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2013年6月28日19時36分 金曜日 【レポ】アミューズ・ミュージカルシアター『風月主』で公演中のイ・ジュガン&キム・ジェボムインタビュー(2/2)

【レポ】イ・ジュガン&キム・ジェボム『風月主~美しきファランの禁断の愛~』マスコミ取材会 at アミューズ・ミュージカルシアター(2/2)

Q.素のおふたりについてお伺いしたいのですが、普段おふたりはどんな性格、キャラクターの方なのか、お互いがお互いを紹介するような形で教えてください。そして、劇中では「金剛山に行こう」というようなセリフがあったのですが、普段ふたりで遊びに行く時はどんなところに行っているのか、またどんなところに行ってみたいと思っているのか教えてください。
キム・ジェボムジュガンさんはとっても恥ずかしがり屋で、自分もすごく内気な性格です。ヨルとサダムはとっても仲が良い役なので、その部分をどうしたらいいのかお互い努力をしたのですが、特に彼が私より年下で弟なので、兄貴兄貴と呼んでくれて、とても近くに来てくれました。それによって仲良くなれたのですが、自分はまだまだちょっとそれにはお応えできている部分が足りないので、これからがんばりたいと思います。
昨日と一昨日は公演の休演日だったのですが、私はお台場に行ってきました。100枚以上の写真を撮って、ガンダムを観たり観覧車に乗ったりして、とても楽しい休日を過ごしました。
―ふたりで行ったのですか?
キム・ジェボム残念ながら一緒には行っていません。
イ・ジュガンお互い内向的で内気な性格なので大変だったのですが、キム・ジェボムさんが先輩なので、自分に寄り添って来てくれて、とても努力をしてくれたので、今の関係を築けました。また、ふたりとも内気というよりツンとしたイメージを持たれているようですが、実はとても純粋で子供みたいなところがあるふたりです。それに加え、彼はユーモア感覚もあるので、そういう意味で私をすごく和ませてくれました。性格は内気なのですが行動力はあるので、昨日は渋谷・新宿・原宿など、東京の都心を楽しんできました。

Q.この役では男性との愛・友情と、女王様からの愛情に挟まれるのですが、実際だったらどちらを選びますか?
(ジェボムさんがジュガンさんに答えを促していました。。)
イ・ジュガン(困った様子で)傷つくのが嫌な性格なので、女王に対して、ふたりで幸せに暮らせるようにしてくださいと懇願して、みんな幸せになれるようにします。

Q.キム・ジェボムさんは次回作『兄弟は勇敢だった』にも出演されますが、タイプの違う『風月主』から役を切り替える時に、自分なりのやり方やタイミングがあるのですか?そして、それぞれの作品の魅力を教えてください。
キム・ジェボムふたつの作品が違うタイプなので、特に次のお稽古に入った時に、意識的にサダムを忘れようとするのではなくて、1か月近くお稽古をしていると、自然に次の作品に取り組めるようになります。

Q.初日に拝見した時、途中歌が終わった後などに拍手をしたいと思ったのですが、切ない部分だったりするし、流れを壊してはいけないと思い、拍手ができませんでした。韓国でも同じ作品を演じているわけですが、韓国と日本で観客の反応が違って、リズムが崩れたり、物足りなかったりはしませんか?
キム・ジェボム実際韓国で公演していた時も、途中で1回も拍手が起きなくて、最後までいって感動でみなさん拍手をしてくださいました。韓国にはほかにもそういう類の作品があるのですが、そちらもそういう風に感じられて、最後までしっかり静かに観ていらっしゃいました。今回日本で演じてみて、日本のお客様も同じような反応なので、それについては違和感があったり演りづらい点はありません。
ただ、韓国で上演している時はもう少し小さい小劇場だったので、お客様が客席で感じられた哀しみとかそういうものが、実際役者のほうにも伝わってきていたのが、今回は大きい劇場になったので、それがすぐには届かない部分が、ちょっと残念ではあります。
イ・ジュガン日本も韓国もそんなに大きな差があるとは思っていませんので、今回演じる上で、お客様が違うということで戸惑いがあったりはありません。違いをあえて挙げるとすれば、韓国のお客様の方が反応が直にあったりします。例えば、少し面白い部分だったりすると笑いが起きたりしますが、日本のお客様はご自身の中に溜めて積み上げて、最後にそれを表現してくださるという点が違うと思います。

Q.この作品の見どころをひと言ずつお願いします。
キム・ジェボム今回演出家から「哀しみを表現する、哀しみをみなさんにお伝える作品を作りたい」と言われました。ストーリーは単純なのですが、キャラクターがそれぞれ置かれた立ち位置や関係性、どうにもならない立場などによって生じてしまう哀しみです。愛があって、でもその愛を自分が得ることができないので死を与えたりと、単純なことなのですが、不可抗力の部分から生まれた哀しみをみなさまにお見せする、お届けするということに重きを置いて取り組んでいます。
イ・ジュガンジェボムさんが作品の内面性について説明してくださいました。私はそれにプラス、この作品は何よりも素敵な音楽があるので、素敵な曲、そしてところどころに出てくる踊り、またキャラクターを表現している衣装などを、総合的に観ていただければと思います。

Q.キム・ジェボムさんは『風月主』に引き続き『兄弟は勇敢だった』に出演されるということで、最後にこの劇場で公演する意気込みを伺いたいと思います。
キム・ジェボム2作品続けて韓国のオリジナルミュージカルの日本公演に参加することができて、とてもうれしいですし、ラッキーだと思います。作品もですけれど、一生懸命演じるので、自分自身もみなさんにもっと知っていただきたいですし、役者としてちゃんと確立することで親孝行をしたいです。みなさんよろしくお願いいたします。

最後にキム・ジェボムさんが、「ありがとうございます。本当にありがとうございます。お疲れ様でした」と日本語で挨拶し、ステージを後にしました。

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『風月主~美しきファランの禁断の愛~』
<Story>
古代新羅、男性妓生たちが身分の高い女性たちに喜びを与えて接待をする“ウンル”という場所が存在した。それぞれの事情を抱え、ウンルに集まった男たち。彼らを、人々は風と月の主(あるじ)、“風月主”と呼んだ。
お客様を満足させなければ、その場で殺されることもある存在の“風月主”。ウンルで最も人気の高い風月主であるヨルは、女王ジンソンの絶対的な愛情を受けるているが、彼の心はウンルの同僚であり長年の友人であるサダムに向かっている。ジンソンは、ヨルに権力と天下を約束して入宮を命じるが、ヨルはサダムから決して離れはしないと拒絶する。これを知ったジンソンは、サダムを脅迫し、遠ざけようとする。
決してかなうことはない思いを抱きながらお互いを愛するヨルとサダム、そしてジンソン。相手のために、自分のために、彼らが選んだ運命とは・・・。

<キャスト>
《6月21日~7月4日》
 ヨル役:イ・ジェガン/サダム役:キム・ジェボム
《7月5日~7月21日》
 ヨル役:イ・ユル/サダム役:イ・チャンヨン

<通常料金>
平日:SS席 7,800円/S席 6,800円/学割(S席対象) 5,000円
土日祝日:SS席 8,800円/S席 7,800円/学割(S席対象) 5,000円
サンキューチケット:後方両サイド席 3,900円
テハンノシート:両サイド見切れ席 3,000円(当日券のみ)
そして、ミュージカル好きにはたまらない、何回でも、何度でも公演を観ることができる、劇場としては初の年間パスポート(アミューズ・ミュージカルシアタープレミアムパス)を販売。50名様(先着順)なので、お早めにチェックを!
詳細は公式HPへ⇒http://amuse-musical-theatre.jp

【追記】(2013年6月8日)
『風月主』出演俳優によるアフタートーク開催決定!!!
・6月28日(金)19時公演終演後
 ヨル役:イ・ジュガン/サダム役:キム・ジェボム
・6月29日(土)16時公演終演後
 ヨル役:イ・ジュガン/サダム役:キム・ジェボム

【追記】(2013年6月17日)
『風月主』出演俳優によるアフタートーク開催決定(第2弾)!!!
・7月15日(月・祝)12時公演終演後
 ヨル役:イ・ユル/サダム役:イ・チャンヨン
・7月20日(土)16時公演終演後
 ヨル役:イ・ユル/サダム役:イ・チャンヨン
*該当公演をご観劇のお客様は、どなたでも参加できます。
*アフタートークのお時間につきましては、15分程度を予定しています。

【追記】(2013年7月4日)
『風月主』キャストによるサイン会決定!
・7月6日(土)16時公演終演後
・7月7日(日)16時公演終演後
・7月13日(土)16時公演終演後
・7月14日(日)16時公演終演後
ヨル役:イ・ユルさんとサダム役:イ・チャンヨンさんによる出演者サイン会を行います。
該当公演をご観劇になり、プログラムをご購入されたお客様(先着50名)限定です。

【追記】
梅雨割実施!
梅雨の間、アミューズ・ミュージカルシアターでは当日券の割引きを行います。
晴れた日でも梅雨の間は割引対象となります。
この機会にぜひ!
◆平日割引価格
 SS席 7,800円⇒7,000円/S席6,800円⇒6,000円
◆土日祝日割引価格
 SS席 8,800円⇒8,000円/S席7,800円⇒7,000円
※学割(5,000円)、テハンノシート(3,000円)は対象外

【アミューズ・ミュージカルシアター】
住所:〒106-0032 港区六本木5-11-12
席数:901席
公式サイト:http://amuse-musical-theatre.jp
お問い合わせ:アミューズ・ミュージカルシアター 03-5414-3255

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