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2023年8月22日20時37分 火曜日 【レポ】キム・ジュンス『XIA Fanmeeting Tour <COCOTIME>:The 20th Anniversary』横浜公演~ジュンスと共に20年の思い出を共有した至福の時間、13年ぶりの日本語の新曲も披露!(2/2)

【レポ】キム・ジュンス『XIA Fanmeeting Tour <COCOTIME>:The 20th Anniversary』 at パシフィコ横浜 国立大ホール(夜公演)(2/2)

そして再びライブステージに。
各会場ごとに異なる曲を準備したというカバー曲コーナーでは、大阪公演ではコブクロの『蕾』を歌い、横浜公演では、中島みゆきの『空と君のあいだに』とスキマスイッチの『奏』の2曲をアコースティックバージョンで披露。
ジュンスにとっても昔からのファンにとっても忘れられない大切な曲として『PROUD』も披露したのだが、歌っている時のバックのスクリーンでは、武道館でのライブ映像、アカペラ体験会、東京タワーの七夕イベントなど懐かしい映像が流され、20年のSTORYを感じながら思いふけった。特に七夕イベントで短冊に“ドームツアーやりたい”と書いた貴重な映像が流された時は、歌詞を理解し感情を込めて歌い上げるジュンスの歌声が心に響き、涙を浮かべる観客の姿も多く見られた。

その後も愛用品(バッグや『さくらんぼ』の時の衣装など)をプレゼントして、ファンを喜ばせたジュンス。中でも、いちばん盛り上がったのが、前日にプライベートでジュンスがゲームセンターでゲットしたという、予定にはなかったヒヨコたちのプレゼント。ジュンスが小さなヒヨコを十数個ゲットしてうれしかったので、昨日の思い出をプレゼントしたいということで実現した。しかもジュンスが、まつ毛を描いたりサインしたりと、ひとつずつに手を加えたオリジナル感満載のヒヨコたちだったので、大人気となり、会場は盛り上がった。

ゲームチャレンジでは、輪投げ、けん玉、ピンポン玉入れなど5種目を99秒でクリアするミッションで、運動神経の良いジュンスらしく、最後には見事にクリア。会場で募集したファンからの付箋の質問に答えたり、スマホで撮ってOKというフォトタイムも設けられて、ファンも喜ぶ盛りだくさんの企画が用意されていた。

日本のファンミーティングのために準備したという『Yesterday』日本語バージョンや、8月22日(火)に発売される新曲で、何と13年ぶりに発表する日本語バージョンの『Red Diamond (Japanese ver.)』は、今まで歩いてきた気持ちを歌いたくて準備してきた曲とのことで、これまでの20年間の感謝の気持ちを込めたという歌詞が心に染み入り、それぞれがジュンスとの思い出を振り返り、寄り添いながら聴き入ったのではないだろうか。

「20年間、言いたいことは、限りなくありがたいということです。これからも末長く会いましょう。これからの20年もよろしくお願いします。みなさんより僕の方が愛しています。今まで20年を振り返って懐かしい思い出を話してみる時間になって、考えても、ずっとこられたのも奇跡だと思うし、諦めたりという考えがあった時期もあったけど、そのたび、もうちょっとがんばったら、今できないことができるんじゃないかと目指したから、こられたんじゃないか。1年1年を積み重ねてやってこられた。(みなさんが)怖い気持ちをつぶしてくれるから、どれだけ伝えてもみなさんの愛に応えるのは負けるけど…。これからも応えられる唯一のことは、いつまでも歌い続けることしかできない。今までの20年も感謝してるけど、40年を振り返ることができたらうれしい。会場が小さくなっても1人が残るまで歌い続けたい。やる気・希望・夢を見られるようにしてくれてありがとう」と、あふれるファンへの想いを伝えたジュンス。
20年間を共にしてきたファンと振り返るジュンスの思いを込めたステージで、その気持ちを受け止めたファンの顔も幸せそうだったのが印象的なファンミーティングだった。ファンにとって、笑いあり涙ありの感動あふれる至福の時間になったに違いない。
そして13年ぶりの日本語での新曲、20年の感謝の気持ちを込めたという『Red Diamond (Japanese ver.)』をぜひ聴いてもらいたい。

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