【レポ】MYNAME 6th anniversary「出会えた奇跡に贈るMessage」 at 東京・品川プリンスホテル ステラボール（2/2）

ここからは、6周年記念のアルバム『KISEKI』を少しずつ聴きながらのトーク。
制作時の話など、メンバーならではの話が聞ける貴重な時間となった。
1曲目の『.I for U』、SHOCK EYE（湘南乃風）が作詞で参加した2曲目の『Wiz』は、どちらもタイトル曲候補で、迷った末に『Wiz』に決定したそう。どちらもキャッチーで夏っぽく、迷うのも納得、という仕上がり。セヨンもノリノリの個性的な即興ダンスで盛り上げた。

今回コヌが4曲作詞作曲を手掛けているが、3曲目の『Tonight』は覚えやすくノリのいい曲で、セヨンの呼びかけに会場からも即興で掛け声が起こっていた。

4曲目の『We Are』はジュンQのソロ曲。自身で作詞作曲も手掛け、夏なので、「静かな曲より、みんなとキャッチボールができる曲にしたくて。」と曲への思いを明かした。

5曲目の『Lovestruck』もノリのいい夏っぽい曲。ライブでの盛り上がりが目に見えるような仕上がりになっていた。

6曲目はセヨンのソロ曲『Be my lover』。事務所の先輩ファニ（FLY TO THE SKY）をフィーチャリングした豪華な1曲。コヌからは「ファニさんが70％歌って、セヨンが30％歌ったから、ファニさんの曲でセヨンがフィーチャリング。」と言われ、メンバーも爆笑。セヨンは「俺が70％歌ったよ！ファニさんにはすごく感謝してます。でもライブではファニさんの声なしで、100％セヨンの声で歌うから。最高のパフォーマンスを見せるので、ぜひコンサートに来てください。」と自信を見せていた。

激しいダンス曲『Sing it out loud』に続き、8曲目はコヌのソロ曲『君に会いたいよ』。
「今回のアルバムは『KISEKI』（というタイトル）だし、（ファンの）みんなのために作った曲です。」とアルバムに込めた思いを伝えたコヌ。
日本語の詞も自分で書いたそうで、セヨンからも「この歌詞大好きなんです。」と絶賛されていた。

9曲目のチェジンのソロ曲『僕じゃダメなの？』はたくさんの候補曲の中から、チェジン自身が新しい魅力を見せるために、あえてバラードではない曲を選んだのだそう。ライブではダンスも期待できるとのこと。

11曲目は再びコヌのソロ曲。自分のソロアルバムに入れようかと思っていたというほど思い入れのある曲で、裏声がポイントだと言うコヌ。日本に来て6年、大変な時もあったが、風はいつでも吹いている、（ファンの）みなさんから（吹いている）と考えて、作った曲なのだそう。そんな風を感じさせる、ラストトラックにふさわしい曲となっていた。

全曲聴き終わったところで、ファンお待ちかねのアルバムリリースイベントの発表。
そして準備のために一旦4人がステージを後にすると、ニューアルバムのタイトル曲『Wiz』の本日解禁となったMVフルバージョンが披露された。
キラキラとした美しい映像が印象的で、4人の歌声がすっと入ってくるような仕上がりになっていた。

ここからはライブステージ。まずは『Party Animal』で一気に盛り上げると、続いて日本デビュー曲『Message (Japanese ver.)』へ。会場からは息の合った掛け声も起こり、セヨンもアクロバットを披露。
入隊中のインスの分まで歌わなければならないメンバーたちは少し大変な様子(笑)。
それでもアドリブでハイトーンボイスを出すコヌをセヨンは「尊敬します。」と称えていた。

ここでジュンQにスポットライトが当てられ、セヨン指導のもと、コヌの生歌をバックにポーズを決めることに。
ウインクまでサービスしたジュンQは「今日の分おわりました。ありがとうございます。」とやり切った表情を見せていた。

“MYNAMEの宣伝タイム”では、メンバーそれぞれがアルバムのタイトルに絡めて、「奇跡だな」を連発しながら6周年をしみじみと実感。「何が一番奇跡？」と聞かれると、ジュンQは「このメンバーに出会えたのが奇跡だな、と思います。」、コヌは「MYNAMEがずっと活動しているのが奇跡だと思います。」、セヨンは「5人になって、MYgirl（MYNAMEのファン）に出会って、韓国から日本の活動もできたのが全て奇跡じゃないかと思います。4人でアルバムを出せるようになったのも全てみなさんのおかげで奇跡だと思います。」と回答。
チェジンは「コヌお兄さんがリーダーになったのが奇跡だと思います。セヨンだったら僕は辞めます(笑)。ジュンQは問題があるじゃないですか？」と、末っ子らしい天真爛漫な発言。チェジンが認めたリーダーコヌからは「問題はあなたが一番あるよ。」と鋭いツッコミが飛んでいた(笑)。

1部公演でも口を滑らせてしまったようだが、2部公演でもライブについてどんどん口を滑らせていくメンバーたち。うれしいお知らせをファンにいち早く伝えたいという熱い気持ちが伝わってきた。

そしてまたしてもメンバーに乗せられ、曲フリをすることになったジュンQ。ちょっと照れながらも、うれしそうに、マイペースに(笑)、ステージを歩き回り、「次の曲いきましょうか！」と声を上げ、『Baby Tonight』がスタート。
続けて『ニガモンデ』を4人になってからは初披露し、ライブ定番曲『We Made It』ではメンバーの呼びかけで、会場はタオルやペンライトをくるくる回して一体に。

そろそろイベントも終了というところで、最後の挨拶へ。
コヌ「6年まで、僕たちMYNAMEのそばにいてくれてありがとうございます。僕たちも最初わからなかったこともどんどんわかってきて、変わったと思います。7年、8年も、もっともっと長くみんなと会って、もっと僕も変わって、みんなと色々できるようにがんばりますので、みんなもがんばって、20年、30年まで一緒にいきたいです。ありがとうございます。」
チェジン「2018年は僕には色々な問題があったんですけど、すみませんでした。2018年の経験で、ずっと今から成長していきたいなと感じています。日本のファンのみなさんと、昔より会えないと感じるけど、ずっと会えるようにがんばります。」
セヨン「僕もみなさんと会うために、仕事をずっと3年間くらい続けてやって、あの時代は全力でやったと感じたんですけど、もっと全力でできたんじゃないかと最近考えていますが、戻って来ない時間だから、時間をもっと大事にして、これからはずっと全力で全てをやります。ファンって仕事じゃないし、学校もあるし、仕事もたくさんあると思いますけど、みなさんもがんばってるじゃないですか。僕を応援してくれるのもすごく感謝だし。僕は歌手を仕事でやってるし、全てのみなさんのためだし、命をかけて、人生でめちゃくちゃがんばって、これからも生きていくMYNAMEを見せますので、MYNAME4人も、そして5人もよろしくお願いいたします。」
ジュンQ「今日はセヨンが言ったように、戻らない時間ですよね。韓国の歳で19歳にデビューして、20代をこのMYNAMEとスタッフさん、MYgirlと出会って、それが奇跡だと思います。人生でこんなにたくさん愛されるようになって幸せだし。6周年、7年、8年、もっと、みなさんと全力でいきたいと思います。MYNAMEは4人じゃなく5人だから、今日インスヒョン（インスお兄さん）のファンのみなさんも来てくれてありがとうございます。みなさんが奇跡です！愛してます。」

そして最後の曲『Always』へ。この曲も4人では初披露。4人の歌声が心地よく、6年間の記憶を歌で見せられているような気分になった。

会場の「MYNAME」コールに応え、Tシャツに着替えた4人が元気に登場。
『SUMMER PARTY』を歌い、盛り上げ隊長セヨンの掛け声で、大盛り上がりとなった。
ここで終了しようとすると、すぐさま会場からは「アンコール」。
セヨンが「言っちゃダメなこと言っちゃったから、どうせ怒られるならさ、僕が2倍怒られる。でもアンコールの責任はコヌが持って。」と言うと、「いいよ、わかった。」とコヌが男気を見せ、もう1曲歌ってくれることに。
『タンマレ～はっきり言って～ (「딱(タン) 말해(マレ)」 Japanese ver.)』を歌い、セヨンの「6周年、本当にみなさんありがとうございます。これからも、もっともっとがんばるMYNAMEになります。今日は来てくれて、」という言葉に続き、全員で「ありがとうございました。」と挨拶。
ゆっくりと手を振りながら、ステージを後にしたかと思うと、セヨンが再びステージに。インスに贈るためにファンが「インスマイ～ル！」と言っている様子を撮影し、ジュンQ、セヨンもそれぞれファンをバックに写真撮影したりと、ファンとの名残を惜しんでいた。

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