続いて登場したのはドラマ『恋はオン エアー中!~Live On~』『還魂』などに出演し、歌手として、俳優としても、活躍しているファン・ミニョン。
1stソロミニアルバムからタイトル曲『Hidden Side』でステージに現われた。司会のゴニルから「隣で見ていると人間じゃないみたいです」と言われると、「人間で~す!」と答え、イベントの映像の撮影の時に風船を飛ばしてしまった“人間らしい”エピソードも披露した。
“2023ミニョンアワード”のコーナーでは、ミニョンが演じた役柄の中で、会場のファンが選んだ好きな役と、ミニョンが選ぶ好きな役が一致するかを検証。候補は(1)ドラマ『還魂』のソ・ユル、(2)ドラマ『恋はオン エアー中!~Live On~』のコ・ウンテク、(3)映画『知らない、ふたり』の留学生ナム・サンス、(4)現在撮影中のドラマ『役に立たない嘘』のキム・ドハ。事前の投票で、ファンからはNetflixで人気の『還魂』にシールが多く集まり、2番目に『役に立たない嘘』のキム・ドハが多い様子だったが、ミンヒョンが選んだのは『役に立たない嘘』のキム・ドハ。その理由を現在撮影中でほかのキャラクターより愛情があり、ハマっているからと説明。そのキャラクターは、最初は過去のことで落ち込んでいるような人物だが、成長し明るくなっていくキャラクターとのことだった。
再び歌のステージに戻り、日本語曲のバラード『愛する日』を感性的に歌い上げ、自身が作詞に参加した『Universe』でステージを締めくくった。
4番目に登場したのは、ドラマ『海街チャチャチャ』『スタートアップ: 夢の扉』で注目されたキム・ソンホ。
ポール・キムの『すべての日、すべての瞬間(Every day、Every Moment)』を歌い終えてすぐに「とても緊張します」と慣れない舞台に戸惑いながらも、ゴニルのリクエストで映画『貴公子』のセリフを披露し、観客を沸かせた。
“ソンホのワールドカップ”のコーナーでは、“本人が好きな姿”をテーマに、2択でどちらかを選ぶと、それに対してまた違う姿が挙がり、最終的にいちばん好きな姿が決定された。
“料理をする姿 vs ギターを弾く姿”では料理、“料理をする姿 vs サーフィン”ではサーフィン、“サーフィン vs ダンス”ではサーフィンと選んでいくと、ここで「ダンス音痴なんです」とこぼすソンホ。“サーフィン vs スーツ”ではスーツを選び、「スーツを着る時は多くの方の手が入り、おかげでカッコよくしてもらえるから」と説明。最終決選は“スーツ vs働くソンホ”となり、“働くソンホ”が優勝となった。その理由として「やはり俳優なので、俳優の仕事をしている姿がいちばんカッコいいと思い選びました」と伝えた。
続いて『君という理由』の曲紹介をし、「温かい目で見てください」と言いながらも、優しい歌声で魅了し、会場からの大きな「キム・ソンホ」コールを残し、舞台を後にした。
プレゼント抽選コーナーをはさみ、最後のステージに上がったのはジェジュン。映像の後に会場のライトが2階を照らすと、ジェジュンは2階席の後ろをぐるっと回り、ファンのすぐそばまで行って「近過ぎますよね」と言いながら、直接感謝を伝えた。そして何と、会場を回っている間は、写真撮影OKというファンサービスに、会場も沸いた。
舞台に戻るとバンドと共に中島美嘉の『GLAMOROUS SKY』(映画『NANA』OST)でジェジュンON STAGEの激しい幕開け。会場を「もっと歓声を!」とあおり、会場は赤いライトと共に完全にライブ会場へと空気が変わった。
「日本でこのようにステージをする機会がなかなかないので、この瞬間をとても大切にしたい」と伝えると、続いて韓国のバラード曲『Tender Love』と『尋ねたい』を感性たっぷりに歌い上げ、「僕の気持ちです、みんな疲れているんだよね」と言いながら、ポケットに入れてきたキャンディーを配るなど、さすがアイドル歴20年の違いを見せる。
そして最後に『Defiance』『BREAKING DAWN(Prod. by HYDE)』を歌い、ソロコンサートのような盛り上がりでステージを終えた。
ラストは、5人の男神と司会のゴニルが再び登場。記念撮影をして、豪華な時間を終えた。
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写真提供:’2023 AAA ビギニングコンサート男神’(STAR NEWS)