【レビュー】『NCT NATION：To The World in Cinemas』

ファン（NCTzen＆WayZenNi）待望という言葉がふさわしい、NCT史上初めて、NCT U、NCT 127、NCT DREAM、WayVなど、現在のNCT全ユニットが集結したライブが実現した“NCT NATION：To The World”。
SMTOWNのライブで集結することはあるものの、NCTグループ単独ライブということが、NCTzen＆WayZenNiにとってもメンバーにとっても、待望のライブの実現である。NCTの4枚目のフルアルバム『Golden Age』のリリースを記念し開催されたこのコンサートは、韓国・仁川の文鶴競技場からスタートし、日本でもスタジアムツアーとして大阪と東京を熱狂の渦に巻き込んだ。
この文鶴競技場公演を収めたコンサートフィルム『NCT NATION：To The World in Cinemas』が、12月6日（水）より日本でも全国の映画館で上映されることが決定した。

NCTには、さまざまなグループが存在する。それぞれが忙しいので、一堂に会するのはなかなかハードルが高い。そのため、NCT全員（テイルはケガで残念ながら出演できなかった）が集結し、単独公演ライブができたこと自体が希少な公演なのである。
そして韓国には、行きたくても行けなかったという人も多いだろう。その迫力のパフォーマンスを臨場感たっぷりに体感しながら大きなスクリーンで観ることができるのだ。これは必見である。

画面に映し出されるメンバーは、次から次へとイケメンが登場してきて、全員がセンターに立てるビジュアル揃いで、目の保養に近い(笑)。
それがビジュアルだけでなく、パフォーマンス、歌、ラップと全て高いスキルなのが、NCTのすごさだ。そんな映像画面にグイグイ吸い込まれていく。

NCT 127は、2016年7月韓国デビュー、2018年5月には『Chain』で日本デビュー、2024年には2度目のドームツアーを開催するほどの人気グループだ。グループ名の“127”は韓国・ソウルの経度に由来し、韓国を基盤に世界で活躍している。
NCT DREAMは、2016年8月に平均年齢15歳で韓国デビューしたユース世代のグループ。ファンの後押しで卒業制度がなくなり、一度卒業したマークも復帰した固定メンバー“7DREAM”として活動している。かわいいイメージから、いまやカッコよさも備えて成長し、同じ方向を向いたグループの絆もパフォーマンスに表れている。2023年2月には『Best Friend Ever』で日本デビュー。2022年11月からはアリーナツアーを開催し、2023年には京セラドームにて自身初単独ドーム公演を実施するほどの実力である。
WayVは、中華圏を中心に活動するグループで、全員のビジュアルの良さをはじめ、それぞれが実力を兼ね備えたグループでもある。
この3グループのメンバーが、楽曲によってユニットになり、NCT Uができていく。

それぞれのグループの特徴もありながら、楽曲のよって組み合わせが変わるNCT Uの楽曲は、このNCT集結のライブでしか見ることができない。NCT Uは楽曲ごとに、数人が入れ替わるだけで、毛色の変わったハーモニーが出来上がり、面白さが増す。そんなことができるのはこのシステムのあるNCTだけであろう。そして全員での圧巻のパフォーマンスが観られるのも、この集結ライブだからこそである。
この希少価値の高い醍醐味が味わえるのがわかるだろうか？ほかのグループで味わえない、アメーバーのような変形型グループが作れるのがNCTである。
最初は、このシステムが斬新でなかなか受け入れるのに時間がかかったが、7年越しに実現したNCT一堂が会した集結ライブ映像を観て、このシステムの良さをひしひしと改めて感じた。
そんな、まれなコンサートの記録を、記憶として改めてこの映像を観て残したい。
野外ならではの、タイムスケジュールにも絶妙な演出が加わりうなる。明るい時間からスタートし、夕暮れに染まるとそれに合った楽曲が披露され、心に染みていく。夜空に花火がお祭り騒ぎのように打ち上がると、それに負けないパワーあるパフォーマンスを繰り広げ、会場を掌握していく姿は圧巻である。ライブでの全セットリストではないが、それぞれの特徴のある人気の楽曲がセレクトされており、どんな曲が出てくるかも楽しみのひとつになるだろう。

本作は2D、ScreenX、4DX、4DXScreenと多彩なフォーマットで上映予定である。
ぜひ、それぞれのフォーマットでしか味わえない極上の体験を堪能してほしい。
すでに解禁されているScreenX予告映像では、一足先にその一部を体験することができる。

また12月10日（日）からは全国の劇場で発声OKの応援上映が実施される。
ぜひとも劇場で“片手にファンライト、もう片手にポップコーンを持って”ライブ会場さながら、ド派手に盛り上がってほしい！

さらに、本作の公開を記念して、公開週より3週連続入場者特典として、オリジナルトレカの配布が決定している。
第1弾は12月6日（水）、第2弾は15日（金）、第3弾は22日（金）より、配布開始となる。
注目の第1弾は、「公開記念オリジナルセルフィートレカ（全19種ランダム）」を配布。ライブの裏側で撮影されたセルフィーを使用した、ここでしか手に入らない限定グッズをぜひ手に入れてほしい！

第2弾、第3弾の入場者特典ビジュアルは後日解禁。続報をお楽しみに！

さらに、3週目には4枚のトレカを収納できる「オリジナルトレカホルダー」の配布も決定！前売特典の「日本限定オリジナルトレカ（全19種ランダム）」を含め、本作で配布するトレカ特典4種を保管することが可能。4種分の「推しメンバー」トレカを集めて、4タイプの推しを飾るなど、トレカの楽しみ方を広げることができる！
3週連続の超豪華入場者特典はすべてオリジナルデザインの限定グッズ。トレカとホルダー、合わせて手に入れてほしい。

世界中のNCTzen、WayZenNiが参加する大画面コンサート・イベントをお見逃しなく！
ぜひともそれぞれのスタイルで楽しんでほしい。

『NCT NATION : To The World in Cinemas』
＜Introduction＞
迫力のパフォーマンスを大スクリーンで！
日本のNCTzenたちを熱狂の渦に巻き込んだ “NCT NATION : To The World”コンサート。
NCTの4枚目のフルアルバム「Golden Age」のリリースを記念して、2023年8月、韓国・仁川の文鶴競技場で行われたライブを記録した『NCT NATION : To The World in Cinemas』の公開が決定！
本作は、NCT U、NCT 127、NCT DREAM、WayVなど、現在のNCTの全ユニットを網羅したNCTの初となるグループ公演であり、NCT NATIONの無限の魅力を捉えた初の映像作品だ。
通常の2Dだけではなく、18台のカメラで撮影された息をのむような3面270度の視野で圧倒的没入感を感じられるScreenX、ライブコンサートの雰囲気を五感で体験する4DX、2つのフォーマットを結合した4DXScreenといった特殊フォーマットにより、さらなる臨場感を味わうこともできる！
世界中のNCTzen、WayZenNiが参加する大画面コンサート・イベントをお見逃しなく！

出演：JOHNNY／TAEYONG／YUTA／KUN／DOYOUNG／TEN／JAEHYUN／WINWIN／JUNGWOO／MARK／XIAOJUN／HENDERY／RENJUN／JENO／HAECHAN／JAEMIN／YANGYANG／CHENLE／JISUNG
配給：エイベックス・フィルムレーベルズ
公式サイト：NCTNationinCinemas.jp
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