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2019年7月22日15時27分 月曜日 【レポ】サンドゥル(B1A4)ソロコンサート『2019 SANDEUL 1st CONCERT in JAPAN ~HIBIKI~』~不変のテーマは“慰め”と“癒し”、「ソロもB1A4も、いい歌で僕たちのBANAを幸せにしたい」(1/2)

B1A4のメインボーカル サンドゥルが約3年ぶりのソロカムバックとなった韓国2ndソロ・ミニアルバム『天気の良い日(날씨 좋은 날)』を引っさげ、日本では初となるソロコンサート『2019 SANDEUL 1st CONCERT in JAPAN ~HIBIKI~』を開催した。
当初は6月16日(日)大阪・Zepp Namba、6月19日(水)東京・Zepp Tokyoの2公演の予定だったが、7月27日(土)に東京・メルパルクホールでのアンコールコンサート開催が決定するほどの人気を博している。

6月19日(水)にZepp Tokyoで行われた東京公演では、開演前にマスコミ向けの囲み取材も行われた。(⇒囲み取材の様子はコチラ
公演中は最後の挨拶以外、全て日本語でこなし、時折単語や発音をBANAに尋ねたり、という、かわいい姿も見られた。

この公演の模様をお届けします!

【レポ】『2019 SANDEUL 1st CONCERT in JAPAN ~HIBIKI~』 at Zepp Tokyo(1/2)

いわゆるオープニングの映像ではなくサンドゥルのラジオDJ風の語りから始まるという、レギュラー番組を持つ現役ラジオDJサンドゥルならではの趣向を凝らしたオープニングに、BANA(B1A4のファン)も早速引き込まれていく。
「特に人の感性にそっと触れる心の響きは 時には悲しみや喜びになり 時には限りなく暖かい慰めになってくれることもあります」「僕サンドゥルも みなさんに心を込めた響きを伝えたいと思います」「今日この場所で響きを感じて 幸せな時間を過ごしていただけたらと思います」」と、今回のコンサートのタイトル“HIBIKI”(響き)をテーマに、きれいな日本語で語りかけると、自ら「サンドゥルの響き、最初に聴いていただく曲は『一緒に歩く道』です」と紹介すると、サンドゥルが登場。

生バンドの演奏で、優しいサンドゥルらしい曲『一緒に歩く道』を歌うと、会場もうっとり。
続いてもドラマ『内省的なボス』のOST『もう一歩だけ』で歌い上げ、力強い歌声を響かせる。

そしてひと息つくと、「みなさんこんにちは、あ、今、こんばんは。みなさんに幸せな響きを届けに来たサンドゥルです」と挨拶。
「ふふふふ、いつもこの瞬間が本当にドキドキします。一番ドキドキしますよ。聞こえますか?」と心臓を押さえながらも、何だかとってもうれしそうな笑顔を見せる。
オープニングのラジオDJ風の語りについては、「僕の心がみなさんにちゃんと伝わればうれしいです。うふふ」と話し、「僕の歌と話が、みなさんの胸に少しでも響きますようにと願いながら、今日も素敵なステージをお見せしたいと思います」と心に響く言葉を連発。

1曲目の『一緒に歩く道』については、「みなさんにオープニング曲として必ずお届けしたかった曲です」と話し、「次の曲は子供の頃の僕の話を歌った曲ですが、きっとみなさんの話でもあると思います」と紹介して『僕の幼い頃の話』へ。
ベンチに座り『僕の幼い頃の話』を歌うと、立ち上がり、続いても家族をテーマにした『家』で、どこか切なく懐かしい気持ちにさせる。
曲中、“釜山写真館”という写真館が映像に出てきたが、そのショーウインドーには、サンドゥルの幼い頃の写真がディスプレイされているという凝りよう。
歌い終わると、「みなさん、僕の故郷、どこかわかりますか?」とBANAに尋ね、会場のBANAから「釜山!」の声が上がると、“釜山写真館”に飾られていた写真の話題に。
サンドゥルが「(写真は)どうでしたか?」と尋ねると、会場からは「かわいい!」の声が上がったが、「かわいい?世界でいちばん?」と、ちょっとイタズラな笑顔で訊くサンドゥルに、再び「かわいい!」とBANA。
今度は会場から「今も!」という声が上がると、「今もかわいいですか?あ、今は?」とまたイタズラな笑顔で尋ねると、BANAは「カッコいい!」とサンドゥルと息ピッタリに回答。
「フー!!幸せ!!」と喜びの雄たけびを上げたサンドゥル、「僕は家族にありがとう、愛してると言うのが照れくさくて、あまり言えませんが、この歌でそういう気持ちを伝えることができればと思います。みなさんにとっても、この曲が僕と同じ意味を持つ曲になればと思います」と、心の内も明かした。

そして、続いての曲紹介では、「片思いの切ない心を歌った曲です」とサンドゥルが言った瞬間、BANAが「フ~!」とはやしたので、「早い(笑)」とサンドゥルも爆笑。しかしすぐに切り替えて、切なく『片思い』を歌い、続けて韓国のバラエティ番組『覆面歌謡』で披露したイム・ジェボムの『冬の手紙』、Iziの『Emergency Room』の2曲をダイナミックに壮大に熱唱。会場から絶賛を受けて、一旦ステージを後にした。

サンドゥルを待つ間、スクリーンではサンドゥルのインタビュー映像が。
BANAに対する気持ち、ソロアルバムに込めた思いを真摯に伝えた。
以下、抜粋。
・日本のBANAへ
頻繁にお会いすることができず、早いうちに新しいアルバムを持って来ることができず、申し訳ありません。でも本当に本当に真心を込めて僕たちのBANAたちを慰めて癒してあげられる歌を作ろうと努力しました。たくさんたくさん聴いて、たくさんの愛をお願いします。愛しています。
・初めてのソロコンサートでみなさんに見せたい姿
心地よい空間を作りたいです。
・バケットリスト3つ
ひとつ目はソロアルバム、ふたつ目はソロコンサート、(ふたつは叶えたので、最後に叶えたいことは)日本全国ツアーをソロでできたらうれしいですし…1位を獲ることも悪くないし、本当にたくさんあります。
・ボーカリストサンドゥルの魅力は?
僕が歌を歌いながら感動を伝えるために努力をたくさんしていて、その中から出てくる僕の姿、声、この全体的な感じを期待されているんではないかと思っています。
・新しいアルバムの準備で一番考えたことは?
どんな歌でも、まず率直に感情を乗せて伝えようと努力をすることが、僕の最大の長所ではないかと思います。最初のソロアルバムでは、焦っていて、入院するくらいコンディション管理ができていませんでした。なので今回は焦らずにゆっくりと落ち着いて、僕が準備したこの歌たちを完全な状態で聴いてもらえることを目標にしています。
・歌詞や曲で気を使うこと
曲ごとに違うと思いますが、シンプルにしたかったです。僕たちが日常生活をしていて、ただじっくり話をする時に、そこから慰めを受けることが多いじゃないですか。そのような部分を歌の中で感じてもらえればいいな、という思いがあって、ストレートに表現しようとしていたと思います。
・楽曲に変わらず持ち続けているテーマは?
常にこれだと思います。“慰め”と“癒し”。
曲を聴きながら、たくさんの方が慰めと癒しを受けられればいいな、という思いがたくさんありますが、その前から僕が歌う理由が何なのかについて悩みが多かったです。
でも、歌手という職業だから、そういうことができました。他の人が辛い時、歌で癒したり慰めたりすることができる職業じゃないですか。だから僕はこの職業でよかったです。ずっと変わらないと思います。癒しと慰めは僕がアルバムを出すたびにいつも含まれるんじゃないか、そのつもりです。
・最も心に残った歌詞
『맑은 공기 덕에 들이마신 큰 숨에 너를 저 파란 하늘로 덮는다』~『天気の良い日』より
(直訳:済んだ空気のおかげで吸い込んだ大きな息で君をあの青い空で覆う)
『괜찮아요 그대 천천히 걸어가도/괜찮아요 그냥 흘러가게 두세요/괜찮다면 내게 기대도 돼요』~『大丈夫』より
(直訳:大丈夫だよ、ゆっくり歩いても/大丈夫だよ、ただ流れて行ってください/よければ僕に寄りかかってもいいよ)
・新しいアルバムをひと言で表現
僕がお見せできるたくさんの部分を込めようと努力したし、これからもずっと発展してより良い姿をお見せしようと努力する、という抱負を込めたアルバムなので、“成長”と表現したいです。

(つづく)→次頁

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