の恐怖感のために製作陣はプリプロダクション段階から多くの専門家たちにヒアリングをし、彼らの考証とアドバイスを得てリアリティーある映画の完成を目指した。

韓国映画最初の感染パニック ブロックバスター『FLU 運命の36時間』を作った人々
閉鎖された都市に閉じこめられた人々を纎細で熱く描く / イ・モゲ撮影監督
死と恐怖で覆い被さった都市の閑散とした光景を表現する / パク・イルヒョン アートディレクター
死で覆われたブンダンを再創造し出す / コンピューターグラフィック ポス
10年ぶりにメガホンをとったキム・ソンス監督は、馴染みのある場所がウイルスによって死の空間に変わって行く様をリアルに見せたいと願った。このためにセットの構成は勿論、カメラワーキング、特殊效果、CGにまで国内最高の技術力を動員した。まず、パク・イルヒョン アートディレクターはスーパー、公園、 綜合運動場など観客にも馴染みある空間が災難の状況で不慣れに変わって行く過程をリアルに表現し出した。続いて、イ・モゲ撮影監督はそうした空間で起こる事件を固定されないカメラワーキングを通じて実際よりもよりリアルに描き出した。これに加えてCGチームの作業は廃墟に変わってしまった死の都市をより一層完璧に再創造し、実際に感染の恐怖感を与える。こうした国内最高製作陣が完成させた本作は衝撃的な恐怖と巨大なスケール、そして今まで見られなかった感染のリアルを伝える。

【キャスト・プロフィール】
“僕は救助隊員です。
他の人は違うかもしれないけど僕が先に行きます。”

チャン・ヒョク/救助隊員 ジグ
ジグは盆唐所属の救助隊員で、情け多く正義感あふれるキャラクター。地下鉄工事現場が陥没し、危険な状況に置かれる女性イネに一目惚れ。その縁からイネの娘ミルにも出会うことになる。ウィルスが蔓延し閉鎖された都市で、イネの代わりにミルの面倒を見るようになる。また、救助隊員という使命感、そして生き残れるという希望で混乱に陥る市民たちと数千名の感染者たちを助けようとする。

1999年ドラマ「学校」でカリスマあふれる反抗児の役で注目されたチャン・ヒョク。 以後、テレビと映画の両方で活躍し、多数の作品で実力を積んで来た。2010年ドラマ 「チュノ~推奴~」と2011年 「根の深い木」で高視聴率をとる俳優としても注目される。KBS演技大賞では大賞を受賞、それだけではなく各種の授賞式で賞を総なめするほど。『火山高』『僕の彼女を紹介します』『依頼人』など、映画の世界でも演技力をしっかり認められており、本作でもカリスマあふれる正義感の強い存在ジグを演じている。
最近ではバラエティ番組でも活躍しており、まさに”時の人”として人気を集めている。

《Filmography》
映画 『依頼人』(2011), 『うさぎとリザード』(2009), 『オガムド~五感度~』(2009), 『ペントハウス エレファント』(2009), 『情熱のステップ』(2007), 『Sダイアリー』(2004), 『僕の彼女を紹介します』(2004), 『英語完全克服』(2003), 『ジャングル・ジュース』(2002), 『火山高』(2001)ほか

ドラマ 「IRIS-アイリス2-」(2013), 「根の深い木」(2011), 「マイダス」(2011), 「チュノ~推奴~」(2010), 「いかさま師~タチャ」(2008), 「プランダン 不汗党」(2008), 「ありがとうございます」(2007)ほか多数

 

“どうかここを通してください。お願い。娘が私を待ってるんです! ”

スエ/感染内科 専門医  イネ
イネは盆唐病院に勤める感染内科の専門医でたった一人の娘ミルを育てるシンググルマザー。 運転中、地下鉄工事現場の陥没にハマってしまった自分を救ってくれたジグがいつからか娘のミルとも仲良くなり、彼に助けてもらうことが増える。そんな中、勤務している病院で致命的なウィルス H5N1の初の死亡者がでる。この伝染性の強いウィルスが盆唐市民たちに広がり、ついには自分の娘ミルまでも危険にさらされる。閉鎖された都市に閉じこめられながら娘を守り、抗体を捜し出さなければならない使命を受けたイネ。果たして無事に生き残ることができるのか?

2002年 「メン家の全盛時代」でベールに隠された神秘な女を演じ、出演は短かったものの、強い印象を残したスエは2004年映画『家族』とドラマ 「海神」を相次いでヒットさせて KBS演技大賞、青龍映画賞、大韓民国映画大賞、百想芸術大賞など国内有数の授賞式で新人賞と優秀演技賞を総なめにした。以後 2008年『あなたは遠いところへ』では改めてその演技力を認められた。本作では強くてたくましいシングルマザーであると同時に知的な医師であるイネを演じ存在感を発揮する。

《Filmography》
映画  『ミッドナイトFM』(2010), 『炎のように蝶のように』(2009), 『あなたは遠いところへ』(2008), 『夏物語』(2006), 『ウェディング・キャンペーン』(2005), 『ファミリー』(2004)

ドラマ「野王」(2012), 「千日の約束」(2011), 「ATHENA-アテナ-」(2010), 「9回裏2アウト」(2007), 「海神」(2004), 「4月のキス」(2004),「回転木馬」(2003)ほか多数

 

“ママ… 行かないで。行かないって言ったじゃない。”
“大丈夫。私は一人でも大丈夫だから早く行って”

パク・ミナ/イネの一人娘 ミルミルはイネの一人娘で、しっかりしていて器用なキャラクター。専門医のため忙しい母親を理解し、気配りする大人のようなミルは、猫が好きで、苦しんでいる人々への情があつく助けようともする。母親に電話したところ、偶然に電話にでた救助隊員のおじさんジグに、よくわからないが好感を持ち、親子のように親しくなる。致命的なウイルスで戦地を彷彿とさせる大変な状況下でも、ミルはあどけなさと大人らしさを失わないで屈せずに堪える。

SBS 芸能 「スタージュニアショー プンオパン」で、アナウンサーのパク・ジョンミンと一緒に親子で出演し、全国民の可愛さを独り占めしたパク・ミナ。以後、ドラマ 「不屈の嫁」 「神々の晩餐」 「夜王」でとびきり可愛い演技を披露し、お茶の間で人気に。2013年期待の有望株パク・ミナのスクリーンデビュー作である本作では、これまでに見られなかったさらに感情深い演技を見せる。

《Filmography》
ドラマ 「野王」(2013), 「神々の晩餐」(2012), 「不屈の嫁」(2011)

ユ・へジン/ジグの同僚 ギョンオプ
ギョンオプはジグの親しい友達であり同僚の救助隊員。愉快でイタズラ好きな性格で、盆唐が閉鎖されて市民たちが混乱に陥り状況が悪化する中でもジグを助ける。無差別に動員された兵力と政府の遅い対応、エゴイスティックに変わる人々に怒り、極端的な状況にまで走るが、最後まで愉快な姿勢を失わない。

演技派名優として名高いユ・へジン。キム・ソンス監督の『MUSA-武士-』にも出演しており。監督の10年ぶりの復帰作である本作のオファーも快く受けた。これまで、『王の男』『黒く濁る村』『生き残るための3つの取引』など数々の名作で怪演を見せてきたユ・へジン。本作では愛嬌たっぷりで正義感の強いギョンオプで映画のムードを盛りあげてくれる。

《Filmography》
映画『生き残るための3つの取引』(2010)『黒く濁る村』(2010)『チョン・ウチ 時空道士』(2009)『夏物語』《2006)『タチャ イカサマ師』(2006)『王の男』(2005)ほか多数

キム・ソンス 監督/脚本
1990年代初盤『君の中のブルー』 『ベルリン・リポート』『追われし者の挽歌』 の脚本及び小道具、演出部のスタッフとして活躍し映画界に足を踏み入れたキム・ソンス監督。1993年ノワール映画『悲鳴都市(Dead End)』でデビューし、第 20回ソウル独立映画祭審査委員特別賞を受賞、特別な演出感覚を認められた。 以後1997年『ビート』でチョン・ウソンとコ・ソヨンをトップスターにし、1998年『太陽はない』をヒットさせ、チョン・ウソン、イ・ジョンジェのコンビを完成させた。また『MUSA-武士-』で緻密なストーリーとスケール、スタイリッシュなビジュアルを見せたキム・ソンス監督が、本作では韓国映画史上初”ウィルス感染”をテーマに10年ぶりに帰還する。特定のジャンルにしばられず、個性あふれる独自の演出感覚で久々に実力発揮。壮大なスケールとリアルな群像劇を見せる。

《Filmography》
『英語完全征服』(2003),『MUSA-武士-』(2001),『太陽はない』 (1998), 『ビート』(1997), 『ラン・アウェイ-RUN AWAY-』(1995), 『悲鳴都市』(1993)ほか

Awards
第20回 ソウル独立映画祭 審査委員特別賞 (1994)

配給: CJ Entertainment Japan
監督 キム・ソンス
出演   チャン・ヒョク、スエ、パク・ミナ、ユ・へジン、マ・ドンソク、イ・ヒジュンほか
韓国公開 2013年 8月 15日
日本公開  東京  2013年12月14日(土) シネマート新宿ほか全国順次公開
大阪  2013年12月21日(土) シネマート心斎橋
©2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

前頁

人気記事 おすすめ記事