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2019年8月25日00時20分 日曜日 【オフィシャルインタビュー】「私の恋したテリウス~A Love Mission~」ソン・ホジュン オフィシャルインタビュー

ソ・ジソブ待望の最新作「私の恋したテリウス~A Love Mission~」のDVD&Blu-rayが好評リリース中だ。

ドラマや映画のみならず、バラエティでも活躍するソン・ホジュンが、本作で初の悪役にチャレンジし、後半ではソ・ジソブとのブロマンスでも新たな魅力を発揮。そんなソン・ホジュンより、リリースを記念してオフィシャルインタビューが到着!
出演の決めてや、役作りについて、撮影の裏話、プライベートで挑戦してみたいことまでたっぷりと語ってくれた。

【オフィシャルインタビュー】「私の恋したテリウス~A Love Mission~」ソン・ホジュン

―「私の恋したテリウス~A Love Mission~」への出演の決め手は?
最初に台本を頂いた時に、国家情報院という私たちが普段接することのない分野と、主婦たちのコミュニティーの対比がコミカルだなと思いました。とりわけ、主婦たちのコミュニティーであるKISの描写がとても詳細に面白く書かれていました。僕たちの日常生活でも十分に起こりうるリアルな物語だという点が気に入りましたね。このような魅力に惹かれて、今作への出演を決めました。

―初めて台本を読んだ時の感想を聞かせてください。
面白いと思いました。これまでの僕のイメージ……僕が望んでいるものであれ、そうではないものであれ、皆さんが抱いている僕のイメージというものがありますよね。なので、台本の前半部分を読んだ時、僕が演じるチン・ヨンテという男は、ただ悪いヤツなんだと思ったんです。それでヨンテについて監督に尋ねてみました。「彼はもともと悪いヤツなんですか。それとも本来はいいヤツなのに、環境のせいで悪人になってしまったんですか」って。そんな質問をしながら、今作で悪役を演じてみるもの、いい意味で皆さんを欺けるんじゃないかと思ったんです。一度悪役を演じてみたくて出演を決めました。

―元は悪い男ではないと言っていましたが、悪い男ではないと聞いて気が楽になりましたか?その逆ですか?
気が楽になったと言うよりも、人間に生まれつき悪い人はいないと僕は思うんですよ。どういう人であれ、その人の育った環境やその人の内面を知ってみると、根っからの悪人はいないとそう思っています。ですから、ヨンテも元から悪人ではなかったはずです。僕の出番はそう多くはありませんが、その少ない出番で、ヨンテの本来の姿を見せたいと思いました。その部分には気を使いましたね。

―役作りのために何か準備をしたり、キャラクター分析はしましたか?
監督と脚本家のオ先生とたくさん話をました。その時オ先生から、「ヨンテという男を、ただの悪人にしてほしくない。悪いヤツだけど、どこか憎めないところのある男として描いてほしい」と言われました。悪党だけど憎めないキャラクターにするにはどう演じるべきか、悩みましたね。それで大先輩であるチャ・スンウォンさんの芝居を参考にして演じました。スンウォンさんが悪いヤツを演じると、どこか憎めないというか、スンウォンさん自身のキャラクターが出て、味のある人物になります。それを参考にして練習しました。スンウォンさんを手本にはしたけど、僕ならではのヨンテを演じられたはず。役作りで参考にしたのは、スンウォンさんの芝居でした。

―今までの役とは違い、ヨンテは少し抜けてるけど、その一方で冷淡な姿も見せてくれました。これまでのイメージを覆す役に、恐れや不安はありませでしたか?
いいえ、それはまったくありませんでした。「どうすればヨンテをうまく演じられるだろうか」。そういう心配の方が大きかったと思います。ヨンテで僕のイメージが変わるのではなく、演じたことのないキャラクターをお見せできると思っていました。

―視聴者からは、「これまでに見たことのない、いわゆる悪党ではなくどこか憎めない男の役だった」という感想がありましたが。
皆さんが好意的に見てくださったおかげですね。とても感謝しています。

―ホジュンさんとヨンテの似ている点、似ていない点を教えてください。
ヨンテと僕が似ているところは、仕事に取り組む姿勢だと思います。ヨンテは仕事をする時には、集中して、完璧に仕上げようと努力を惜しまないタイプです。それから普段の姿は、ヨンテは仕事は完璧だけど、それ以外ではよくドジを踏むのでその部分を表現しました。僕も仕事に関しては、完璧にしたいので努力は惜しみません。あと友人と一緒にいる時は素の自分に戻りますね。そういうところは似てるかなと思います。

―まったく似ていないと思った部分は?
僕は彼のようなうぬぼれ屋ではないですね。だから自画自賛することには慣れていません。ヨンテは自分のことをイケメンだと言うほどナルシシズムがとても強い男です。そこが僕とは違うところですね。僕は自画自賛するのは恥ずかしいと思うし、人に褒められるのもてれくさいです。

―ヨンテを演じて学んだことや、考え方が変わったりしましたか?
ヨンテを演じるにあたり心配していた部分は、彼特有の話し方やジェスチャーですね。あの個性は僕の中にはまったくないものでした。それでも表現しないといけない。皆さんが違和感を抱いたり、受け付けなかったらと心配しました。でも話が進むにつれ、ヨンテのキャラクターとして好意的に見てくださったので安心しましたね。よかったです。

―例えば、今作の撮影が終わったあと何か決意しましたか?
心を入れ替えて善良に生きようと(笑)。

―善良な人ではなかったんですか?(笑)
登場人物はそれぞれ心に闇を抱えていましたが、コミカルな部分も多かったです。撮影現場も同じように面白かったですか?

すごく面白かったです。監督が現場で止めてくれないと、シリアスなはずのシーンが、なぜかお笑いの方向に走る傾向があって(笑)。それほど楽しい撮影でした。それからソ・ジソブさんが後輩を気遣い、現場を楽しくさせ、緊張をほぐしてくれました。とても雰囲気がいい現場でしたね。

―盛り上げ役は誰ですか?
意外に思うかもしれませんがジソブさんでした。真面目な雰囲気の人が言う冗談は笑えるんです。ほぼ表情を変えずに言うジョークは、すごく面白いですね。ジソブさんは面白い人なんだと知りました。

―撮影現場で面白かったエピソードはありますか?
エピソードとして1つだけ挙げるのは難しいですね。今作は真夏の一番暑い時に撮影が始まって、真冬になる前に撮り終わったんです。おかげで暑いのも寒いのも経験しました。いろんな出来事がありましたね。今作の現場は最初から最後まで、笑ってばかりいました。もちろん、危機的な状況のシーンでは笑ってはいけないので、後で編集でカットされましたが(笑)。とにかく、みんなのアドリブが面白かったです。

―ヨンテとソ・ジソブさん演じるボンのやり取りもとても面白かったです。今作でジソブさんと共演してみて、どうでしたか?
多くのことを学びました。演技の面以外でも、ジソブさんは後輩を気遣ってくれます。面倒見がいいですね。それから後輩の演技やとっさのアドリブのせいでジソブさんの芝居が台なしになることがあります。でもジソブさんはそれも受け止める。その姿を見て、僕も後輩と芝居する時は合わせてあげようと思いました。多くを学びましたね。

―エリンを演じたチョン・インソンさんと共演してみて、どうでしたか?
インソンさんは思っていたよりしっかりしていて、頭のいい女性ですね。例えば、自分がこのシーンでどう演じればいいか、どういう印象を与えればいいか、をきちんと分かっている人です。撮影も楽しくて息もピッタリでしたね。

―ホジュンさんが出演したシーンで、注目して観てほしいシーンはありますか?
第5話のシーンですね。ヨンテがエリンを拉致するシーンがあります。倉庫でエリンを脅しにかかる、そんな場面なんですが、あのシーンを見ればヨンテがどんな男か分かると思います。そういうシーンですね。エリンに裏の仕事を知られたと思って脅迫するが、その時ヨンテのマヌケな部分が露呈してしまう。もちろんシリアスなシーンですよ。ヨンテという人間が分かるので注目して観てほしいですね。序盤ではヨンテが善人なのか悪人なのか、いや善人ではないな。悪人なのかマヌケな男なのか見る人は混乱するはず。でも第5話の冒頭シーンを見ると、彼がどういう男なのかが分かります。

―作品を選ぶ時に最も重要視している点は何ですか?
台本を読んで、その内容に共感できるかどうかが僕にとっては最も重要です。共感できた作品は、必ず出演を希望しています。

―俳優として今後、挑戦してみたい役と、個人的に挑戦したいものを教えてください。
新しいことを学んで、自分が少しでも成長できたと感じられた時、僕は達成感と同時に喜びを感じます。実はバリスタのライセンスを取得しました。僕はボランティア活動で、コーヒートレーラーという移動式カフェをやっています。新しいことに挑戦して成し遂げた時は、充実感を覚えますね。毎年1つずつ新しいことを学んでいきたいです。なので、来年も何かライセンスを取得したいですね。新しいライセンスに関連したイベントを開催したいなと思っています。

―次に挑戦してみたい資格はありますか?
製パンに挑戦したいですね。移動式カフェで本格的なコーヒーを提供するために、バリスタのライセンスを取得しました。なので、それに関連したものを学びたいと思うんです。コーヒーとパンは相性がいいですよね。それで製パンを。

―日本のファンにメッセージ
こんにちは。「私の恋したテリウス」でチン・ヨンテを演じたソン・ホジュンです。「私の恋したテリウス」はシリアスだけど面白くて、見方によっては悲しみも感じられる、様々な感情が交錯するドラマです。俳優もスタッフも一生懸命撮影しました。ぜひ楽しんでください。またお会いしましょう。

「私の恋したテリウス~A Love Mission~」
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