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2022年12月25日18時45分 日曜日 【レポ】パク・ウンビン初の来日ファンミーティング『2022 PARK EUN-BIN Asia Fan Meeting Tour EUN-BIN NOTE:BINKAN In Tokyo』~ファンのサプライズに号泣!流ちょうな日本語も披露し「ウンニャ、ウサギが好き!」「ヨンウニャ、クジラが好き!」(2/3)

【レポ】パク・ウンビン『2022 PARK EUN-BIN Asia Fan Meeting Tour EUN-BIN NOTE:BINKAN In Tokyo』 at 府中の森芸術劇場どりーむホール(夜公演)(2/3)

続いては、ウンビンがファンからの質問に答えていくコーナー。開演前に会場でファンが書いた質問がたくさん貼られたボードが登場し、質問をピックアップしていくウンビン。
「ウンビンちゃんに会いたくなったら、どうしたらいいですか?」の質問には「私がまた日本に来ることができる日を一日でも早く作りたいと思います」と回答。
「日本で食べたものの中で、いちばん美味しかったものは何ですか?」の質問には「焼肉食べました。美味しかったですよ」と日本語で回答。
「今日のファッションポイントは?」の質問には、「かわいく見えるようにと思ったんですが、私にしては露出が多くないですか?ちょっと恥ずかしい」と言って、ボードの裏に隠れるも、「でもかわいいですか?」と笑顔を見せていた。
「これから新たに挑戦してみたいことは?」の質問には、「次の作品を選ばなければならないと思っています。みなさんがどんなストーリーを好まれるのか、最近悩んでいます。まだ何も決まっていないんですが、次の作品も日本でたくさんの愛を送っていただければうれしいです。がんばります!」と期待を高めた。
「俳優をしていて幸せだと感じる瞬間はどんな時?」の質問には、「ありがたいことに、大好きな仕事をしながら、こんなにたくさんの愛をいただけるような人になれて、とても満たされた気分で幸せです」と感謝の気持ちを伝えていた。

どちらのコーナーでも、回答や質問が読み上げられたファンにはサイン入りのポラロイド写真が贈られ、今後のコーナーにも期待が高まる中、“分かりそうで分からないウンビン”のコーナーへ。
「私はそう簡単に予測されたくない人なんです。分かりそうで分からないという存在であれば、きっとみなさんはずっと私について知りたいな、と思ってくださると思うので」という独自の見解を示し、「できることなら、これからもずっと私のことを見守っていただいて、意外な姿を発見していただけたらうれしいです」とお茶目な笑顔を見せていた。

このコーナーでは“究極の選択 ○×ゲーム”で、会場のファンがウンビンのことをどれだけ知っているのかを確認していくことになり、最後まで残った3名には、ウンビンの手作りプレゼントも贈られるということで熱気が高まる中、早速ゲームがスタート。
1問目の「A:ロマンス/B:コメディ」では、今の気分を「ロマンス」と選択したウンビン。早くも脱落する人が続出だったが、2問目の「A:小説/B:漫画」でも「漫画」を選択し、かなり多くの人が脱落。ウンビンは「分かるようで分からないでしょ?」とうれしそうに話し、「私のテレパシーをしっかり受け止めてくださいね」とハッパをかける。
3問目では、笑顔と少しアンニュイな表情の2種類のシーズングリーティングの写真がスクリーンに映し出され、アンニュイな表情の写真を今日のお気に入りとして選び、4問目の「A:バンジージャンプ/B:スカイダイビング」では、「どうせ飛び降りるなら上空から飛び降りたい」と「スカイダイビング」を選択。
意外だったのは、「A:料理を作る/B:料理を味わう」の「料理を味わう」という回答。ウンビン自身は料理はあまりしないのだそう。
その後も「A:悲しい映画/B:ホラー映画」に「両方とも好きではないですが、ホラーは嫌いです」と「ホラー映画」、「1曲だけ今聴けるなら? A:バラード/B:ヒップホップ」で「バラード」、「A:1階で暮らす/B:最上階で暮らす」で「最上階で暮らす」、「A:小型飛行機を所有/B:ヨットを所有」で「ヨットを所有」などと回答し、3名が決定した。

3名に贈るプレゼントを作るための手作りセットがステージに登場すると、ウンビングッズのエコバックに絵を描いてプレゼントしてくれることに。「絵に自信があるか?」と聞かれ、「いいえ」と即答したウンビンだが、迷いなくさらさらと描いていく。その全貌が明らかになってくると、「ウンニャ、ウサギが好き!」とアニメ『SPY×FAMILY』を思わせるセリフで、会場を沸かせていた。
2枚目は「みなさん、ウサギがいいですか?クジラがいいですか?」と会場に意見を求め、クジラに決定。2頭を上下に反転させて描くという不思議な構成で描き上げた。
3枚目もファンのリクエストに応え、描いたことがないというネコに挑戦。その成り行きを見守るファンからは笑いも起こっていたが、「Limited edition」だと言って、何とか上手く仕上げていた。

ここでウンビンが一旦ステージを後にすると、特別に準備したという映像がスタート。
カカオトークのトークルーム画面で、ウンビンがファンミーティングに集合を呼びかけたのは、これまでウンビンが演じてきた役の人物。『青春時代』のソン・ジウォン、『恋慕』のイ・フィ、『ストーブリーグ』のイ・セヨン、『ブラームスは好きですか?』のチェ・ソンアを演じ分けながら、それぞれの役の名ゼリフ交えて会話するという、ウンビンならではの面白い映像となっていた。

淡いブルーのニットとふわふわのピンクのスカートに着替えたウンビンは、アカペラで『済州島の青い夜(제주도의 푸른밤)』を歌いながら登場。チェ・ソンウォンの名曲を『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のOSTでウンビン自身が歌っており、天真爛漫なウ・ヨンウのイメージで聴かせてくれた。

再びYumiも合流すると、衣装をほめられたウンビンは、くるくる回ってふわふわのスカートを自慢するも、回りすぎてスカートがまくれ過ぎてしまい、慌てて押さえる場面も(笑)。
先ほど歌った『済州島の青い夜』について聞かれると、「久々にOSTに参加しました。済州島の美しさを歌ったきれいな曲なので、みなさんに直接お聞かせしたかったんです」と選曲の理由を明かし、「傾聴してくださり、ありがとうございます」と伝えた。

前半は“人間パク・ウンビン”について掘り下げたが、後半は“俳優パク・ウンビン”を掘り下げる“画用紙のような魅力の持ち主パク・ウンビン”からスタート。「何を塗っても、どんなものを描いても、画用紙に描くときれいな絵が完成するという意味で、私には画用紙のような魅力があると思いたい」という思いがこもったタイトルで、「これからも私という画用紙を何をどのようにして満たしていくのか、見守っていただけるとありがたいです」と気持ちを伝えていた。
30歳にしてすでに芸歴27年というウンビンは、27年間を振り返り、「実際、作品に参加していると、1年があっという間に過ぎていきます。そうやって毎年、一生懸命生きようと思っていたら、27年間が経ち、今日のような日が訪れました。ずっとこれまで絶えることなく根気よくやってきたことが、今の自分を作ってくれていると思いますので、満足しています」と話すと、この結果は自分ひとりで成し得たことではなく、「作品を楽しんでくださったお一人お一人が、私と一緒にここまで歩んできてくださったんだと思うと、本当に感動しています」と、ファンへの感謝の気持ちも伝えた。

先ほどの映像でもあったように、コミカルなものやインパクトのあるものまで、様々なキャラクターを演じてきたウンビンだが、「キャラクター作りの秘訣」を聞かれると、「私が人間パク・ウンビンを分かっているように、キャラクターに出会うたびに、この人はどんな人なのか知りたいという気持ちが、いろいろなキャラクターに出会うきっかけになったと思います。ですから、一人ひとりのその人生を忠実に生きていくと、成長していきますし、おかげで私も一緒に成長して、歩んできたと思います」と答え、そんな作品やキャラクターを観て、いろんなことを感じてくれているであろうファンに向け、「もう一度、ありがとうございます」と伝えた。

また、いろいろな役柄にチャレンジする理由を聞かれると、「実は、私は安定しているものが好きな人なんです。でも人間パク・ウンビンがそうなので、キャラクターに出会うと、新しいことをやりたくなる気持ちが湧いてくるんです。そうやって私自身の世界を広げていく、そういう過程が面白いと思います」と答えていたが、「でもね、いつもどうしてこんなに難しい役を選んでしまったのかと自らを責めています」と、正直な気持ちも。しかし、そんな役をやり遂げられた時の達成感が次の段階へと進ませてくれるので、「いつも一生懸命やっています」とすがすがしい表情を見せていた。

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