【レポ】「2013 INFINITE 1ST WORLD TOUR ＜ONE GREAT STEP＞ JAPAN」 at 横浜アリーナ（1/2）

平日の夜にもかかわらず、幅広い年齢層の客が横浜アリーナに集まっていました。
今回のコンサートは舞台上の両脇にバンドセットがあり、生演奏に合わせてのコンサートとなっていました。
オープニングはMVから始まり、「音楽を禁止された近未来」といった感じの設定で、このコンセプトが一つのストーリーとなってステージの合間のMVで展開されていきました。
牢屋に閉じ込められたところから姿を現したINFINITEの7人は、ワインレッドの生地に金の飾りを豪華にあしらったスーツ姿で登場。
『Paradise』では上のスーツを脱ぎ、黒のタンクトップで鍛え上げられた肉体も披露。一気に3曲歌い上げると、それだけで歌と踊りの完璧さに感動です。

一息ついてMCです。それぞれが見事な日本語で挨拶していました。
「皆さん、僕たちに会いたかったですか？」
「夢で会いましたよね」
「僕とも夢で逢いましたよね？インスピリット（INFINITEのファンクラブ名）の皆さん、毎晩忙しいですね～」
「僕たち全員の夢に出るなんて！」
「皆さん頑張ってくださいね！」
そんなユーモアたっぷりのトークを交えながらのMCもありました。

記者会見の時も、今回のツアーの見どころとして挙げられていた、メンバーそれぞれのステージというのも、大変盛り上がりました。
ソンヨルとソンジョンによるスペシャルユニットは、DJブースとともに登場。カラフルでポップな衣装で華麗なDJプレイを披露した『1/3』は、まるでクラブのような雰囲気になり、盛り上がりました。
続いてホヤとドンウによるユニット、INFINITE Hによる『Special Girl』。息の合ったラップと心地よいメロディに会場も酔いしれました。

一旦MVを挟んで、次はワーゲンの車の上に全員が乗って登場。
パステルカラー調の衣装に着替え、『That Summer』と『I Like U』を披露。メンバー全員かごを持ち、中に入ったぬいぐるみや紙飛行機を投げて観客にプレゼント。ステージを降りて、観客のすぐ近くまで行ってたくさんファンサービスをしていました。

続いては3人のソロステージです。
Lの『Love U Like U』では、ベンチに座り、隣に熊の大きなぬいぐるみが座っています。甘いギターの弾き語りでファンはメロメロです。Lが熊にキスすると、キャーーーと歓声が沸き起こり、また照れてぬいぐるみに顔を埋めたりする姿にまた悲鳴のような歓声が響きました。
ウヒョンのソロ『Beautiful』はミュージカル調で、バックダンサーと一緒に踊りながら、ジャケットを選んで、花とプレゼントを持って・・・なんと、客席へ降りて行って、一人の女性に渡し、「結婚しよう」と。抜群の歌唱力とともに楽しませる工夫がされたステージでした。
最後はソンギュのソロ『60 Seconds』です。
初め、音はピアノとソンギュのボーカルのみ。映像もモノクロでしっとりした雰囲気の中でじっくり彼の声を堪能していました。途中から、14人のバイオリンが登場し、エレキギターをはじめとするバンドも加わり神々しいほどの盛り上げ、そしてそれに負けないソンギュのとても伸びのある声。これは感動せずにはいられませんでした。
さすが、INFINITEのリーダー、ダンスではなく歌でここまで魅了させる、貫録たっぷりのステージでした。

『MOM』では、メンバーそれぞれがお母さんと一緒に写っている幼少期の写真がスクリーンに映し出され、そんな演出も楽しみながら、しっとりしたバラードに聞き入っていました。
終盤では、『Be Mine』『B.T.D』『Man in Love』を日本語バージョンで、そして『Chaser』といったヒット曲のオンパレードとなりました。
INFINITEと言えばダンスシンクロ率99.9％と言われるキレのある揃ったダンス。それらをこのコンサート終盤という体力的にもきついタイミングで、汗だくになりながらもしっかりと迫力ある姿で見せてくれました。個人的に、とても楽しみにしていた、初・生サソリダンスを見ることが出来て、感激しました。
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