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2024年3月13日18時00分 水曜日 【レポ】パク・ウンビン日本初ファンコンサート『2024 PARK EUNBIN FAN CONCERT 〈EUNBIN NOTE : DIVA〉 in JAPAN』~「一緒に過ごすことのできる幸せなこの瞬間を、美しい思い出としてこれからもずっとずっと覚えていて」(1/2)

昨年11月~12月まで放送された韓国ドラマ『無人島のディーバ』で主人公ソ・モクハを演じ、演技だけでなく、歌手としても注目を集めたパク・ウンビン。日本でもイベントの際には必ずその美声を聴かせてくれていた彼女が、日本初となるファンコンサート『2024 PARK EUNBIN FAN CONCERT 〈EUNBIN NOTE : DIVA〉 in JAPAN』を2月11日(日)東京・渋谷のNHKホールにて開催した。
『EUNBIN NOTE : DIVA』と題された公演ということで、『無人島のディーバ』のOSTはもちろん、パク・ウンビンのファーストシングルアルバムの楽曲も披露され、会場に集まったBINGO(ビンゴ:パク・ウンビンのファン)は、たっぷりとその歌声を堪能することができた。

この公演の模様をお届けします!

【レポ】パク・ウンビン『2024 PARK EUNBIN FAN CONCERT 〈EUNBIN NOTE : DIVA〉 in JAPAN』 at NHKホール(1/2)

『無人島のディーバ』を思わせるような素敵な映像に続き、『Dream Us』のイントロとともにスクリーンが開くと、「いきましょうか!」と元気に声を掛け、真っ白なドレスのウンビンが登場。モクハの始まりの曲ともいえる『Dream Us』を一緒に歌いたいというウンビンのリクエストで、BINGOも事前に練習し、この会場でその成果を聴かせてくれた。

歌い終え、「日本のみなさん、こんにちは。パク・ウンビンです」と流ちょうな日本語で挨拶すると、「素晴らしいですね」と言いながら、ステージを左右に移動し手を振るウンビン。「『EUNBIN NOTE : DIVA』へようこそ!」と歓迎の言葉も伝えると、「NHKホールが、こんなにいっぱいになるなんて」と大喜び。ウンビンは、これまでファンミーティングはあったが、ファンコンサートは初めてということで、日本のファンはコンサートをどのように楽しむのか、「気になりながら、ワクワクしながらやって来ました。好きなように楽しんでください」と伝え、自分の曲で歌手として公演をすることに、「こんな日が来るなんて」と、涙をぬぐうような素振りで笑顔を見せながら喜びをあらわした。
そして「今日はベストを尽くして、みなさんの目と耳を楽しませたいと思います!」と力強く宣言。さらに「BINGO JAPAN、手を振ってください」「まだBINGOじゃないけど、『無人島のディーバ』を観てきた方」と、ファンの傾向を分析し、「みなさんの傾向を把握したので、みなさんが満足できる公演をお見せします。がんばります!」と、頼もしい笑顔を見せていた。

そして「序盤でモクハがみなさんにお聞かせした、とても切ない気持ちと希望を調和させた曲です」と紹介た『Someday』で素敵な高音を響かせると、その出来栄えに満足そうな表情を見せ、会場からも大きな拍手と歓声が。続く『Night and Day(그날 밤)』でも3オクターブの高音を歌い切り、ガッツポーズも見せながら「やり遂げました」と笑顔を見せ、BINGOの声援には「キュンです」と指ハートを贈った。

『無人島のディーバ』の出演にあたり、1年ほど歌の準備をしたというウンビン。1月にはソウルで新人女性歌手としては大規模な会場で2日間『EUNBIN NOTE : DIVA』の公演をしたが、ここ日本でもNHKホールという大きな会場でコンサートをすることになり、「デビューしたての歌手には酷なことです」と、緊張していることを明かす。難しい2曲を終え、ほっとした様子もあったが、この緊張をほぐすために、ここからは、しばしトークの時間に。

ファンのことをとても大切にしているウンビンは、日本のBINGOの話を聞くために、ファンクラブで「2024年の計画を聞かせてください」というアンケートを行ったのだそう。全てに目を通したというウンビンが、特に紹介したいと思ったものをここで読み上げてくれたのだが、「ウンビンちゃん大好き」というBINGOには「私も大好き~!」、「韓国に留学する」というBINGOには「韓国でいいことがあるといいですね。がんばって」、50代でウクレレを始めて「ウンビンさんの曲を1曲でも弾けるようになりたい」というBINGOには「必ずかなえてください」、「3歳の長男がウンビンさんのアクリルスタンドを見ると、毎回『ママ』と言います」というBINGOには「あれ?私に息子ができたんですか?」、「4月から消防士になるので責任感を持って訓練をしたい」というBINGOには「カッコいいです。体に気を付けてください」、高齢のお母さんと毎回一緒にウンビンのファンミーティングに来ているので「健康で、ずっと2人でファンミーティングに来られるように過ごしたい」というBINGOには「ずっと私と一緒にいてください」、昨年奥さんが亡くなってしまい、今回は娘さんと3人で来たという82歳のBINGOには「家族みんなで来てくれましたね。いつも元気でいてください」、昨年手術をして「ウンビンさんの笑顔と笑い声が支えになった」というBINGOには「あははははは(笑)。私が力になれて良かったです」、今年就職活動をするというBINGOには「就職、成功しますように!」などと、日本語で気持ちのこもった応援メッセージを贈りながら韓国語で読み上げるという神業で、ウンビンらしさあふれる温かいコーナーとなった。
そして「このメッセージを送っていない方、今日来てくださったみなさんの2024年の夢や計画、抱負が全てかなうように、私が一生懸命応援したいと思います」と全ての人を応援し、ソウル公演で願いを伝えたBINGOの成功エピソードも交え、「本当にかないますよ」と、説得力抜群の後押しをしてくれた。

さらに『Open Your Eyes』の美しい歌声で、会場中を勇気づけると、ドレスの端を持ち、ひざを曲げて挨拶し、ステージを後に。

スクリーンでは、これまでの“EUNBIN NOTE”のダイジェスト映像が流されると、アコースティックギターを持ったウンビンがステージへ。クラゲを思わせるひらひらの裾のドレスでギターを奏でながら『Until The End』で伸びやかな歌声を披露した。『Until The End』はウンビン自身も好きな曲だが、ギターを弾きながら歌うのは難しいそうで、韓国公演でも披露したが、「相変わらず難しいですね」とも。

本日の公演が『EUNBIN NOTE : DIVA』の最終公演で、ドラマ『無人島のディーバ』もここまでで一区切りということで、会場全員でスタッフをたたえる拍手を贈ると、ウンビンが、「(『無人島のディーバ』チームが観に来たソウル公演初日に)ひとりだけ来ていない人がいます」と言って、日本でドラマ撮影中のボゴル(ギホ)役のチェ・ジョンヒョプが観に来ていることを発表。「モクハのコンサートには、必ずギホが来ていなければいけない」ということで駆け付けてくれたそうで、突然のサプライズに会場が沸くと、「ちょっと待ってください。みなさん私が好きなんじゃないんですか?私を観に来た方たちじゃないんですか?」と、ジェラシーで笑いを誘い、「ギホくん、ありがとね」と言いつつも、「一時、ほかにそれたみなさんの気持ちを私に集中させたいと思います。みなさんは私のものです。私の存在感を示したいと思います」とウィットに富んだトークで存在感を示した。

続いて『Here I am』で歌でもしっかりと存在感を示すと、『Mint』では客席を回りながら歌うといううれしいサプライズも。「行くぞ~!」と元気にこぶしを振り上げ出発すると、会場のBINGOにたっぷりとファンサービス。ステージに戻ったウンビンは、少し息を切らしながら、行くことができなかった2階席、3階席のBINGOに「ごめんね」と伝え、改めて自分が老若男女から愛されていることを実感し、感動していた。

(つづく)→次頁

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