8月27日（火）、28日（水）にエディオンアリーナ大阪（大阪府立体育館）にて、キム・ジュンスの除隊後初となる日本でのファンミーティング大阪公演が行われた。今回のファンミーティングは大阪公演を『2019 XIA FANMEETING ～HOME PARTY～ DAY』、9月の東京公演を『2019 XIA FANMEETING ～HOME PARTY～ NIGHT』と題し、異なるコンセプトで行われる予定。

大阪公演はタイトルの“HOME PARTY”の通り、イベントはジュンスのソウルの家を自分が訪ねていくかのようなカメラワークの映像からスタート。チャイムを鳴らすと映像の中でジュンスが出迎えたところで画面が会場の映像に切り替わり、大きな白いソファや照明が置かれジュンスの部屋の雰囲気を再現したステージに、今日の主役でありホストでもあるジュンスが登場。ジュンスが作詞作曲したバラードでファンからの人気も高い楽曲「露を宿した木」からHOME PARTYが本格的に始まった。

ジュンスの美声を堪能できるバラードに続いては自宅の全貌公開のコーナーへ。ファンの皆さんの期待と共に公開された映像では、ショールームのようなライティングの棚にアクセサリーやシューズなどが美しく並べられた部屋や、ゲームをする時にも利用するというゲストルーム、窓から美しい川と夜景が見える大きな窓とゴージャスなソファセット、マッサージチェアが置かれたリビングなどを次々に公開。今まで写真でも公開したことがないというベッドルームには、一瞬で曇りガラスになるバスルームも併設されており、まさしくスターの部屋！さらに、大きく立派なキッチンでは、小さな鍋にインスタントラーメンを作り、鍋のまま食べるという妙に庶民的な姿を披露。ここまで見せても大丈夫なのか？と思うほどのプライベート空間でまさに素顔満載の映像を初公開した。

お部屋公開の後は、親しみやすい素顔から一変、アーティストとしての力を改めて感じる名曲で、2ndソロアルバムに収録されたバラードで、ジュンスの美しいが心地よい「11時 その程よさ」を披露すると、客席からは思わず感嘆の声も。続くミュージカル俳優の先輩たちや、音楽監督からの映像メッセージのコーナーでは、ジュンスの人柄がわかる素敵なエピソードの数々に会場もほっこりした雰囲気に。アーティストとしてはもちろん、近年は多くのミュージカル作品に出演し「韓流文化大賞」を受賞するなど、ミュージカル俳優としても高い評価を得ているジュンスだが、尊敬するミュージカル界の先輩たちからのサプライズメッセージに驚きながら本当に嬉しいと、とびきりの笑顔を見せた。
今年6月から8月頭まで出演していた新作ミュージカル「エクスカリバー」について、そのほかに今後演じてみたい作品や役柄についても熱を込めて話す姿に今後のミュージカル俳優ジュンスの活躍にも期待が高まったところで、エクスカリバーの楽曲「王になるということ」へ。会場の隅々まで届くように感情を込めながら熱唱する姿は、まさに王のごとく圧巻。

続いては、ジュンスのイベントの定番で、ファンからのリクエストにこたえるジニータイム。大阪公演では、「エクスカリバー」の別曲や、ジュンスがかつてカバーした「さくらんぼ」を会場全員でダンス付きで歌ったりと、まさにその日にしか見ることのできないステージ、体験できないジュンスとファンの皆さんだけの時間に。楽しいジニータイムが終わると、再びジュンスの美声を堪能する時間へ。4枚目のソロアルバムの収録曲で切ないバラードの「忘れないで」、さらにアンコールの「僕の夜」までアーティストしての確かな実力と情感あふれる声で会場を包み込んだ。トーク、ステージと全編を通じてジュンスの人としての魅力がよくわかる時間となった除隊後初のジュンスファンミーティング。今回の大阪公演と異なるコンセプトで9月21日、22日に幕張メッセで開催する『2019 XIA FANMEETING ～HOME PARTY～ NIGHT』にも期待したい。

写真は8月27日（火）公演分のものです。
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