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2024年5月28日12時55分 火曜日 【レポ】パク・シネ『2024 Park Shin Hye Asia Tour <Memory of Angel> in TOKYO』~歌とトークで20年の歴史を振り返る!ヒョンシクを絶賛、ヨンファ、ホンギとのいまだに続く友情も!日本のファンとの5年ぶりの再会に涙も見せ、「私がみなさんの森になってあげます」(2/3)

【レポ】パク・シネ『2024 Park Shin Hye Asia Tour <Memory of Angel> in TOKYO』 at 一ツ橋ホール(2/3)

ここからは「映画の話をちょっとしてみましょうか」と言って、映画『尚衣院 -サンイウォン-』の話題になると、劇中でとても美しい韓服を着ていたことから、客席に着物をきれいに着ているファンがいることに言及。そこから話はシネが大好きだという温泉の浴衣に発展し、いろんな種類の浴衣があるところがとても好きで、毎日違う浴衣を着て幸せを感じながら、そんな瞬間を楽しんでいるという、ほっこりエピソードも披露。
『尚衣院 -サンイウォン-』の撮影中は、重たいかつらのようなものを頭に乗せたり、ボリュームを出すためにスカートを何枚も重ねたり、見た目の美しさとは裏腹に、肉体的な苦痛を経験したため、「俳優としてはあんまりこんなこと言っちゃいけないんですが」と前置きしながら「時代劇はできるだけ避けた方がいいかな、と思ったりもしました」との発言も(笑)。
そんな思いもありつつ、シネが次に臨んだ作品が『あの日、兄貴が灯した光』とのこと。ストーリーが面白くて楽しくて、共演したド・ギョンス(EXO-D.O.)とチョ・ジョンソクのケミで、お腹を抱えて笑うほどだったのだそう。
その翌年の2017年には、「韓国最高の俳優」チェ・ミンシクと『沈黙、愛』で共演を果たしたシネ。シネにとっては「俳優として本当にいろんなことを悩み、考えさせられた」作品で、ほかにも演技の素晴らしい俳優がたくさん出演していたこともあり、この作品を通して、「私はもっとがんばらなくては」と思ったのだそう。
そして2020年には『#生きている』に出演したシネだが、この年にはドラマ『シーシュポス: The Myth』、映画『ザ・コール』もあり、本来ならば作品を撮った後にはファンミーティングなどでファンに会える機会がたくさんあったはずなのに、新型コロナウイルスのためにかなわず、ファンと会えるまでに時間がかかってしまったことに「いろんな楽しい思い出ができただろうにと思うと残念です」と悔しさも吐露。しかしながら、最近はNetflixやDisney+などのOTT(インターネットを通じてコンテンツを提供するサービス)で、海外にいてもドラマや映画が簡単に観られるようになり、「そういったサービスを通じて作品をご覧いただくことができたことは幸いです」とも話していた。

続いてドラマ作品に戻ると、「たくさんの方からハマリ役だと言われた」という2016年の『ドクターズ~恋する気持ち』を紹介。この作品を撮影していた当時は20代の中盤から後半に差しかかる時期で「演技における価値観、人生における価値観が、激変とまでは言わないまでも、かなり変化した時期だった」のだそう。この作品のおかげで責任感についても考えるようになり、共演したキム・レウォンの演技の上手さもあって「演技に深みを出さなくてはという意欲に駆られていた」というほど、この作品がシネにとっては転機となったようだった。

そして最後に紹介したのは、今年1月~3月まで放送され、すぐに話題となった『ドクタースランプ』。この作品で『相続者たち』で共演したパク・ヒョンシクと再び共演したシネだが、以前に共演した俳優とまた新しい作品で会うことは、「そう簡単なことではない」と話し、自身にとっては「大きな祝福」とも。そんなヒョンシクについては、今まで共演した男性主人公の中で、唯一の「年下男子」ということもあり、「すごくかわいくないですか?個人的に今までご一緒した男優さんの中でもいちばんかわいいキャラクターじゃないでしょうか」とコメント。「とても明るい、たくさんの人を気分よくしてくれるエネルギーを持った人」と大絶賛していた。そのおかげで、撮影はいつも楽しく、笑いながら進めることができ、お互い恥ずかしい部分までさらけ出すことで、シネが演じたハヌルとヒョンシクが演じたジョンウのケミが、ほかの作品とは違った形で表現できたのではないかと、自己分析もしていた。
この作品が3年ぶりのドラマ復帰で、演技に対して「以前ほどの情熱を持てなかったらどうしよう」と心配していたというシネだったが、カメラの前に立っただけで、そんな思いはなくなり、「演技自体がとても楽しい」と思ったのだそう。そんなこともあり、「私はいや応なくこの仕事をするしかない人間なんだな、と感じる作品になった」とも明かした。

そして現在は『地獄から来た判事(原題)』の撮影真っただ中というシネ。「きっとみなさん、ご覧になったらとっても驚くと思います。パク・シネにこんな面があったのか、という感じで、この性格をどうやってこれまで見せずに来られたんだろうと思うんじゃないかと思います」と期待を高める言葉も伝え、コーナーを締めくくった。

シネが一旦ステージを後にすると、インタビュー映像を挟み、まずはMCの古家が登場。古家の呼びかけで「シネ チャン(짱:最高)!」という掛け声で呼び込むと、白いシャツとデニムパンツに着替えたシネが再びステージへ。古家から「CNBLUEのみなさんとパク・ヒョンシクさんがよろしくお伝えくださいと言っていました」との伝言も受け取り、古家との再会も喜ぶと、改めて会場全員でシネのデビュー20周年を「チュッカヘ(축하해:おめでとう)~」の言葉でお祝い。

そして2部の最初のコーナー“ASK ANGEL ANYTHING”へ。ぎっしりと質問が貼られたボードが登場し、その中から選ばれた質問にシネが答えていくことに。
最初に選ばれた質問は、シネの心に届く演技に触発され、22歳にして演技の勉強を始めようかと悩んでいるというファンからのアドバイスを求める質問。シネは「まだ遅くない」と即答し、「本当に演技がしたくて、その瞬間瞬間が楽しいと思うのであれば、その夢を諦めないでくださったらうれしいです」とアドバイス。ファンはこの温かい言葉に感極まり、最近涙腺が緩くなったというシネももらい泣きしながら、応援の意味を込めてハグのプレゼントをし、「私が誰かの夢を応援できるのであれば、とてもありがたい」と話していた。

続いてショートヘアのシネが好きだという13年来のファンから、ショートヘアにする予定があるか、ロングとショートのどちらが好きなのかを聞かれたシネ。普段は「短い髪がいい」が、仕事の時には「いろんなヘアスタイルができるという意味で、ロングヘアのほうがいいかな」と答えたシネだったが、ひとつやりたいヘアスタイルを挙げるなら「全部の髪をブリーチして金髪」という予想外の答えでファンを驚かせていた。
そしてヘアケアについて尋ねられると、「自宅でトリートメントをたっぷりめにつけてシャワーをする」「髪を乾かす時はできるだけ冷風で乾かす」「良質のタンパク質を取る」というすぐにまねできそうなことを教えてくれた。

続いての質問では、寝起きが悪く、目覚ましもすぐに止めてしまうというファンに、「カーテンを開けて寝る」「夜早く寝るというサイクルを作る」「寝る前に運動をすると寝られなくなるので、遅い時間に運動をしない」など、いろいろ提案してみたものの、どれもあまりいい反応ではなく、最終的に「これからはジムで、スマートフォンなどを目の前に置いて私の映像を観ながら歩いてください」とアドバイスしたシネ。実際自身も昨日銀座で食事をしてからホテルまで40~50分くらい歩き、その後ホテルに着いてからシャワーを浴びて軽くストレッチをしたらよく眠れたという効果が実証されたアドバイスに、ファンも納得した様子だった。

そして「シネちゃんになりたい」というファンの「どうしたらいいですか?」という質問には、「私のお母さんのお腹に入って出てこないといけませんね」とユニークな回答も(笑)。そのファンから「見た目とサバサバした性格」が特に好きだと言われると、「多くの方が誤解していらっしゃると思うんですが、実際は小さなことを気にして、後悔をよくします」と意外な一面も明かしたシネ。最近はそんな性格も変わってきており、「ダメなものは仕方ない」「できることだけすればいい」「これで私が楽しければいい」と思って生きることで、「自分でも気づかないうちにポジティブな力が生まれてくる」と明かした。

ここまで、シネから直接アドバイスを受け、喜びで泣いてしまう人続出のコーナーとなってしまっているため、楽しく進めるためにシネからの提案で、いちばん遠くから会場に来た人と一緒にセルカを撮ることに。『相続者たち』に影響を受けL.A.に行き、ファンミーティングのために帰国したというファンが選ばれ、シネとの2ショットを獲得した。

続いてのコーナー“ANGEL DO IT”では、これまでシネが演じたキャラクター7人からシネが1人ずつ選び、そのキャラクターに割り当てられたミッションに挑戦することに。3つのミッションを成功すれば、会場のファンにプレゼントということで、会場が盛り上がる中、シネが最初に選んだユ・ヘジョン(『ドクターズ~恋する気持ち』)のミッションは“黒ひげ危機一発”。「私が唯一本当に好きじゃないゲーム」ということで、「怖い」とおびえながら剣を刺し、5本のノルマを達成した。

2つ目に選んだのは、チャ・ウンサン(『相続者たち』)で、ミッションは“可愛くてごめん challenge!”。韓国アイドルの間ではおなじみの楽曲『可愛くてごめん』だが、シネはほぼ初見で2回ほど映像を観てからチャレンジ。そのかわいさに、会場も大喜びだった。

3つ目に選んだのは、コ・ミナム(『美男<イケメン>ですね』)で、ミッションは“ドーナツ・オン・ドーナツ”。おもちゃのマグカップの上にドーナツを重ねていくというシンプルなゲームだが、形の異なるドーナツのバランスが取りづらく、その上20秒間で7個積み上げるという時間制限もあり、なかなかの難題に。結果は32秒かかり、最後の1個を手で押さえるという状態だったが、スタッフが誰も成功していないということもあり、おまけでクリアに。

ここで3つのミッションをクリアしたシネだったが、3つ目のミッションが満足いく結果ではなかったため、4つ目にチャレンジすることに。ナム・ハヌル(『ドクタースランプ』)を選び、ミッションは“モーニングコール”で、古家の指導の下、「朝だよ、朝、早く起きてね。起きないと、怒っちゃうぞ」と、かわいい日本語を披露。ファンが実際に使えるように、後日ファンクラブサイトにアップすることも約束し、このミッションはクリア。抽選で選ばれた3名のファンに、シネがモデルを務めるブランドのグッズなどのプレゼントが贈られた。

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